【心霊スポット】旧伊勢神トンネルの現在の様子を紹介!【豊田市】

愛知県の心霊スポットというと多数ありますが、一際有名な場所というと豊田市にある「旧伊勢神トンネル」!どうして心霊スポットとして有名になったかは、伊勢湾台風が関係しているという噂はあるものの本当のところは不明。自分も車免許を取り立ての頃に夜に何度か肝試しに行ったことがありますが、豊田市の山にあることから雰囲気はかなりあったのを覚えています。今回は昼間の旧伊勢神トンネルに行ってきたので、どういう場所なのか紹介します。

おそらく旧伊勢神トンネルに行く人の多くは怖いもの見たさで行く人がほとんどだと思いますが、夜行くと辺りは暗いためよくわかりません。そこで昼間の様子を伝えるのが今回の記事!これから行く人は参考にしてみてください。注意点としては、冬の寒い時期にいくと付近の道路が凍結している場所もあり冬用タイヤは必須な場所です。

旧伊勢神トンネルの場所と行き方

旧伊勢神トンネルは国道153号線から一本入った所にあり、新伊勢神トンネルからすぐの場所にあります。豊田市から長野方面に向かう途中にあり、香嵐渓からは約15分くらい!国道153号線は豊田市中心街付近から長野県まで繋がっているのでスキー場や観光地にいくのにも便利な道路。

旧伊勢神トンネルの行き方

【伊勢神トンネルの様子】

現役で使われているメインの伊勢神トンネル(新道)は国道153号線を長野方面に向かうとあります。国道153号線は愛知県と長野県を繋ぐ道路の為、交通量は比較的多く、新道の伊勢神トンネルといっても昭和35年に開通していることから結構古いトンネル。通ってみるとトンネル内の道路幅もそんなに広くなく、旧型のトンネルという印象を感じます。

手前にはドライブインが右手(愛知側から行くと)にあり、そこから旧伊勢神トンネルにアクセスできます。

ドライブインは今でもやっているのか分かりませんが、その隣にはトイレあり。ドライブイン伊勢神の看板はかなりいい味を出しているように見えました。廃墟好きな人やレトロ好きな人にはいい感じだと思います。付近には他にも立ち食いそば屋やお土産屋さんがあったようで、時代の変化を感じます。

【曲がる場所】

トンネル(伊勢神トンネル)の50mくらい手前に右折できる道路があるので、そこを右折します。目印は右手にドライブインと道路上にある電光看板。

右折した道は少し山道になっていて、道中は車線がなくクネクネ道もあることから運転には細心の注意!しばらく行くと、少し開けた場所に出ます。

上の画像は旧伊勢神トンネルの手前にある少し開けた場所、右に行ける道路があります。ここを直進すると旧伊勢神トンネル!

夜しか来たことがなかった為、ここで新たな発見をすることに!

少し開けた場所の左手には、看板と山に通じる昔の道がありました。「中馬の難所」と書いてあり読むと、馬車通行のため明治30年に作られた旧伊勢神トンネル!自動車の大型化によって新トンネルができたとのこと。現在は車があればトンネルを利用して愛知と長野を行き来できますが、昔はさぞ大変だったと思われます。

いよいよ「旧伊勢神トンネル」に!

旧伊勢神トンネルの様子と内部

【旧伊勢神トンネル入り口の様子】

こちらは豊田市側の入り口の様子で、トンネルというよりも自分的にはレトロな建造物に見えました。石造りのトンネルで現役で通れる場所も少ないと思うので、貴重な場所!

高さ制限が2、2m、普通車でも結構通ると狭く感じる(圧迫感がある)のでハマーなど大型車はやめたほうがいいと思います。

トンネル入り口の上には「伊勢賀美」と旧字体の右側から書いてありこれだけでも歴史を感じます。正式名称は「伊世賀美隧道」で石造りの為か、かなりしっかりとした造りにも見えました。

トンネル内部は途中で少し広くなっていて、LED電灯で照らされています。足元は砂利?が固められたような感じで、道路を舗装した感じではなかったです。中に入って感じた事は、撮影日は街中の気温が比較的暖かくてもトンネルに入ると、急激に冷たい風が長野方面から吹いてきました。むしろ寒い!外とは空気が全然違うという表現が正しいかも!

昼間だと怖さは全然ありませんが、内部に入ると心理的な感じと寒さの為か早く出たくなってきます。

内部の壁の石は補修跡もあり、塩ビパイプは比較的新しいようにも見えました。外見だけではなく、内面もかなり味のあるトンネル!

トンネルの中は遠近法の為か、ずっと続くような感じもしました。旧伊勢神トンネルの長さは308m、新伊勢神トンネル(国道153号)は約1240mからすると短いですが、昔はトンネルを掘るシールド機がなかったと思うのでどうやって掘ったのか興味はわきます。

【長野側の入り口の様子】

こちら側の入り口も石造りで、かなりいい感じの雰囲気(歴史的な建造物として)をかもし出していました。石造りのトンネルにコケの生え方から氷の張り具合といい、愛知側とは少し違う見え方をしていました。

愛知県側から長野側に出るとすぐ左手に家のような場所があります。夜に行った時は、確か何かあったなという感覚でしかありませんでしたが、ググッてみると旧伊勢神トンネル民家という単語が出てくる場所がここのようです。

ちなみにここからは工事をしている為、少しまわり道をすることになるので注意!愛知側は雪は全くなかったのに、長野側は道路に雪が残っていました。それだけトンネル1つ越えると気温の差があるのがわかります。

旧伊勢神トンネルに行って見た感想

新伊勢神トンネルが昭和35年にできてメイン道路(国道153号)となり、役目を終えた旧伊勢神トンネルの今現在は廃墟ではない(現役で通ることができる)もののかなりいい味を出していました。

夜だと心霊スポットという言葉が優先して確実に怖さを感じる旧伊勢神トンネル。でも昼間に行くと意外とトンネル自体の歴史的な雰囲気を感じることができる場所に思いました。石造りのトンネルはそうそう見れるものではなく、観光のついでに少し寄ってみるのもいいと思います。時代が移り変わるにつれてこういう場所も少なくなってきているので、かなり貴重な場所ではないかと思われます。

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