【稲武町】瑞龍寺のシダレ桜は穴場的な桜スポット!期間中はライトアップ有り

瑞龍寺シダレ桜

愛知県豊田市稲武町にある瑞龍寺(ずいりょうじ)のシダレ桜を紹介。今回の奥三河の桜花見スポットは地元民の人には馴染みがある場所だと思いますが、他の地域の人だとおそらく知らない人も多い場所となっていて桜をみるのには穴場的なスポットとなっています。寺の敷地内に咲くシダレ桜は樹齢約400年以上の月日がたっている桜だけありかなりの迫力、寺と桜がコラボしている光景は風情あるときを過ごせる場所につき、奥三河の桜スポット巡りをする際におすすめです。

実は今回の奥三河の桜花見スポット巡りは事前に行く場所を決めていて、国道153号沿いにある道の駅「どんぐりの里いなぶ」に寄った時に観光案内所で見つけた稲武の桜まつり2019の貼り紙を見たことがはじまりです。稲武町の桜まつりは2箇所で開催されていて、一箇所は今回紹介する瑞龍寺、もう一箇所は大安寺というどちらも寺の中に咲くシダレ桜がまつり開催場所。自分的には設楽町の桜スポット周りが目的だったことから、奥三河には隠れた花見スポットがある事を知るも場所が全くわからなかった為、最初の目的地の設楽町「名倉川沿いのコヒガンザクラ」に向かいました。すると国道153号と国道257号が交わる「稲武町」の信号交差点の隅に「瑞龍寺のシダレザクラ」の看板が設置されている事に気づき、もしかすると近いのでは?と思ったのが行くきっかけです。

近かったら寄ってみようと思っていたものの、こんな近い所にあったとは驚きで、何度もダム巡りなどで通っている国道257号沿いの寺に桜スポットがあったとは知りませんでした。

瑞龍寺の場所「シダレ桜スポット」

アクセス 愛知県豊田市稲武町寺山周辺
駐車場 有り
その他情報 桜まつり期間中はライトアップ有り

指定日時にイベント有り

瑞龍寺の場所は国道257号「稲武町」信号交差点から岐阜方面側すぐにあり、国道153号「道の駅どんぐりの里いなぶ」から約3分くらいの距離にあります。アクセス的には国道沿いに位置しているので豊田市方面新城市方面ともに初めて行っても分かりやすいと思いました。マップのポイント位置が寺の場所で、国道257号沿いから少し入っているので道路沿いからは見にくいものの看板が設置してあるので大丈夫!

春まつり期間中はライトアップもあるので昼と夜に訪れて違いを感じるのも有りだと思います。

国道153号と国道257号が交わる「稲武町」信号交差点から50mくらい岐阜方面に行くと瑞龍寺の駐車場へと続く細い道があります。看板が設置されているのも良心的で、場所を全く知らなくても看板通りに進むと行く事ができました。ピンクの看板がとにかく目立ってわかりやすい!自分はこの看板がなかったら素通りしていたと思うので、桜スポットとして知らなくても看板があるだけで訪れる人に繋がると思います。

瑞龍寺の駐車場について

駐車場はそんなには広くないものの積めれば10台くらいはとめることができそうです。細い道から駐車場までは車1台しか通れないので、前から来るとバックをする事になるので注意は必要。

駐車場からのアングルが格別で、寺とシダレ桜の全体写真を撮るならここからがおすすめです。画角が広がるようにもう少し離れて撮れば良かったと後悔しましたが、寺と桜の光景は風情があり瑞龍寺ならではの景色は美しく感じました。

瑞龍寺のシダレザクラの様子

瑞龍寺の入口となる門の2階部分には鐘を備えていて、正面から見るとかなりの迫力があるのも特徴。

門の入口付近には瑞龍寺の事が書いてある看板が設置されていて、観光で来る人にもわかりやすい!寺というと一見敷居が高く入りづらいイメージがあるもののシダレ桜という見所があると観光で訪れやすいようにも感じます。

瑞龍寺シダレザクラのスペック

愛知県指定天然記念物

  • 植樹 正保元年(1644年頃)
  • 樹齢 約390年
  • 樹高 約8m
  • 幹回り 約3.4m

樹齢に関しては看板が設置した年だと予想され、他の年月が書いてある設置看板を見ると400年以上だと思われます。桜の木というと50年でも結構すごいと言われる中、4世紀も色々な時代を見て来た桜の木が山の中に!

門をくぐると目の前に現れるのが1本のシダレザクラで、瑞龍寺の敷地内には他にも品種の違う濃いピンク色の桜が1本あります。

こちらの平成15年度の看板だと樹高と幹回りスペックが門の入口付近にある看板とは少し異なっていて、今から16年という月日がたっているので樹齢は400年以上!一時は枯れそうになったものの、樹木医の指導で復活したパワーを感じるシダレザクラ。

千年以上たっているクスの木同様に太い枝には補強がされていて、いかに年月がたった桜の木は管理が大事なのかもわかります。

シダレザクラは枝から垂れ下がった桜の花が特徴で、ソメイヨシノなどの桜とは違うことから1本でも見ごたえは十分!角度によって違う表情が見れる事から、写真を撮るならそれぞれ別角度から撮ってみるといい絵が撮れると思います。

瑞龍寺のシダレザクラは春まつり期間中にライトアップ有り!昼と夜の桜の違いを体感できるのも良い点で、ライトは投光器2個と住職の家と思われる玄関付近にスポットライト1個が桜を照らすようになっています。設楽町などの花見スポットを回って暗くなったらまた戻ってくる見方もあるので、夜の桜を官能する場所として有りに感じます。

そして気になるのが見頃について!

瑞龍寺のシダレザクラ見頃について

瑞龍寺の桜の見頃については、街中の桜スポットが満開~散り始めの頃に訪れたところ一番いい見頃(8分~満開に近い状況)にシダレザクラを見る事ができました。奥三河にあたる豊田市稲武町は設楽町とも近い事から気温もほぼ同じくらいで、他の桜花見スポット同様にタイミングはかなり重要!山の中は街中とは気温が違うことから、開花が少し遅いと思われ桜まつりもその点から4月の中旬まで行われていると思われます。

開花見頃状況に関しては稲武町の観光公式でもある道の駅「どんぐりの里いなぶ」HPやSNSのフェイスブックでも確認できるので、それを見て訪れると一番いい時期にシダレザクラを官能できると思うので参考にしてみてください。おそらく見頃になると「稲武町」信号交差点の隅に瑞龍寺のシダレザクラと看板が出ているので、自分と同じようにたまたま通った時は訪れてみてはどうでしょうか。

瑞龍寺のシダレザクラを見た感想

今回は何の下調べもなく設楽町の桜スポットに行く際に偶然見かけた事から瑞龍寺に訪れてみましたが、これぞシダレザクラと風情ある寺のコラボが美しい景色を見る事ができました。普段知る事がない寺も桜スポットとして注目すると観光で訪れる人もいると思われ、奥三河も色々な場所があるのをつくづく知る事となりました。とにかく奥三河を知るのには道の駅に寄る事をおすすめで、休憩がてらに観光案内所によって見ると色々なスポットがわかります。

一年に一度咲く桜を見るのには奥三河も有りだと思うので、普段と違った桜景色を見たい場合は訪れてみてはどうでしょうか。

次の記事では設楽町川向にあるしだれ桃の里を紹介!桜とは花の品種が違う春に咲く花桃は花ビラが密集していてモコモコとしているのが特徴、設楽町の花スポットにもなっているので周る際に少し寄る場所としておすすめです。但し、見頃となるタイミングが少し桜スポットとは違っていたので注意も必要に感じた場所です。
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