windows11クリーンインストール方法を解説!古いPCでも無料で使える

windows11のメディアディスクを使ってOSをSSDにクリーンインストールしたので、どんな手順で作業したのかだけでなく11の初期設定についても解説してみたいと思います。

windows11にしたパソコンは、デルのデスクトップinspiron3250という2016年に発売された古い型のモデル。まだまだ戦えるパソコンにするためにHDDからSSDに交換したのがはじまりで、OSをクリーンインストールするのに使ったのがマクロソフト公式でダウンロードできるインストールメディアです。

必要な作業

  • windows11のインストールメディア作成

OSをクリーンインストールする前に必ず必要になるのがメディア作成、これはマイクロソフトが無料で提供しているダウンロードファイルで、メディアファイルを使う事によりwindows11にすることが可能。

デルのパソコンをHDDからSSDに交換記事

デルのデスクトップパソコンinspiron3250に内臓されているHDDをSSDに変更交換+windows10から11にOSをクリーンインストールした作業内容を解説。 ...

現状況はSSDの交換が終わって、OSなどは一切入っていない状態!インストールメディアの作成については、1つ前の記事で紹介していて、ダウンロードするメディアはUSBメモリかDVDどちらか選択できますが、記事ではDVDに入れています。

今回の作業を簡単に説明するとwindows11が入ったDVDのファイルを新規SSDにぶち込む内容。パソコンが苦手な人からすると難しそうな作業に見えますが、順番通りにやれば簡単な部類で、インストールメディアさえ作成してしまえば、後はブートメニューを少しいじるだけと待ち時間のほうが長い体感。11のシステム要件を満たしていない古いパソコンを使っていて、どうしてもwindows11にしたい場合は、参考にしてみてください。

記事ではデスクトップパソコンに元々入っていたwindows10のファイルなどを受け継ぐ方法(クローンソフト)ではなく、新規のパソコン状態にするクリーンインストール方法なので注意。また古いパソコンに11を入れる場合は最小システム要件を満たしていない場合が多く、インストールする際はマイクロソフト公式でも注意事項が書いてあるので、一通り目を通してから自己責任でお願いします。

windows11をクリーンインストール方法

windows11のインストールメディア作成からつくられたISOファイルが入ったDVD(ビデオ録画用4.7GB)を使って11インストール!

インストール手順

  1. DVDをドライブに入れる
  2. ブートメニューからドライブ起動
  3. windowsセットアップ

最初にパソコンのドライブにDVDを入れて開始。

ブートメニューからドライブを起動

ブートメニューは、パソコンのどのドライブから起動立ち上げるか選択できる設定メニュー、その画面を出すにはパソコンの電源を入れてすぐにキーボードの「F12」を連打するとこのようなブートメニュー設定画面に切り替わります。ブートメニュー設定は基本キーボードで操作選択!マウスは使う事ができません。

パソコンの機種によってはもしかするとメニュー画面が多少違うかもしれませんが、「UEFI OPTIONS」項目のCDROMにカーソルを合わせからENTERキーを押してCDドライブから起動。ドライブの起動順番を変えなくても手動で起動可能!

もし設定を変える場合はBIOS設定もブートメニュー設定も下手にいじると起動しなくなったり色々とめんどうなことになる可能性があるため、設定を変える前にスマホを使い画面を撮っておくことをおすすめします。

CDドライブから起動するとディスクが回る音がはじまり、画面が真っ黒の状態に「Press any key to boot from CD or DVD」文字が表示されます。この状態のときにENTERキーを押すとDVDファイルを読み込みセットアップ画面に切り替わります。

windowsセットアップ

windowsセットアップ画面に変わったら、特に変更することなくデフォルト状態で「次へ」ここからマウス使用可能。

今すぐインストールをクリック。

ライセンス条項の項目ではチェックをいれて次へクリック。

インストール種類の選択では、クリーンインストールのパソコンを新規の状態(SSDに元々何も入っていない状態)にするので、「windowsのみをインストール」をクリック。

インストール場所では、特にドライブを割り当てることなくそのままの状態で次へをクリック。ドライブの割り当てについてはCドライブDドライブなど後で変更可能。

インストールが開始され後は待つだけ!進行状況は画面下に表示され、セットアップ時間は約40分ほどかかりました。

windows11初期設定

自動で再起動の後に立ち上がるとwindows11の初期設定画面。日本を選び「はい」をクリック初期設定は続きます。

この時インストールは終了しているので、ドライブからDVDを出してOK!

デバイスに名前の項目では、パソコンの名前的な感じなので深く考えず名称決め、後で変更も可能です。

そして一番windows11で変わったのが、マイクロソフトのアカウントサインイン!今までのOSには必要がなかったマイクロソフトアカウントは11では必須項目、ない場合はここで作る必要があります。アカウントがない場合は「作成」から質問などを決め作りますが、全て紙などに書いて保存することをオレ的おすすめしていて、特に「PIN」はパソコンを起動させた際にログインに必要なので、めんどうでも重要です。

アカウント自体は時間もそんなにかからなく作成可能。

初期設定が終わるとメイン画面に切り替わり、windows10とは違う表示と操作方法に最初は戸惑うかもしれませんが、下のタスクバーはほぼ同じなので、左下のスタート画面を今まで使っていなかった場合はすぐに慣れる体感。

デフォルト状態では、パソコンを起動するたびにアカウントのログイン画面が表示され、PIN(暗証番号的な感じ)の打ち込みが必要になるものの、ローカルアカウントを作成してしまえばPIN入力不要のすぐにパソコンを使うこともできます。パソコンを自分だけしか使わない場合はそのへんを設定すると使いやすく、操作性についても色々改善されている箇所もあるので、個人的にはタスクバーを使いこなすことが慣れる秘訣かもしれません。

windowsアップデートは重要

インストールが無事に終了したら、更新プログラムのアップデートチェック!メイン画面の歯車マークの「設定」からwindowsアップデートをチェックでき、更新プログラムがある場合は、「いますぐインストール」をクリックすると開始されます。一通りアップデートをインストールしたら再起動、ふたたびアップデート項目を見て最新状態になったら終了。時間は約20分くらいかかりました。

OSライセンス認証

他にOSをインストールした時に見ておきたいのがwindows11のラインセンス認証、キーを入力することもなく自動で認証する仕組み。

windows11インストールに使った容量

OSをインストールするとローカルディスク容量から25.4GB使用、オレ的には今後のアップデートのことも考えてSSDを256GBにしていますが、ローカルディスクはまだ余裕があります。その点からもパソコンに画像や動画などファイルをどれだけ保存するかによってSSD容量を選ぶ必要があり、ネット閲覧や軽い作業などはこれで十分です。

こんな感じで、windows11のインストールメディアを作成して古いパソコンでも無料でwindows11をクリーンインストールすることができました。

windows11をSSDにインストールした感想

windows11のインストールメディアを作成してOSをクリーンインストールした内容を解説してみましたが、とにかくメディアファイルをDVDに入れてしまえば後は設定を選択する感じの簡単な作業となっていて、少し強引なインストールではあるものの、windows11の最小システム要件を満たしていないパソコンには有効な手段とも言えます。

そのwindows11の新OSは、通常だとwindows10のアップデート画面から進めますが、システム要件をみたしていない古いパソコンではそれが不可能!11が出始めた当時はCPUの要件がたしかインテル第8世代以上(今は表記が違う)だったことを考えると、古いパソコンを使っている人はOSをアップグレードできなく、新しくパソコンを購入するしかないのには、windowsを使う人に少し優しくないようにも感じました。

古いパソコンにSSD化は体感できる!

そしてパソコンにデフォルトで内臓されていたHDDをSSDにした感想は、起動に1分はかかっていた立ち上がり時間も約7秒とあきらかな時間短縮を体感。その点から古いパソコンを使っていてwindowsのメイン画面に切り替わる時間がかかる場合は、今回のSSD化を実施すると驚愕の進化を実感できると思うので、まだまだ戦えるパソコンにするのにはいいかもしれません。結果を見るとSSD化はオレ的に費用対効果抜群!

購入したSSD

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デスクトップパソコンのHDDをSSDに交換するにはSSD本体だけでなくサイズを3.5インチに変換するマウンタが必要です。そのサイズ変換マウンタは色んな種類があり放熱性を重視して金属製を選択。SSDの容量選択に関しては、使うパソコン用途によって違ってくるので、どんな使い方をするのか考えてから選択してはどうでしょうか。

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