玄倉川ダムで見れるユーシンブルーを徹底解説!神奈川絶景秘境スポット

玄倉川ユーシンブルー

玄倉川ユーシン渓谷の「ユーシンブルー」を見るためにハイキングを兼ねて神奈川県奥地まで行ってきたので、どんなコース内容なのか注意点を含めて紹介してみたいと思います。

ユーシンブルーとは何か?

ユーシンブルーとは、神奈川と静岡の県境付近にある丹沢湖に繋がる玄倉川(くろくらかわ)の上流部分ユーシン渓谷付近で見られる川の色の通称で、特に色濃く見れる玄倉ダムゲート付近では、ユーシンブルーが風景とマッチして綺麗なことから写真映えスポットにもなっている川色がメインの場所。

そのユーシンブルーは秋に訪れると紅葉とコラボした様子が美しく、春夏とはまた違ったロケーションを見せてくれることからも知る人が知る紅葉スポットにもなっています。

玄倉川はあの水難事故の場所!

その玄倉川というとネットで話題になった13人が亡くなった水難事故の現場!もしかするとユーシンブルーよりも「DQNの川流れ」の方がピンと来るかもしれませんが、実際に行って見ると普段は穏やかな川でまさかこんな場所であんな事が起きたとは信じられない体感。大雨が降って増水すると川がいかに怖いかを知る事にもなり、そんな場所の上流部分で綺麗な光景が見れるとは想像もつきませんでした。

記事では川流れのほうでなく写真映えスポットのユーシンブルーがメイン!訪れるタイミングによっては神秘的な光景が見れない場所につき、自分なりにまとめた事を含めてリアル解説してみるので、遠方から訪れる際は参考にしてみてください。

撮影スポットでもある玄倉ダムのユーシンブルーは、川をせき止めるゲートが開くと見ることができなく、事前にネットやXのオレ調べでは10人に1人が見れない調査結果。その点から訪れる前日付近のX調べは必須で、1時間以上歩いて行っても見れなかったということにならない為にもタイミングはかなり重要です。

ユーシン渓谷玄倉川の詳細

場所 神奈川県足柄上郡山北町玄倉
駐車場 無料観光用完備
トイレ 駐車場の隣商店横に完備
その他 商店に飲み物自販機有り

徒歩でしかいけない

ユーシンブルーが見れる玄倉川は神奈川県でも奥地に位置する丹沢湖が目印で、湖沿いの県道710号線沿いにマップポイントの観光用無料駐車場があります。場所的には山奥に感じますが、国道246号→県道76号→県道710号のナビ通りに行って見た所、山道でも比較的走りやすく初めてでも分かりやすい印象。

玄倉ダムのコース道のりは玄倉川上流にそって続く林道があり、一般の観光客は徒歩でしかいくことができないので注意!林道は許可がない者は車や自転車などの車両で通ることができません。

玄倉ダムまでの徒歩時間

  • 駐車場から玄倉第1発電所まで約10分
  • 第1発電所から玄倉ダムまで約1時間20分
  • ダムから玄倉第2発電所まで約5分

無料駐車場からユーシンブルーが見れる玄倉ダムまでは約1時間半くらいの道のり、記事作成現在は玄倉第2発電所付近まで行く事が可能ですが、それ以上先は徒歩でも通行禁止になっています。

現地の周辺マップで説明すると赤色丸部分が駐車場の位置、そこから玄倉川沿いの林道をひたすら進む迷うこともない簡単なハイキングコース内容。黄色丸部分は最後で紹介するダムカードの配布場所を示しています。

【無料駐車場の様子】

無料駐車場は道路に案内板もあり初めてでも分かりやすく、約100台くらいとめられそうな砂利のスペース。

【商店横のトイレ】

駐車場向かいの商店隣に綺麗なトイレ完備。飲み物自販機もあるので、ここで装備を整えるのも有りです。

玄倉川ダムまでハイキング

駐車場から道路に出て橋を渡れば後は川沿いに林道を登っていくだけ!自分は登山アプリを使用して登山をするフル装備でハイキングスタートしましたが、玄倉ダムまでほぼ1本道のコースなのでマップは現在地を確認するくらいの使用。そんなハイキングにおすすめする持ち物がこんな感じです。

オレ的おすすめ装備持ち物

  • 歩きやすい運動靴
  • 動きやすい服装
  • 軽装リュック
  • 明るいライト
  • 飲み物タオルなど

服装は訪れる季節にもよりますが夏でも街中とそんなに変わらない気温につき、通気性の良い動きやすい服装タオルが必要で、ハイカットの登山靴よりも運動靴のような履き慣れた滑らない靴がおすすめ!また真っ暗なトンネルを進むので明るいライトは絶対に必須です。

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【横に民家が立ち並ぶ最初のゲート】

丹沢湖と玄倉川が合流するゲート付近からハイキングスタート

林道は途中にある採石場まで大型ダンプが通れる道なので幅も広く歩きやすく、道中でも普通の水の色と違うのを確認できます。

約10分くらいのすぐに玄倉第1発電所に到着。今回はユーシンブルーを見るだけでなくダムカードもゲットする予定だったので、事前情報で調べたカード条件でもある第1発電所をバックにスマホで顔アップの自撮り。オレ調べではユーシンの景色を見たり写真を撮る人が多いものの、玄倉ダムカードをもらう人が少ないように見えたので、こういう機会にゲットするのも有りです。

帰ろうとした電光掲示板

そして訪れる前から気にしていた発電所の電光板!実はオレ調べでは玄倉ダムのゲートが開放されユーシンブルーを見れなかった人が撮った写真に「ダム放流中」の電光板が必ず写っていて、晴れが続いているこの日を千載一隅のチャンスと狙ってきたのにまさかの表示に愕然状態・・・10人に1人が見れない確立(※オレ調べ)に当てはまったのかとショックを受けることになりましたが、とりあえず上流がどうなっているのかDQNの川流れ現場のだいたいの位置も調べていたため目的の玄倉ダムまで行こうと決意しました。

玄倉川水難事故現場

あの伝説の水難事故現場はオレ調べによると第1発電所の少し上流部分と導きだしていて、立間堰堤から上流の河川敷。なんで一般車がこの林道を通れなくなったか考えるとこの事故が影響していると推測でき、ここでキャンプやBBQなどができないのも同じような水難悲劇が起きないよう予防対策かもしれません。

玄倉川に実際いってみるとどこも河川敷に降りれないよう対策されていて、現場付近の林道から河川敷に降りる枝分かれした道が存在していましたが、入り口に巨大な岩が置かれ進めないようになっていました。

第2ゲートでは完全に徒歩でしかいけない状態、風景ロケーションも自然度数が高く秘境度も増していきます。

1時間くらいすると林道も少し傾斜がつき足にジワジワ来るハイキングコース、その先に現れるのが1つ目のトンネル!玄倉ダムまでは3つのトンネルがあり、2つ目のトンネルが例の真っ暗な場所。

2つ目のトンネルはライト必須

2つ目のトンネル名称は「新靑崩随道」、約200mくらいの真っ暗な舗装道をを進む事になり、ライトがないと足元が全く分からない為危ない場所。今回の為に強力に発光する充電式コンパクトLED投光器を持参、スマホを充電することも可能でトンネル内も余裕で照らしてくれます。

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青崩というと長野県の最大の難所とも呼ばれる「青崩峠」が有名ですが、付近は岩盤が弱いのか崖崩れが多く風景的にどことなく似ている体感。

3つ目のトンネルも先が見えるものの少し長くライトは必要で、トンネルを抜けるといきなり圧倒的な渓谷の風景が飛び込んできます。

玄倉ダムの絶景ユーシンブルー

トンネルを抜けて少し進むと玄倉ダムに到着。ここでまさかのゲートが閉まっているのを確認!「ダム放流中の表示」からダムに溜まったユーシンブルーを見れないものだと思っていたので、一気にテンションは元に戻り、1時間半歩いてきた疲れも吹き飛びました。

撮影スポットになっているユーシンブルーの景色

玄倉ダムのゲートが閉まっている時しか見れない水面は、エメラルドグリーン+サファイアブルーをミックスしたような印象。一見すると静岡県の観光スポットにもなっている「寸又峡の夢のつり橋」の湖面色にも似ているものの、良く見ると色が若干違っていて、ユーシン渓谷のほうが透き通ってサイダー色。ユーシンブルーは風景とも絵になって神秘的でもあり、ハイキングをかねて絶景スポットになっているのも納得の景色が広がっています。

謎なのが何故この上流部分だけ青色が濃いのか?その答えになりそうなのが道中で見た側溝の湧き水で、ちょっとした山から流れ出た水なのに微妙に青かったことから、おそらく砂底がこの色を生み出しているとオレ的理論。真相はわかりませんがそういう謎を解きながら見るのも面白いかもしれません。

ダムから先には40mくらいの滝も存在、水面はその辺まで青く、微妙に薄いコントラストに変わり見所はダムだけでないのもここの良さ。

結局封鎖ポイント付近の玄倉第2発電所までいきましたが、秘境度数が高いせいか街中とは空気があきらかに違い、自然の中をのびのびとハイキングできました。

帰りは行きよりも若干早い1時間ちょっと、合計3時間くらいの道のりは満足感有り!

玄倉ダムカードの配布場所

そしてダムと言えばダムカード!玄倉ダムのカードは県道76号沿いの丹沢湖中心地付近(三保ダム)で配布していて、三保ダム+熊木ダムの合計3枚ゲットできます。

ダムカード配布場所

  • 酒匂川水系ダム管理事務所
  • 丹沢湖記念館

配布場所は上記の2箇所、丹沢湖無料駐車場にとめてどちらも徒歩で行ける距離。三保ダムもあるのでこういう機会に巨大な建造物堤体とダム湖の景色を見ると全く興味がなくても価値観が変わります。

玄倉川ユーシンブルーを見た感想まとめ

今回は神奈川県の絶景秘境スポットにもなっている玄倉川「ユーシン渓谷」のユーシンブルーがどんな場所なのか伝えてみました。その様子は自然豊かな景色と人工物がコラボしてからこそあの色を表現でき、まだまだ日本にこんな未知の世界があるのを実感した場所!ちょっとした運動のハイキングをかねてこういう風景を見れるのが良く、秘境を感じられるスポットとしては十分有りです。

おすすめ度 ★★★★☆

オレ的評価はこんな感じで、絶景スポットなのに1つ★が足りないのは河川敷に降りて青色を確認できないから!これは平成の水難事故が原因とも考えられ、上からしかユーシンブルーを見れないのは少し残念な感じもしました。ただオレ的に一番驚いたのがブルーはそのまんまの色と言う事、よく見る玄倉ダムのゲートの写真は行く前はどうせ加工して綺麗に見せているだけでは?と半信半疑ではあったものの、実際行って見るとそのまんまの状態。写真撮影スポットとしては無加工で勝負でき、ハイキングコースもそれほど急な場所や歩きにくい事もない為、老若男女楽しめるスポットです。一生に一度は訪れてみてはどうでしょうか。

ユーシンブルーまとめ

  • 天気のタイミング重要
  • 訪れる前日にXで確認
  • 徒歩でしかいけない
  • ハイキング時間は往復3時間
  • ライトが必須
  • 紅葉時期は込み合う
  • 昼くらいに到着がいいかも
  • ダム放流中でもワンチャンある

玄倉ダムのゲートが閉まっている状態のユーシンブルーを見る方法注意点としてオレ的にまとめてみました。一番重要なのが雨の日がつづいた次の日にいかないこと!自分は晴れが4日続いた(千載一遇のチャンス)、前日にXでユーシンブルーを見た投稿を確認して訪れていて、とにかく雨が降ると水を貯める許容が普通のゲートとは違い速くから開放すると予想できるので、タイミングはかなり重要です。また「ダム開放中」の電光掲示板も玄倉ダムのゲートが必ず開いているとは限らないと今回の件で判明したので、アレを見ても第1発電所でダメだと帰ることなく行ってみる価値はあります。

訪れている人達の多数は昼くらいにダムに到着する傾向があり、その点時間も重要なのかもしれません。以上がオレ的まとめ注意点、せっかく遠方から行って見れない事にならない為にも参考にしてみてください。

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今回使った充電式投光器は、LEDライトとしてはかなり明るくアウトドアに限らず色々な用途シーンに使えるアイテム、バッテリーを内臓していることからスマホを充電する事も可能。他にも色々な商品があるので評価を参考に1度目を通して、一家に1つあるともしもの時に使えておすすめです。

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