長野絶景スポット「夕立神パノラマ展望台」からの景色や見所を紹介!山カードもゲットできる

長野県大鹿村にある夕立神パノラマ展望台に行ってきたので、どんな景色が見れるのか周辺の道の駅など見所を紹介。

今回訪れたのは、南信州の下伊那郡でもさらに山奥に入った南アルプス山岳地帯が立ち並ぶ大鹿村!長野県絶景スポット巡りの1つとして訪れていて、以前記事で紹介した長野県のマチュピチュ「下栗の里」がきっかけでした。

長野県秘境スポット「下栗の里」

南信州遠山郷に位置する下栗の里(しもぐりのさと)は、標高1000mの山間部にある村集落で、南アルプスの山岳地帯を見渡せるだけでなく、下栗の里全体を小高い展望台から見れる遠山...

長野県絶景スポットを探している時に見つけたのが下栗の里と今回の夕立神パノラマ展望台、2箇所ともグーグルマップで見ると国道152号線で行けるように見えたことから、実は1日で2箇所巡るつもりで実際に行ってみた所、大平高原付近のグネグネ道の林間道路は閉鎖状態(152号では大鹿村には行けない)。想定外の事が発生してマップで再検索すると飯田市街地方面から大回りするルートしかなかった為、その時はあきらめ「どうしても行きたかった絶景スポット」としてリベンジ。

はっきりいって大鹿村に行くのは大変!

豊橋市から大鹿村までの道のりは下道で約3時間以上(自分の場合は各道の駅に寄って散策)かかる為、どうせ行くならと事前に念入りに計画を立てた所、自分の目的はこんな感じになりました。

大鹿村に行く目的

  • 夕立神パノラマ展望台
  • 山カード発電所カード
  • 遠山ジンギス探し
  • 山岳地帯を見ながらラーメン

一番のメイン目的は、絶景が見れる夕立神パノラマ展望台、それにプラスした景色を見ながらラーメンを食べることは、ずっとやってみたかったことで、それを実現する為にシングルバーナー、水、ラーメン、鍋を持参。サブとして見所スポットを巡り、記事では3つの構成で、①山岳地帯パノラマ展望台、②道の駅「歌舞伎の里大鹿」、③ちょっとしたお店がある休憩スポット「塩の里」、それぞれの特徴や見所などを伝えています。

夕立神パノラマ展望台は、絶景スポットを見たい人や長距離ツーリングの目的地としてピッタリ、これから訪れる人の為にも詳しく解説してみるので、参考にしてみてください。

冬季期間中は展望台に繋がる林間道のゲートが閉まってしまう為、訪れる時期は意外と重要です。また市街地は18度くらいあっても大鹿村に行くと気温がグッと下がり、さらに標高が高くなる展望台付近はさらに冷え込むことからも服装には注意!

夕立神パノラマ展望台の場所アクセス詳細

場所 長野県下伊那郡大鹿村大河原
駐車場 数台とめられる駐車場完備

トイレ完備

その他 グーグルマップナビが役に立つ

大型車不向き

夕立神パノラマ展望台の場所は、長野県下伊那郡でもさらに奥に入った南アルプスが立ち並ぶ山岳地帯手前にあり、マップの+-で拡大縮小するとだいたいの位置が把握できます。

アクセスについては、前述でも述べたように静岡側からの国道152号線からは大平高原付近から通行止めになっているのでルート選択に注意!自分が選んだ東三河方面から下道で行くルートは、国道151号→飯田市内の国道153号→小渋湖方面の県道59号→大鹿村で国道152号線に合流→赤嶺館付近の林間道にはいって行き分岐ポイントを看板通りに進むとパノラマ展望台。おそらく行った事がない場所だと車のナビを使いますが、山間部はナビの位置がくるったりする(今まで南信州で2回ほど位置がつかめなくなった)ことから、大鹿村からはグーグルマップナビが有能役に立ちます。

豊橋市から大鹿村まで約3時間超え、そこからさらに+山道30分のおおよそ4時間くらいかかる、ちょっとやそっとでは行けない距離!その為、事前に大鹿村の各スポットを探してから訪れるのをおすすめしていて、ガソリンスタンドも大鹿村では一件しかないので、飯田市街地で入れてから行くと安心です。ちなみに行き帰り2回ほど飯田市街地のガソスタで給油しましたが、平野部の街中ではガソリンが少しずつ下がっている中でも驚きの値段(20円くらい高い)でした。

夕立神パノラマ展望台からの絶景

【林間道路の様子】

国道152号線の赤嶺館付近から林間道に入り案内板分岐ポイントをひたすら登って行くと約30分くらいで展望台の駐車場に到着。道中の道はほとんど画像のような感じの車一台通れる幅が続き、常に前を見て降りてくる対向車に意識する必要があります。

【駐車場の様子】

展望台の駐車場は、車10台くらいとめられ、トイレ完備。ここからも景色はいいですが、展望台は徒歩で150mくらい約4分くらいの距離。

大きな岩が目印の展望台への分岐ポイント。ここでビックリしたのは街中では少し肌寒いくらいの気温なのに、雪が少し積もっている状況。念のためにダウンを持ってきて良かったの一言でした。

夕立神パノラマ展望台

夕立神パノラマ展望台はちょっとした広場になっていて、東屋と展望台の建物完備。ここは標高1620m!辺りには2000m以上の山々が立ち並び、空気が街中とはあきらかに違い薄いと言うよりも澄んでいる体感。

視野角度的に280度の大パノラマが特徴的、それぞれの方角に看板が設置してあるので山の名称がわかりやすく、南アルプス、中央アルプス、伊那山脈を一望できる展望台。

山岳地帯絶景

展望台からの景色は山岳地帯絶景ポイントだけあり、とにかく山々に近く、大自然の景色が広がっています。その中の見所としては、中央アルプス側の空木岳下の街中がミニュチュア感覚で見える光景!

10倍ズームでやっと街と分かるほど遠く、標高1620mの数字だけを見るとたいしたことないようにも感じますが、リアル景色からすると相当な高さにいることを実感します。

展望台からの景色を満喫した後は、念願だった山岳地帯を見ながらのラーメン!駐車場の車の中(窓は全開)でお湯を沸かし、適当に選んだ味噌ラーメンを食べましたが、これが家で食べる物とは別格のおいしさで、大自然をここでも満喫。

ここには展望目的だけでなく、南アルプスに登山目的で訪れる人もいて、林間道をさらに進むと三伏峠登山口があり、最後のトイレとして寄る人もチラホラ。計画にはない一番近い山の三伏山チャレンジ(標高2600m級)をしようとも考えたものの、時間的なことと靴やリュックの装備を持ってなかったことから却下。暖かい季節になったらガチ登山として南アルプスいいかもしれません。

大鹿村メインはこれで終了、次に行ったのは道中にあった国道152号線沿いにある「道の駅歌舞伎の里大鹿」では何が売っているのかサブ散策。

道の駅歌舞伎の里大鹿

大鹿村のほぼ中心地にある道の駅歌舞伎の里大鹿は、裏の山々の光景から秘境感がある綺麗な建物。

ポスト自販機それぞれ歌舞伎を意識したデザインで、ポストに関しては郵便物を入れると音が鳴る仕様。外観から中では何が売っているのか興味がわきます。

店内はレストラン、観光案内所、お土産屋をかねた食料品を扱っていて、新しいだけあり次世代型道の駅の印象。

道の駅というと観光客がちょっと立ち寄りお土産を買うイメージが強いですが、ここは地元民や大鹿村で働く人達の利用が多く、付近にはコンビニや大きなスーパーがない事からも日常の買い物としてなくてはならない場所。

弁当も売っていたりとコンビニ感覚要素もあり、観光客だけでなく地元民も対象にしたこういう地域だからこその商品ラインナップ。

ジビエ食べ物多数

そしてサブとして探していたジビエ料理の遠山ジンギス発見!南信州ではジビエが有名で、以前飯田市のスーパーで見てからはどこからどこまでの地域で扱っているのかひそかに調べていた食べ物。そのオレ的調べでは、静岡県浜松市水窪町の小さなスーパーから長野県飯田市内ほとんどのスーパーで扱っていて、この辺ではそこまで珍しくないようです。

ジンギスカンというと早々食べれる機会もなく、肉としては硬いイメージがありますが、遠山ジンギスは最初から味が付いているので焼くだけ、簡単においしいジビエをあじわえます。1度食べたらクセになりジビエ初心者でも受けは良く、「食ってみな飛ぶぞ」いう長州力の言葉(某番組で言った伝説の言葉)がそのまま当てはまることから、南信州に来たらお土産に最適。

そして観光見所の1つ塩の里直売所!

塩の里直売所

大鹿村のもう1つのお土産スポットが塩の里直売所で、名前の通り山塩をはじめここならではの特産品を扱っている食事処も兼ね備えた道の駅のような場所。道の駅からは約10分もかからない距離!ここでは山カード3枚発電所カード1枚を配っていて、それ目当てのサブ観光として訪れてみましたが、見所が色々ありました。

大鹿村ではブルーベリーも特産品、ジュースをはじめジャムなどお土産にもピッタリなラインナップ。休憩スペースも完備しているのが良く、観光客向けの展示物も有ります。

肝心の山カードと発電所カードはレジで配布。大鹿村に来るまでは山カードの存在を全く知りませんでしたが、グーグルマップの口コミからその情報を知り、ここに来れば一気に3枚ゲットでき満足度数は高いです。

山カード3枚は付近の南アルプスに立ち並ぶ塩見岳、赤石岳、荒川岳のどれも3000m級の高い山々、登山口ルートなどのちょっとしたアドバイスも書いてありQRコードでHPや登山届けにアクセスできる次世代カード。こういう場所で配布するとどうしても特産品を食べたくなるもので、選んだのは見た瞬間決めたジェラートでした。

スペシャルジェラートは、特産品の塩とブルーベリーが使われたジェラート。イメージからすると塩と合うのか疑問でしたが、塩の辛さを全く感じないジェラート特有の滑らかな味わいがマッチしていておいしいのひとこと!ブルーベリーも上だけでなく下にもこれでもかと入っているので満足感はMAX。

そして驚いた事に駐車場のナンバーを見ると愛知ナンバーがチラホラ、どういう目的でここまで来たのか不明ではあったものの、意外と大鹿村は長野観光スポットとして知名度が高いように感じました。

メインサブそれぞれ計画通りに進み、長野絶景スポット巡りは以前のリベンジを果たすことに成功。

大鹿村に行った感想まとめ

長野県絶景スポットとして訪れた大鹿村は、長野県でもちょっとやそっとではいけない距離の場所。その道のりからも山岳地帯の絶景は見ごたえは十分あり、他では見れない景色として一見の価値は十分ありました。また道の駅や塩の里もここならではの特産品が多数あるので、こういう機会にお土産を買うのもピッタリ!計画を立てて訪れると色々楽しめる点から、遠方ドライブやツーリングどこに行こうか考えている人はアルプス山脈が広がる大鹿村選んでみてはどうでしょうか。

絶景スポット度 ★★★★★

夕立神パノラマ展望台の絶景度数はMAX!つらなる山脈の山頂付近に雪が積もっている風景が絶景度を増していて、壮大な景色が絵になることからも映え写真や動画を撮るにも向いている体感。ちょっと行ってみようの距離ではありませんが、絶景スポット巡りをするならここは有りです。

絶景スポット巡り、それは普段見ることができない非日常的な空間。そんな場所をマップを見て探すのも楽しさの1つで、計画を立てて寄り道をしたりと色々な場所をこれからも記事で伝えていきたいと思います。
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