DELL inspiron3250のメモリ増設やり方を解説

DELLのデスクトップパソコンinspiron3250のメモリを4Gから8Gに増設スペックアップしてみたので、作業手順から注意点まで解説。

デルのinspiron3250は、2016年に発売されたインテルの第6世代CPUを搭載したスリムタワー型デスクトップパソコン!オレ的には値段のわりにwifiやBluetoothなどの細かな機能を標準で内蔵している点が良く、コンパクトな事からも置き場所に困らないのが売りと言っても過言ではない使える量産型モデルです。

その型番3250に搭載されているメモリは1枚の4Gが標準デフォルトとなっていて、最近のwindows10のデスクトップでは8Gが標準になっている事からも、まだ戦えるPCにする為にメモリ増設することにしてみました。

メモリ増設は一番手軽にパソコンのスペックを上げれる作業!ゲーミングPCなどの使い方をする場合は別ですが、普通にちょっとした作業をPCでするにはメモリ容量を8Gの倍にするだけでも体感できるので、スペックアップしたい人は参考にしてみてください。

DELLのデスクトップPCは低スペックなものを購入してしまっても後からパーツ交換をすることで高スペックPCにすることも可能。CPU交換は少し知識がいりハードルが高くなりますが、メモリ増設やグラボ搭載は比較的簡単な部類になっています。

Inspiron3250のメモリについて

メモリ増設する前の標準で搭載されているメモリ容量は4G、マザーボードに搭載できるメモリ枚数は2枚なことから、8Gにする場合はもう1枚同じ規格のメモリを用意する必要があります。もう少し容量を増やしたい場合は、8Gメモリを2枚用意すれば16Gにすることも可能ですが、オレ的には搭載されているCPU次第と言う感じで、この3250には第6世代のi3-6100な為、そこまでPCに負荷をかけない使い方の8G仕様。

メモリ増設する際に一番重要なのがメモリの規格!これを間違ってしまうとエラーなど出てPCが起動しないので、メモリの規格を合わせる事は特に注意が必要です。メモリを選ぶ際に間違いない方法は、今現在装着されているメモリを一度外して規格を確認してから同じメーカーを選ぶのが無難で、デフォルトで搭載されていた「1R×8 PC3L-12800U」の同じメーカーの規格メモリを選択。

一見するとマザーボードにメモリが挿されば使えるようにも思いますが、規格が違うと認識しなく、昔新品で購入したメモリが規格メーカー違いで使えなかった事から、増設する時には特に規格数字に気をつけるようになりました。またメーカーを合わせるのは相性などもある為、自分がメモリ増設する場合は規格とメーカー合わせる事を心掛けています。

さっそく作業方法を解説しますが、3250の作業難易度はこんな感じ!

メモリ増設の難易度 ★★☆☆☆

3250のメモリ増設は比較的簡単な部類になるものの、大型タワー型のデスクトップPCなどに比べると少しパーツ類をずれす必要があり、適当にやるとマザーボード類を破損する場合もあるので、慎重な作業が必要です。

特に冬作業する場合は静電気に注意!オレ的にはPCの内部を開ける場合は必ずゴム手袋をしていて、服もシャカシャカジャージやセーターなど静電気が起こりやすい服は着ません。

inspiron3250のメモリ増設作業

作業時間は20分もあれば可能!最初にパソコンの中にアプローチする為にカバーを外しますが、カバーは+ネジ2本でとまっていて、ネジを外したら後ろに少しスライドさせると上に取る事ができます。

カバーを外したらメモリの位置を確認!3250のメモリ位置はCPUファンとハードディスクの下付近(赤囲い部分)にある為、ハードディスクとドライブをセットでずらす必要があり、前面パネルを外します。前面パネルは3つのツメ(黄色の丸部分)でひっかけ取り付けられているので、ツメを折らないように慎重に外します。

HDDとドライブは、メモリ増設する際に全部とってもいいですが、ずらすほうが簡単で、+ネジを2つ外しHDDに繋がっている配線を外します。作業とは別ですが、一度も掃除をしていないPC内部はホコリだらけの場合もある為、麺棒や掃除機を用意してこういう時にPC内部を掃除するのも有りです。

CPUファンの上付近(赤丸部分)にHDDとドライブセットをとめるツメがあるので、押すとずらすことが可能。

作業スペースは少し狭いものの、これでメモリにアクセスできます。メモリは白いツメでロックする方式、装着する場合はロックを解除。

メモリが合っているのを確認して2枚装着。メモリを挿す時は溝の方向位置を合わせてマザーボードに並行になるように押さえて、左右どちらか側からツメロックをすると簡単にはまりロックできます。注意点は強い力でメモリをマザーボードに押し付けるとマザボの破損原因になるため、挿す時は方向が間違ってないか確認するのは重要です。

メモリ取り付け出来たら後は元に戻すだけ!外した順番に取り付けていきますが、HDDのハーネスを忘れないよう注意。初めて作業するときは、位置関係を忘れない為にも外す前にスマホで画像を撮っておくのをおすすめで、ミスがなくなり最終確認もできます。

メモリ増設できたらPCを起動させスペックを確認!設定など不要でメモリを認識してくれます。

メモリ増設した感想

今回はDELLのinspiron3250スリムタワー型デスクトップPCに内臓されているデフォルトメモリを4Gから8Gに増設してみましたが、コンパクトサイズの3250だけに少し作業をしないとメモリにアクセスできないものの、比較的簡単に作業できるのは伝わったのではないでしょうか。とにかくメモリ容量をアップすることにより、最低限のスペックを満たせれるのは増設ならではで、CPUを交換した時のような別物PCを触ったような体感はそこまでありませんが、コスパ良くスペックアップできるのでやってみる価値はあると思います。

3250のスペックアップ内容

  • メモリ増設
  • CPU交換
  • グラボ装着

型番3250に限らずDELLのPCは純正で購入する時にCPUスペックを選ぶことができるのも特徴、その点からスペックアップ3つをあげてみましたが、3250は第6世代のi5-6400番~を搭載可能。CPU交換は少し知識とアイテムが要る為、ハードル難易度はあがるもののセルロンやi3から交換すると圧倒的な違いを体感でき、PCの用途が広がります。またグラボもロープロ省電力設計の物が装着可能で、ゲーミングPCのような補助電源が必要な物は無理ですが、いちようグラボも装着できる設計。ただヘタに低スペのグラボをのせると純正のグラフィックよりも性能が落ちる可能性がある為、選ぶ際は色々と調べたほうがいいかもしれません。

こんな感じでミニタワー型でもまだまだ戦えるPCにする事は可能なので、スペック不足を感じた際は参考にしてみてください。

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