【長野県】月瀬の大杉は隠れた紅葉スポット!休憩場所にピッタリ

長野県下伊那郡伊那市にある「月瀬の大杉」を見て来たので、どんな場所なのか見所を踏まえて紹介したいと思います。長野県というと一見愛知県から遠いイメージがありますが、今回訪れた下伊那郡伊那市は奥三河の山間部にあたる豊田市から意外と近い場所となっていて、国道153号線に面していることからもアクセスはしやすい場所となっています。

その伊那市根羽村のちょっとした観光スポットにもなっている月瀬の大杉は天然記念物に指定されていて、推定樹齢約1800年守られてきた月瀬神社のご神木になっているスポット。行こうと思ったのはこんなことがはじまりでした。

今回の長野県の目的

オレ的に長野県に行くときは、どうしても行きたい観光スポットかスキー場にスノボーを楽しむ目的が主となっていますが、今回はむしょうに「おいしい信州ソバ」が食べたくなった事がはじまりで、いつ食べるの今でしょ!と今じゃないとダメ(今すぐ行きたいスポットシリーズ)なことから訪れることにしました。ただどうして月瀬の大杉に寄ったのかはちょっとした訳があり、実は国道153号線に面している奥三河の道の駅「どんぐりの里いなぶ」にトイレ休憩をしようとした所、紅葉スポットシーズン真っ只中の為に駐車場が満車状態になっていて、どこで休憩をしようと迷った際に以前通った時に気になっていた月瀬の大杉に寄ってみることにしました。豊田市側から行ったのには愛知の紅葉スポット「香嵐渓」が今現在どういう状況なのか見たかったことからで、今回はメインではない為省きますが、見所時期としてはバッチリとはなっていたものの、少し矛盾を感じる紅葉スポットを目にすることに!

2020年香嵐渓の様子

今年の香嵐渓は夜間のライトアップがコロナの影響で中止となっていますが、夜のライトアップが中止になるとどうなるのか?普段首から下しか使わないオレ的に考えても結果はわかることで、実際午前中に香嵐渓のメインストリートとなっている巴橋周辺を通ってみると、一番近いメイン大型駐車場はすでに満車状態(巴橋側も満車)、道路は100m進むのに約30分かかるという混雑ぶりで、数年間見頃時期に訪れた中でもこれだけの人が午前中に多く訪れているのは見たことがない状況。今までだと昼に来る人、夜に来る人の2部制に分かれているのが、夜は中止ということで昼間に人が集中!こういう事態が真っ先に考えられ本当に感染拡大を予防する為にやっているなら少し矛盾を感じながらスルーする事にしました。

こんな感じで、人気紅葉スポットがどんな状況になっているのか見た所で、本題の月瀬の大杉に話を戻します。

月瀬の大杉の場所

場所 長野県下伊那郡伊那市根羽村

国道153号沿い

駐車場 無料

普通車約10数台

バス駐車場有り

駐車場時間:8~17時

トイレ 綺麗な水洗トイレ完備
その他 全て無料のスポット

月瀬の大杉の場所は吊橋がある大杉公園に隣接していて、国道153号線すぐ横に面している為アクセスはしやすく、比較的広い駐車場トイレを完備しているので、休憩場所として寄るのは有りな場所。豊田市側から飯田市方面に行く場合は、直前のカーブ手前に看板が出ているので分かりやすいものの、カーブの場所を右折することから対向車が来るのを確認する注意は必要に感じました。また出る時も速度を出した車バイクが多いので注意!

道の駅「どんぐりの里いなぶ」からは約15分という距離です。

駐車場の様子

国道153号から駐車場は入口が広くバスも対応。駐車場は広くトイレは綺麗そのものなことから、伊那市の観光スポットとして力を入れているように見えました。

国道153号の休憩スポットとしておすすめしている理由は、国道に面しているだけでなくトイレ完備、風景を楽しめてリラックスできるから!車でドライブやバイクでツーリングなど長野方面の目的地に行く道中として寄るにはもってこいです。

大杉公園・月瀬の大杉

駐車場から見える大杉公園は遊具などが置いてある公園とは違い、風景を楽しめる自然豊かな場所。吊り橋が存在感抜群の光景は、どことなく絵になっていて豊田市稲武の隠れた紅葉スポットになっている大井平公園に似ている感じがしました。

木製吊り橋の様子

吊り橋の名称は「根羽峡大橋」

吊り橋の高さは約30mくらいあり、ここから見る渓谷の景色はどことなく落ち着ける光景が広がっていて、紅葉も見ることができます。ただ訪れた時は見ごろを終えて枯れ気味だった為、豊田市の香嵐渓の紅葉が見頃だったことを考えると、山側だけあり気温差を感じることになりました。

月瀬の大杉の様子

橋を渡って遊歩道を道なりに歩いていくと見えてくるのが、周りの木とは一線越えた巨大な月瀬の大杉!樹齢千年クラスの杉を見るのは初めてではないものの、近づくにつれて巨大な木を見るとなんだかパワーがもらえるような気になるので不思議です。ちなみに画像はiphone11の超広角0.5で撮っていて、広角にしないと全体が入らないほどの大きさ。

月瀬の大杉のスペックは、「樹齢約1800年・樹高40m・幹回り14m」と国の天然記念物に指定されているだけでなく、長野県ナンバーワンの巨木ということで、根羽村のシンボルと言っても過言ではないように思います。

オレ的に一通り全体を見た感じでは、訪れたことがある樹齢が同じくらいの大杉とは少し違っていて、幹周りから枝周りを見ると元気な様子が伺えました。一見するとどれも同じように見えるかもしれませんが、色々な年月がたった木を見て来たオレ的に良くみると状態が分かってくるのは不思議な事!元気そうなのはもしかすると環境や気温の差もあるのかもしれません。

月瀬の大杉は根羽諏訪神社のご神木となっているだけあり、敷地内には神が祀られている拝殿があるので、神社の参り方を速攻でスマホでググって(グーグル検索)から2例2拍手の順で参りました。訪れている人達はほぼ同じ順序で来ている様子で、滞在時間はそこまで長くないものの、ちょっとした観光スポットとして訪れている人が多いのが印象的です。

月瀬の大杉に訪れてみた感想

今回は観光スポットとしての目的ではなく長野県の目的地に行く際にちょっと寄ってみた月瀬の大杉でしたが、紅葉時期に合わせれば穴場的に感じ、国道153号線沿いに面している事からも休憩場所として寄るにはピッタリなスポットに感じました。全体的に見ると木製の吊り橋から見る光景も中々のもので、大杉はパワーがもらえるパワースポットのようにも感じたことから、自然を感じながらゆっくりとした時間を過ごせる場所。

紅葉スポット目的で来る場合は、愛知県の紅葉スポットが見頃を向かえているよりも少し早い時期(1週間くらい前)に来ると一番良いと思いますが、こればかりは気温が関係していることから、伊那市の紅葉情報を参考にして、長野県の紅葉スポット巡りをする際は訪れてみてはどうでしょうか。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク