マスク作りの第2段としてキッチンペーパーを使ったプリーツマスクを作ってみたので、使用した材料作り方からつけ心地まで感想を含めて紹介してみたいと思います。4月になってもまだまだお店で品切れ状態が続いている不織布プリーツマスク!国内のあらゆる企業が量産体勢にうつっているものの、店頭に並んでいる様子はまだなく、全世帯に配られる布製マスク(通称アベノマスク)も今の所、記事作成時は自分の元には到着していません。
そんなマスク不足の中、最近では手作りでマスクを作る人が多くなっているのが現状で、不織布プリーツマスクが底をついてきたことから、第1段では型紙を使って布製立体マスクを作ってみました。
布製マスクを作ってみた記事
その第2段として、ネットで話題になっていた「キッチンペーパーを使ったマスク作り」にチャレンジしたのが今回の記事内容で、100均で有名なダイソーの物だけでプリーツマスクを作る事は可能となっていて、縫ったりせずに超簡単に作れることからも量産OK!マスクを作ろうと思っている人は参考にしてみてください。
いつマスク作るの?今でしょ!!
プリーツマスクの材料
キッチンペーパーマスクの材料
- キッチンペーパー
- 両面テープ(幅20mm)
- ゴムひも
- ラッピングタイ
プリーツマスクの材料は全部ダイソーの物でOK!キッチンペーパーは筒状の物とティシュ形状の物と分かれていますが、実際に両方作ってみた感想からいうと、ティシュ形状のキッチンペーパーのほうが丸まっていない分、作りやすかったです。箱型がおすすめ!
両面テープは幅20mmを使用していて、かなり前に購入した物なので少し黄ばんでいますが、新品で購入すれば白色でキッチンペーパーの色と同色です。そしてラッピングタイと呼ばれるラッピングする際に使うワイヤー状の物は、お菓子やパンなどの袋を結ぶ際に使うアレを代わりに使っていて、ダイソーのラッピングコーナーにも売っています。少しでも節約する場合は、お菓子やパン、または電化製品のコード結びに使われているワイヤーでもOK!
少し問題なのがヘア小物として扱われているゴムひも!今現在はマスクを作る人が多いのか品切れの可能性が高く、その代わりになるのがソフトゴムです。手芸コーナーにたくさんあったことから幅サイズ選択する事が可能で、耳のサイズに幅をカットして使えばOK。
材料はこんな感じとなっていて、これだけでプリーツマスクは作れることからコスパ最強!布マスクだと針糸を使って縫ったりするのに対してキッチンペーパーマスクは両面テープを貼り付けるだけとスキル不要で、使い捨てマスクにはもってこいの量産型になっています。
キッチンペーパープリーツマスクの作り方
最初にキッチンペーパー1枚を平置きして、大きさを調整する為に上下に20mmの両面テープを貼ります。貼っている面は顔に付く裏側。
使っているキッチンペーパーはティッシュ箱型形状のもので、丸まっていない分、平置きしてすぐに作る事が可能!量産には向いています。
両面テープの紙を上下剥がしたら、上側の鼻の部分にラッピングタイを中心に装着して折り返す感じで貼り付けます。下側はそのまま糊面を折り返すだけ。
鼻の位置に貼っているラッピングタイは約7cmくらいがおすすめで、これは市販の不織布マスクのノーズワイヤー代わりになることから、あるとなしではフィット感が全然変わってきます。
まさかこんな使い方をするとは思ってもみなかったラッピングタイ!固さ重視の場合は電化製品のコードを束ねているワイヤー状も使えます。
キッチンペーパーマスク作りの中では一番時間がかかるポイント!
表面にしてプリーツとなる部分を作ります。プリーツの作り方は、山を作るように折ったら1cmくらい下側中に折ると1つのプリーツが完成。これを3~4本目安に作りますが、最初は少しコツが分からないと思うので、市販品の不織布マスクのプリーツ部分を見て作るとコツがつかめます。
そして耳かけゴムひもを横に付ける為に裏面にしたら、左右それぞれ20mm両面テープを貼り付け、紙を剥がします。ゴムひもは糊面の少し横に置き、上下スライドできる状態にしたら左右貼り付け、ひもを結び、結び目を隠せば完成です。
耳かけ部分のゴムひもの長さは、少し長めにとっておけば後で切って調整は可能となっていて、フィット感を求めるなら少しゴムで押さえつけられるくらいにすると顔にジャストフィットします。
とにかくキッチンペーパーマスク作りは、両面テープを貼り付けプリーツを作るだけと簡単な事から、量産するには向いていて、時間的には初めて作っても約10分もあれば可能でした。
キッチンペーパーでマスクを作った感想
今回の自作マスクは、ダイソーに売っている物だけを使ってコスパ良く仕上げてみましたが、プリーツ型ということからも見た目的な仕上がりはかなり市販品の不織布マスクに近く、出来映えは中々に感じました。ただこれはあくまでも簡易マスク!どうしてもマスクが手に入らない場合のセキエチケットとして周りに唾などを飛散させないのには使えるものの、医療従事者が使っているようなN95マスクのように機能が優れているわけではないので、あくまでも簡易マスクという事を忘れないように注意したいところです。
顔に装着した感想をいうと、鼻のラッピングタイのおかげからフィット感はあり、プリーツが伸び縮みする点から口と鼻をしっかりと覆うことができます。少し難な点は、キッチンペーパーだと通気性がないので、不織布マスクや布マスクとは違い息がしづらいように感じました。
オレ的おすすめ度
★★★☆☆
オレ的にキッチンペーパーマスクは星3個!布マスクと比べてしまうと息がしづらい点からこのような評価になってしまいますが、作るスキルは不要で時間がかかることなく量産できるのはメリットの1つ、どうしてもマスクがない場合の簡易マスクとしては作ってみる価値はあると思いました。
この他にもネットでは布を使って色々な立体マスクなど自作で作っている人がいるので、家にいる時間が多くなった時の過ごし方としてマスク作ってみてはどうでしょうか。オレ的にはすでに市販品の不織布マスクが底を付いてきたので、自作マスクを用途にわけて使っていこうと思っています。