iPhoneにTASCAMオーディオインターフェースを使う方法!動画撮りや生配信に使える

iPhoneにオーディオインターフェース(TASCAM/US32)を繋ぎ、コンデンサーマイクAT2020を使ってみたので、どういうアイテムが必要なのか用途についても解説してみたいと思います。

iPhoneにオーディオインターフェースを使う用途

  • カメラ動画録りの外部マイク
  • 生配信の外部マイク
  • リバーブエフェクトが使える

用途としては外部マイクが使えるのが一番のメリット!iPhoneの本体マイクも比較的音質が良いとされていますが、オーディオインターフェースをiPhoneに繋ぐことで、音質が格段にアップする「ダイナミックマイクやコンデンサーマイク」が使用可能になります。特にライブ配信をiPhoneだけでする人に向いていて、その他にもiPhone本体のカメラを使って動画を撮る人には、外部マイク入力できるメリットがあるので、用途はマイク音質重視と言っても過言ではありません。

そしてオーディオインターフェースを繋ぐ際に重要なカメラアダプター!

iPhoneカメラアダプターの使い方

iPhoneに入っている画像データをパソコンを使わずにUSBメモリに保存するカメラアダプターの使い方を紹介! iPhoneの画像動画はストレージ保存 iPhon...

iPhoneでオーディオインターフェースを使う際に必要になるのがアップル純正のUSBカメラアダプターで、これがないとiPhoneに外部機器を認識しなく、アマゾンで購入する際は類似品が多数あるので注意が必要です。

これからiPhoneだけを使って動画録りやライブ配信の際にオーディオインターフェースを繋げて使用する人の為にも、配線の繋ぎ方など詳しく解説してみるので、参考にしてみてください。

自分が使っているオーディオインターフェースは、TASCAMのUS-32という生配信に特化した物、iPhoneだけの場合は少しできることに制限されるものの、魅力的なのが値段の安さで、パソコンを持っていると効果音やボイスエフェクト、リバーブなど細かな設定ができます。

用意するアイテム

オーディオインターフェースを繋げる配線は少し多いことから、わかりやすくするためにも本体側とマイク側で分けて解説。

  • TASCAM US-32オーディオインターフェース本体
  • 純正の本体USB電源ケーブル
  • ACアダプター
  • マイクロUSBケーブル(アンドロイドスマホ旧配線)

オーディオインターフェースのMiNiSTUDIO PERSONAL US-32には、USB電源配線がついているので、本体側で用意する物は、電源供給で必要になるACアダプターとマイクロUSBケーブル。

  • コンデンサーマイク(ダイナミックマイクでも可能)
  • アップル純正USBカメラアダプター
  • XLRケーブル
  • 固定する三脚スタンドなど

マイク側のコンデンサーマイクは、オーディオテクニカの歌ってみた入門用AT2020を使っていますが、ダイナミックマイクでも可能。またタスカムのUS-32には本体にコンデンサーマイクを内蔵している為、外部マイクはなくても使用できます。XLRケーブルは本体とマイクを繋げる用で、スマホやマイクを固定する三脚については、スマホを固定する三脚、マイクを固定するスタンドと使い方によって違ってくると思うので、各自揃えるのも有りです。ちなみにスマホ三脚はダイソーのもの!マイクは机に取り付ける伸縮自在のスタンドを使っています。

重要なカメラアダプターは、電源供給できるアップル純正のライトニングUSB3カメラアダプターを使用。

TASCAMのオーディオインターフェースUS-32について

iPhoneに繋げるオーディオインターフェースはTASCAMの「MiNiSTUDIO PERSONAL US-32」で試していますが、他にもアマゾンで人気になっているヤマハのAG03などもあります。オレ的にTASCAMのUS32を推しているのは、値段と性能の良さからで、パソコンで使う際だとヤマハのAG03よりも機能が多い事から、コスパ最強のオーディオインターフェース!

画像の本体を少し解説すると、黄色四角部分のエフェクトはボタン1つで登録してあるボイスに変更可能。リバーブも登録してある音響に調整つまみを回すだけで可能。赤色四角部分のマイク選択では、青色四角部分の内臓コンデンサーマイク、外部ダイナミックマイク、外部コンデンサーマイクと変更することで使えます。とにかくわかりやすい設計!

iPhoneだけで使う際の機能制限は、効果音(PONボタン)が使えないなどあるものの、物理ボタンが少ない点は直感的に操作がしやすいメリットもあります。

パソコンを持っていれば設定が簡単にできるのも魅力的、リバーブは6種類、ボイスエフェクトは6種類とさまざまなボイスチェンジができ、エコー的な音響をかけたり、キッズの声やモザイク映像の声(犯罪者的な声)も可能となっているので、パソコンがあると色々と設定ができ幅が広がります。

そしてTASCAM公式ではiPhoneでの配信アプリ対応として、ニコ生、ツイキャス、ショールームなどと記載されているので、高音質の放送用機器としてライブ配信に適しているのが伺えます。

アマゾンでTASCAM US-32を見る

iPhoneにオーディオインターフェースの繋げ方

本体裏側に純正USBケーブルを繋げ、電源供給用のマイクロUSBケーブル(ACアダプターはコンセント)を繋げれば本体側は完了。オーディオインターフェース裏にはオンオフスイッチがあるので、起動しない時はこの辺を見ると解決するかもしれません。

意外と重要なのが繋げる順番!

  1. iPhoneにカメラアダプターを接続
  2. 本体のUSBケーブルをカメラアダプターに接続
  3. 電源供給用のACアダプターをコンセントに挿す

意外と重要なのが最初にカメラアダプターをiPhoneに接続することで、一見順番はそれほど関係ないようにも見えますが、これを先にやらないとiPhoneが認識しない事もあるので注意が必要です。

iPhoneがカメラアダプターを認識すると設定→「一般」→「情報」からUSB機器として認識しているのを確認できます。逆にこの項目が出ない時は、認識していないので、配線の抜き差しをすると解決できるかもしれません。

内臓マイクですぐに使える!

US32の特徴でもある本体内蔵マイクは、本体後ろのスイッチをONの状態にすると電源が入るので、マイク選択を本体内蔵コンデンサーマイクにすれば放送やカメラ動画撮りとしてすぐに使えます。ただここで忘れがちなのが「ONAIR」ボタン、押すと赤色に点灯する仕組みになっていて、ここを押さないと声が入らない仕様です。ミュート機能も兼ね備えていることから、万が一のライブ配信中に選挙カーや母親などから名前を呼ばれそうな時の身バレ用としても活躍してくれるので、すぐに押せれるような位置に本体を置いておくのは必要なことかもしれません。

コンデンサーマイクの繋げ方

コンデンサーマイクをオーディオインターフェースに繋げるときは、一度本体の電源をOFFに切っている状態で、XLRケーブルを繋ぎ、マイク選択のファンタム電源用コンデンサーマイクの位置に合わせてから使います。

どんな声なのか聞きたい時は、画像の青色丸部分のイヤホンピンジャック端子にイヤホンを挿せば、自分の声を聞くことが可能。音楽などとミックスする時にどのくらいの音量なのかテストする時にも使え、エフェクトで音声の変化も体感できます。

こんな感じで一通り解説してみましたが、iPhoneでオーディオインターフェースを使う際は、配線が多いことから取り回しをいかにするかで使いやすさが変わってくるように感じました。アプリのカメラを使っての動画撮り、ライブ生配信など用途に合わせて使ってみてはどうでしょうか。

iPhoneでオーディオインターフェースを使用する際のアイテムまとめ

アマゾンでTASCAM US-32を見る

アマゾンでAT2020コンデンサーマイクを見る

アマゾンで純正カメラアダプターを見る

主に必要になるのがこの3点!オーディオインターフェースのTASCAMのUS-32についてはライブ配信音声用としておすすめで、とにかくパソコンと併用すれば機能満載のコスパが良い商品。他にもオーディオインターフェースと言うと「ヤマハAG03」などがありますが、比べてもわかるように値段が明らかに違っていて、入門用としては同格の性能なのに少しハードル(値段的な意味)が高いようにも感じます。

またコンデンサーマイクのオーディオテクニカAT2020は歌ってみたの入門用として人気がある商品で、よく音を拾うだけでなく音質もアップと値段だけのことはある高音質を実現できる外部マイク!ポップガードを装備すると息継ぎや唾などの音を消せる為、一緒に使うのをおすすめします。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク