SIMフリースマホ「MOTO e32s」をレビュー 6.5インチ大画面でコスパ良し

モトローラのSIMフリースマホ「MOTO e32s」を購入したので、どんなスペックなのか使った感想をレビュー的に伝えてみたいと思います。

最初に近年のSIMフリースマホ(格安スマホ)というと、6インチ以上の大画面のスマホが主流となっていて、カメラもダブル以上のトリプルカメラ(3眼)が搭載され装備も充実しているのに価格は3万円以内と抑えられてるのが特徴的。そのSIMフリー端末のメーカーは、一時期はトップクラスだったファーウェイ(グーグル問題)が低迷してから、Xiaomi・オウガジャパン・モトローラなど急に見慣れない海外メーカーが次々に新しいスマホを販売しているのが実情です。

そんな多数ある格安スマホの中でも今回自分がSIMフリー端末を新しく購入しようとした時に迷ったのがこのスマホ端末でした。

購入する時に迷ったSIMフリースマホ

MVNO(格安SIM)で販売しているSIMフリー端末の中でも予算3万円以内で厳選したのがこの4種類!現在は4GLTEだけでなく5Gにも対応している端末がある中で、何故MOTOe32sを選んだのかは、6.5インチ大画面の5000mAhの大容量バッテリー、2022年発売の最新OSアンドロイドバージョン12を搭載、最後の決め手は2万円以内という低価格に後押しされ決断。e32sは5g回線には対応していませんが、今現在5gの回線がどこまで普及しているかを考えると4g端末でもまだまだ使えると予想して選んでいます。

これからMOTO e32sを購入検討している人の為にも、できるだけ細かく解説してみるので、選ぶ際は参考にしてみてください。

MOTO e32sのスペック情報

MOTO e32sの付属品

  • スマホカバー
  • 簡易説明書
  • SIMトレー外しPIN

付属品は最低限という感じで、充電するACアダプターケーブルは入っていません。スマホ本体を傷から守るソフトカバーは付いていますが、画面フィルムは付属していない為、セットで傷から守る場合は、ダイソーの画面フィルム(100円)をおすすめします。フィルムに関しては最後に紹介。

MOTO e32sのスペック

本体大きさ 約164.0 x 74.9 x 8.5 mm
重量 185g
ディスプレイ画面 6.5インチ(縦に長い)

1,600×720 (HD+)解像度

CPU MediaTek Helio G37 オクタコア
メモリ ROM:64GB

RAM:4GB

周波数帯域 4GLTE:1/2/3/5/7/8/18/19

/20/26/28/38/40/41

3G:1/2/5/8

セキュリティ 顔・指紋認証
センサー 加速度計、近接センサー
カラー色 スレートグレイ/ ミスティシルバー
その他 バッテリー容量 5000mAh

SIMはディアル対応

Bluetooth5.0

充電方式 タイプC

メインカメラ トリプル

イヤホンマイクジャック3.5mm

2022年7月に発売されたMOTO e32sは、SIMフリー端末(ドコモ、au、ソフバン対応)の最新OSアンドロイドバージョン12を搭載したNEWスマホ。

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本体スペックはオレ的に重要な部分だけ表示して一部省いていますが、6.5インチの大画面、バッテリー容量5000mAh、メモリRAM4G、充電方式タイプCと最新格安スマホの中でも装備は比較的充実しているのが特徴。回線は5G非対応の4GLTE回線がメイン、wifiやテザリングが可能です。

スペックでは伝わらないスマホの重さに関しては、持ってみると若干ズシリとくるものの、画面サイズとバッテリー容量を考えるとむしろ軽いように感じ、本体は薄くてスタイリッシュ。

MOTO e32sの本体外観

MOTO e32s本体はミスティシルバーを選択、色的には普通のシルバーよりも少し水色かかっていて綺麗で高級感がある印象。

本体背面にはトリプルカメラ搭載。上部のマクロビジョンが200万画素、真ん中のメインが1600万画素、下部の深度センサー200万画素、画面ディスプレイのフロントカメラは800万画素、カメラ機能のポートレートを使えば背景をぼかした写真を撮ることも可能。カメラに関しては、ズームアップは×4倍、アイフォンのような広角機能は付いていません。

充電ケーブルのタイプCを挿す底部はマイクとスピーカーを搭載。イヤホン3.5mmジャックは上部左側に挿す方式の為、今まで下部分にイヤホンジャックがついていたスマホを使っていた人は、慣れるまで違和感があるかもしれません。

本体右面の上から音量大小、下に電源ボタン。電源ボタンは他にも指紋認証にもなっていて、スマホ本体を左手で持った時に中指がちょうど来る位置にボタンがあることから、セキュリティの認証にはベスト!

左面上部にSIMトレー配置。SIMは2枚入り、マイクロSDカードも搭載できます。アンドロイドスマホとアイフォンの一番の違いは、端末のストレージ以外にマイクロSDが使えるのが違いで、アンドロイドスマホの強みともいえます。

MOTO e32sはディアルSIM可能!

最近起きたauの通信障害からスマホ業界ではSIMが2枚入るタイプが話題になっていて、そのディアルSIMはスロットに1枚をドコモSIM、もう1枚をソフトバンクSIMなど2つの回線を1台のスマホで使うことができます。今まではどんな使い方をする人が2回線を使うのか疑問に思っていましたが、通信障害などの万が一に備えるとディアルSIM対応スマホは重宝します。

MOTO e32sの画面アプリについて

e32sの良さとも言える大画面は、アイフォン12と比べると6.5インチがいかに大きいのか画像でもわかり、画面は縦に長いのが特徴的。サイズ的にも横にもう少し長ければ7インチタブレットと見間違えるほどで、ブラウザやアプリを大きな画面で見たい人にはもってこい!

そして標準で入っているアプリも良く使うグーグルが中心、不要なアプリが入っていません。メーカーによってはスマホに不要な消せないアプリが入っているのが実情で、絶対に使わないようなアプリが入っているとストレージを圧迫したりと邪魔でしかありません。その点、e32sは自分が使うアプリだけインストールできる仕様の為、ストレージ容量64GBでも十分戦えそうです。オレ的には写真や動画はマイクロSDに保存、アプリなどは本体ストレージと使い分けています。

MOTO e32sのカメラ性能について

MOTO e32sの背面についているAIトリプルカメラ、一見するとめちゃくちゃ綺麗な画質・広角で画像が撮れるようにも見えますが、カメラ機能はズバ抜けて優れているかというと、そうでもなく、広角がない普通のカメラ性能という体感。これは動画も画像も同じで、まあ値段的なことを考えればしょうがないのかもしれません。

カメラ機能の1つナイトビジョンモード撮影では、アイフォンのように真っ暗な場所でも撮れる仕様ではなく、ある程度明るい場所でないと画像は撮れないので、過度な期待は禁物。カメラを起動して撮影している時はディスプレイ画面は若干粗い画質に写るものの、シャッターを押して画像を確認すると画質は普通に映っています。

ダイソーの画面保護フィルムが使える

そしてスマホを使う上でかかせない画面フィルム!100均のダイソーにはフリーカットで使えるスマホ用の汎用フィルムが売っていて、6.5インチ画面には大きさ「165×80mm」の物を購入すればコストを抑えることができます。

フィルムは台紙に合わせてスマホ画面サイズにカットして張り付けるだけ!注意点は貼り付ける面に線を引かないことで、「横6.9mm×縦15.3mm」くらいで画面に合わせる事が可能。横はカバーがある為ギリギリサイズ、縦は少し余分にとっても隙間があくくらいがちょうど良い感じでした。

張る前にホコリなどが付着していないのを確認してから張らないと空気が入る原因になるので、じっくりとゆっくり作業することをおすすめします。

フィルムを張ったタッチスクロールなどの感触は中々のもので、ガラスフィルムよりも薄い為か、感度が損なわれることはありません。これで純正のソフトカバーと画面フィルムで本体を傷からガードできます。

MOTO e32sを使った感想

今回はモトローラのMOTO e32sをレビューしてみましたが、3万円以下で購入できる格安スマホとしては、エントリーモデルの中でも十分使える体感で、タブレット的な6.5インチ画面で見るブラウザやグーグルマップは画面が通常のスマホよりも縦長の為かなり見やすく感じました。また何度も言う大画面は中々の画質で、フルHD解像度の高価なスマホには負けるものの、ディスプレイ解像度1600×720HD仕様でも動画を普通に見る分にはそこまで画質が荒いと感じることはありませんでした。

使っていて少し不満に感じたのは、ブラウザ閲覧のときに下にスクロールしていると少しカクツク感触があったのが微妙な所で、アイフォンのヌルヌルに慣れているせいかその辺が気になるものの、値段を考えると全然我慢できる許容範囲。

後画面の明るさを半分より上の明るさで使っていると若干バッテリーの減りが大画面の為か早く感じたので、その際はバッテリーセーバー(白色画面から黒色画面に変更する機能)をONにすると減りを抑えることができます。

そんなSIMフリースマホの評価はこんな感じ!

オレ的おすすめ度 ★★★★☆

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ゲームやカメラ重視のメイン端末というよりも、ブラウザ閲覧やちょっとしたアプリ使用のサブ端末にピッタリなMOTO e32s!ハイスペックスマホではないのでゲームには向いていませんが、普段使いのスマホとしては実用性あると思うので、デュアルSIMのフリー端末を選ぶ際は参考にしてみてください。オレ的にはとにかくこの値段でこれだけ使えれば十分な体感でした。

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