長野紅葉スポットの高遠城址公園を徹底解説!撮影ポイントも紹介

長野県伊那市にある高遠城址公園の紅葉を見てきたのでどんな場所なのか紹介。

高遠城址公園というと春の桜花見スポットとして全国的に有名で、名称のように元々は城があった場所を公園化したことにより城跡の構造が色濃く残っている歴史観光スポット。そんな桜スポットは秋の紅葉シーズンになるとまた別の風景に変わることでも知られていて、カエデの色付きと文化財などがコラボすることで他の紅葉スポットとは違った風情を散策しながら楽しめる場所。

記事では、遠方から初めて訪れる人の為にも公園内の様子だけでなく、紅葉がひときわ綺麗に見える写真映え撮影ポイントも解説してみるので、参考にしてみてください。

高遠城址公園の場所アクセス詳細

場所 長野県伊那市高遠町西高遠
駐車場 大型駐車場完備(春以外は無料)
入園料 無料(春は有料)
その他 トイレは駐車場や園内に複数有り

公園メインゲートは3つ

高遠城址公園の場所は、伊那市でも市街地から少し離れた山側に位置していて、高速道路だと中央道の「伊那IC」か「小黒川PAスマートIC」が最寄インター国道361号でアクセス。一般道でも国道153号→361号の順に進むだけなので、時間に余裕があるなら飯田市付近から153号を走ると街並みとそこから見える中央・南アルプスなどの風景を楽しめます。

高遠城址公園の駐車場

城址公園の駐車場は付近に複数あり、画像のメイン駐車場は砂利の広大なスペースで、春の桜シーズンは大型バスが何十台もとめる場所。春の最盛期は有料になりますが秋は無料でとめることが可能。

訪れたのは一番カエデが色付いた絶好の時期を予測して、朝一だったので誰もいないかもと想像していたものの、まさかのすでに10台以上が訪れている状況。車ナンバーを見ると何故か関東圏内から訪れている人が多く不思議でしたが、道中でテレビ番組の話をしている観光客がいた事から、もしかすると番組で紅葉を紹介していたかもしれません。

秋は無料で駐車できる!

駐車場の隅にはトイレ完備

駐車場からは公園に直で繋がるグランド側ゲート完備、訪れている人はほぼここから公園内に入場。ゲートは他にも北側・南側があり、砂利の大型メイン駐車場から公園に入るのはグランドゲートか北側ゲートの2択。

自分の場合は北側ゲートを選択、その理由は駐車場から北ゲートに繋がる道路沿いに「進徳館」という昔の塾学校の様子を見たかったからで、画像は省いていますが、歴史資料館的な感じで見ごたえがあり、裏庭の紅葉と建物がなかなか雰囲気ある場所。

高遠城址公園の紅葉

【城址公園の北側ゲート様子】

高遠城址公園の全体図はこんな感じで、北ゲートの位置は大型駐車場から約200mくらいの距離。公園内は歩きながら散策できるのが魅力的、城跡の歴史スポットらしく、門や櫓、神社など写真映えしそうなポイントがいくつもあります。

撮影ポイント「高遠閣」

北ゲート付近にあるのが「高遠閣」、建物から伝わる風情とカエデの見事なコラボ!高遠城址公園の象徴的な建物につき、写真を撮っている人が一際多い印象。

公園内は綺麗に整備され1周できる遊歩道を完備しているので歩きやすく、トイレも各ポイントに完備。敷地は結構広くどこに何があるのか初めてだと分かりにくい為、案内図を写真に撮って周るとスムーズです。

撮影ポイント「白兎橋」

南ゲート側に進むとある白兎橋、ここはカエデが特に多く街並みを見ることができる場所。記念写真を撮る人が多く、真っ赤に色付いた紅葉と橋がコラボした風景が被写体となるポイントです。

南ゲート側には広範囲のカエデが色付いてるポイントもあり、歩き疲れたら休憩できる東屋も完備。

撮影ポイント「桜雲橋と池」

園内の中心にあるちょっとした池は、階段で下に降りることができ、池に映ったカエデと橋がコラボした一眼レフガチ勢が特に多かった場所。広角で撮ると全体が映り、風がほぼないので水面にしっかりと逆さカエデが表現できます。注意点は、階段が木製の為、前日雨が降ると滑りやすいので慎重に降りる必要有り!

撮影ポイント「新城・藤原神社」

本丸付近の小高い場所に位置する神社は巨大な木が特徴的、鳥居とカエデの表情がどこか幻想的な撮影ポイント。ここからは風景が開けているので街並みを見ることもでき、ベンチも所々に用意され休憩するポイントとしても有りです。

横には見張り台の役目の太古櫓が完備。現在では花見紅葉スポットになっている事から城跡だったのをすっかりと忘れてしまう光景が広がっていますが、戦国時代は武田軍と織田軍がバチバチやりあっていた場所!歴史的観点から見ると高遠城址公園敷地内には多くの城跡が残っているので、そういう目線で見ると比較的大きな城拠点だったのが伺えます。

こんな感じで周遊散策すると約1時間くらいで周れる敷地スペースとなっていて、高台に位置していることからも紅葉だけでなく伊那市の街中風景も見れる場所です。

高遠城址公園の紅葉見頃について

高遠城址公園の紅葉見頃は例年だと11月初旬から中旬にかけて見頃とされていますが、紅葉は寒さが色付きに関係していて、見頃時期はあくまで例年の基準につき一概には言えないのが実情。実際2024年は暑さが秋まで続き山岳地帯でも暖冬状態、秋が消えたような気候が続き全国の紅葉スポットでもかなり遅れていました。

その点からも一番いい時期に訪れたい場合は、公式やSNSなどのネット情報が不可欠で、自分の場合は花見から紅葉まで全国のスポット状況が分かる「tenki.jp」という無料サイトを利用して訪れています。これを見るとだいたいの状況がわかり、訪れる日の天気や風速まで分かるので確実性を求めるならオススメ!遠方からだと状況が分からないのも現在のスマホ時代で便利になったものです。

紅葉シーズンの高遠城址公園に行った感想まとめ

今回は長野県の王道的な桜花見スポット「高遠城址公園」に秋の紅葉シーズンに訪れてみましたが、歴史的なスポットだけに紅葉だけでなく色々な跡も見れるのが特徴で、普段見れないアルプス山脈の絶景など見所豊富なスポット!春と秋では別の風景が楽しめることから季節を変えて訪れるのも有り、特に秋の紅葉シーズンは駐車場や入場料が無料なのも魅力的です。

オススメ度 ★★★★★

オレ的紅葉スポットとしてオススメ度数は高く、高遠閣や橋池の紅葉コラボは別格の世界感。伊那観光に紅葉目的だけで来るのも全然有りな満足な体感だったので、時期に合わせて訪れてみてはどうでしょうか。

ちなみに見頃時期に写真を撮る場合は朝一で行くのをおすすめ!実際9時過ぎの帰る頃には大型の駐車場には車が半分くらい埋まり、敷地内の各ポイントで写真を撮る人で溢れていたのが実情。人が映らないように回避するには早めに行けば解決できるので参考にしてみてください。

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