格安SIM通信速度比較・mineoとイオンモバイル【2017年5月】

毎月恒例になっている格安simのmineo(ドコモプラン、auプラン)とイオンモバイル(タイプ1、タイプ2)の回線速度の2017年5月版の比較の記事です。最近では、広告などで格安sim(MVNO)を知った人も増えてきていると思いますが、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から乗り換える際に不安になる普通に使えるのかという疑問に少しでも答えれたらと思っています。自分もキャリアから乗り換える際に最初は、電話とネット閲覧など普通に使えるのか?普通に使えたら電話代が半分以下になるので色々と調べていました。そこで、重要になってくるネット閲覧の回線速度!色々と参考になるサイトを見てから乗り換えましたが、今の所格安simにして電話代が安くなりメリットしかない状態です。

5月の月末に回線速度を計ってみたので、mineoとイオンモバイルが気になる人は参考にしてみてください。

※通信速度は場所や時間帯、回線の会社で変わるので参考程度に見てください。

格安simの測定場所と時間帯、測定スマホなど

測定場所 愛知県豊橋市内某場所
測定時間帯 夕方18時・夜22時
測定アプリ OOKLA SPEED TEST
測定sim
  • mineo(ドコモプラン・auプラン)
  • イオンモバイル(タイプ1・タイプ2)
測定スマホ
  • Huawei P8lite(mineoドコモプラン)
  • GALAXY Note 3 SCL22(mineo auプラン)
  • arp AS01M(イオンモバイル タイプ1)
  • ASUS ZenfoneGo(イオンモバイル タイプ2)

※mineoには新しくできたプレミアムコースというプランがありますが、普通の回線を使用。

毎月測定する時間帯は微妙に変えていて、5月は18時と22時という比較的スマホ利用が多そうな時間帯です。格安simの回線速度は利用者が多い時間帯ほど回線速度が落ちる傾向にあり、自分的には昼の時間帯が一番回線速度が出ないと実感しています。

回線速度の測定はそれぞれ2回で、mineoに関しては低速回線の速度も計りました。

mineo回線速度(ドコモプラン・auプラン)比較

上の画像は左側がmineo、auプランのギャラクシー、右側がドコモプランのHuaweiのスマホを使用。回線は通常の4G・LTE

18時の速度測定結果(単位:Mbps)

ドコモプラン PING 下り 上り
1回目 137 3.00 13.04
2回目 116 2.75 8.36
auプラン PING 下り 上り
1回目 85 2.51 6.73
2回目 92 1.55 5.47

22時の速度測定結果(単位:Mbps)

ドコモプラン PING 下り 上り
1回目 89 12.82 13.15
2回目 99 49.22 16.47
auプラン PING 下り 上り
1回目 56 27.24 4.85
2回目 62 28.37 4.81

※ダウンロードを下り、アップロードを上りと表記しています。

mineo低速回線の速度結果

mineoにはデータ容量を節約できるアプリ(mineoスイッチ)があり、現在のデータ容量を見れてボタン一つでデータを節約できるので非常に便利です。データ節約時は、回線速度が制限(低速)されますが残り容量が減る事なく使えるのでかなりお得!自分の経験上だと低速回線でできることは、ツイッター、ラインなどができ、ネット閲覧でも画像などがないと比較的スムーズに見れます。

18時の低速回線測定結果(単位:Mbps)

ドコモプラン PING 下り 上り
1回目 115 0.23 0.11
2回目 115 0.18 0.18
auプラン PING 下り 上り
1回目 86 0.20 0.25
2回目 87 0.18 0.05

22時の低速回線測定結果(単位:Mbps)

ドコモプラン PING 下り 上り
1回目 99 0.20 0.18
2回目 89 0.21 0.27
auプラン PING 下り 上り
1回目 49 0.16 0.26
2回目 58 0.15 0.01

mineo測定結果まとめ(2017年5月)

PING値が少し気になりますが、mineoドコモプランのほうが回線速度は出ていて安定しているようにも見えます。auプランはドコモプランに比べると数字は出ていませんが、ネット閲覧などスマホを使用するのに普通に使えます。

auプランは、自分がそうでしたがauキャリアのスマホを持っていて格安simに乗り換える時にsim会社(MVNO)があまり選べないので注意は必要です。mineo公式ホームページを見ると、お得なキャンペーンなどをやっていて、様々なサービスもあるので自分的にはかなりおすすめで、初めての人にもホームページを見るとわかりやすく、動作確認端末が記載されています。



イオンモバイル回線速度(タイプ1・タイプ2)比較

上の画像は左がイオンモバイルタイプ1のarp、右がタイプ2のASUSのスマホを使用。回線は通常の4Gで測定し、低速回線の測定はなしです。

18時の速度測定結果(単位:Mbps)

タイプ1 PING 下り 上り
1回目 130 1.60 10.06
2回目 136 1.64 9.09
タイプ2 PING 下り 上り
1回目 47 3.30 16.93
2回目 56 10.04 16.25

22時の速度測定結果(単位:Mbps)

タイプ1 PING 下り 上り
1回目 116 3.41 11.99
2回目 114 4.21 5.28
タイプ2 PING 下り 上り
1回目 28 6.12 11.67
2回目 36 5.06 14.891

イオンモバイル測定結果まとめ(2017年5月)

先月の結果と同様に、新しくできたタイプ2のプランのほうが、数字が出ていてPING値も大きく違うように見えます。もしかしたらまだできたばかりのプランなので契約者が少ない?今がチャンス!?mineoの測定結果では、下りのほうが数字は高いのに比べて、イオンモバイルは上りのほうが数字が高く違いがあります。違いはあるものの、スマホを使用する際に普通にイオンモバイルも使えて電話、ネット閲覧も何不自由なくできます。自分がイオンモバイルがいいと思う点は、プランが豊富な所!自分が月にどれくらいデータ容量を使うか目安がわかれば合わせられると思います。またイオン店舗で契約できるので、直接店に出向いてその日にSIMをもらえる点がいいと思いました。

これから格安simに乗り換えを検討している人に少しでも役にたてばと思うので、参考にしてみてください。来月はまた豊橋市内の街中で測定してみようと思っています。

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