【長野県】駒つなぎの桜はどんな場所なのか?駐車場から見頃についても解説

長野県阿智村にある「駒つなぎの桜」に行ってきたので、どんな場所に咲いているのか?駐車場から周辺の見所についても紹介してみたいと思います。

春の長野と言うと桜花見スポットの高遠城址公園が全国的に有名ですが、南信州の阿智村も一本のエドヒガン桜を撮るために遠方から訪れるほど人気撮影スポットになっています。その一本の桜「駒つなぎの桜」が何故そんなに有名撮影スポットになっているのかは、高さ20mのどっしりとした桜木だけでなく、田んぼの水面に反射した桜とロケーションが絶妙な雰囲気を出していることからで、見頃時期になるとライトアップもあり、桜が映えると一眼レフガチ勢の撮影ポイントになっています。

今回の阿智村は月川温泉郷花桃の里に行った帰り!メインの花桃の見頃時期に完全に合わせていた為に、駒つなぎの桜の見頃時期に行けませんでしたが、これから初めて遠方から訪れる人のためにも細かく解説してみるので参考にしてみてください。

駒つなぎの桜を見に行く撮影しに行く際の注意点は、駐車場にちゃんととめる事が一番重要!それというのも桜が咲いている場所までは駐車場から少し離れていることから、歩かずに現場周辺まで車で行って路駐する人が問題になっていて、禁止事項にもなっています。実際自分ルールの人がいるのは事実、自分が訪れた時も車で現地まで行っている人がチラホラいました。路駐ダメッ!絶対!(キリッ

駒つなぎの桜場所詳細

場所 長野県下伊那郡阿智村智里
駐車場 駐車場は5箇所無料
その他 はゝき木館、月見堂の駐車場付近に綺麗なトイレ有り

付近に飲食店有り

見頃時期は桜ライトアップ有り(19~21時頃)

マップのポイント位置は、はゝき木館の駐車場の場所を示していて、付近の寺・飲食店の駐車場が開花時期にあわせて全部で5箇所開放され利用できます。現地周辺までのアクセスは、中央道そのはらIC付近の県道477号から薗原川沿いの道に入り少し狭い道を登るだけでそれぞれの駐車場にアクセス可能。もし中央道を使って遠方から訪れる場合は、そのはらICは名古屋方面からしか出口がなく、東京方面からは「飯田山本IC」が最寄インターになるので注意が必要です。

はゝき木館駐車場の様子

はゝき木館はカフェ雑貨やちょっとした資料館のようになっていて、最後でも紹介する駒つなぎの桜の見頃時期を知るにはかかせない場所!駐車場も10台くらいとめられ、帰りにちょっと休憩するにはピッタリです。

はゝき木館の対面にあるのが門前屋は、五平餅やそばうどんなどを飲食できるだけでなく豆腐が有名なお店で、花桃の里で帰りが同じになった横浜から来ていた人もここに寄っていたことを考えると流れ的な場所かもしれません。

【駒つなぎの桜までのルート】

はゝき木館・門前屋付近から駒つなぎの桜までは歩いて約15分の距離。画像を見るとわかるように一番近くの駐車場は月見堂の駐車場ですが、訪れる人はそこにとめる人が多く、見頃時期は混雑が予想されるため、手前がおすすめです。自分が訪れた時は見頃時期を過ぎていたのにも関わらず、意外と訪れる人が多く、実際寺の前まで車で行ってUターンすることになりました。

駒つなぎの桜撮影ポイント

駒つなぎの桜までの道のりは寺あり花桃ありで、行くまでの道中も散策しながら中々良い景色!

【駒つなぎの桜を撮影できる場所】

現地は、ちょっとした展望ポイントになっているのが特徴で、ここに一眼レフガチ勢が一列に並びますが、撮影する際は三脚禁止など注意事項があります。現地は完全に駐停車禁止!

見頃を過ぎてしまった駒つなぎの桜

見頃時期を1週間ほどすぎてしまった駒つなぎの桜は花びらがほぼない2分咲き状態。花桃とセットで見ようと欲張って訪れてみましたが、桜と花桃の開花は少しずれているのが伺え、自分と同じように花桃を見てから後に来た人もかなり残念な様子。

その駒つなぎの桜はただロケーションが良い桜スポットだけでなく、歴史的にも有名な場所、源義経が奥州に下向をするとき、この木に馬を繋いだという伝説もあるようです。

見頃時期になると駐車場も一番遠くまで満車状態になるようで、タイミングが遅れると看板のような桜を見ることができません。その点自分と同じようにならない為にも、駒つなぎの桜を一番の見頃時期に来るにはどうしたらいいのか?その答えがこれ!

駒つなぎの桜見頃時期

駒つなぎの桜の見頃は例年だと4月中旬くらいとされていて、桜は3月下旬から4月にかけて気温が20度を超える日が続くと一気に開花が早まるため、確実に中旬とは一概には言えませんが、あくまで目安はこのくらい。

その見頃時期を絶対に見逃さないようにするためには、「はゝき木館公式HP」を見ると駒つなぎの桜情報が毎日写真付きで更新され、状況を把握できます。またHPで掲載だけでなくツイッターにも桜の状況がツイートされるので、このどちらも4月に入ったら見て行けば見頃タイミングを逃すことはありません。

伝説の姿見の池

駒つなぎの桜スポットからは散策できるちょっとしたハイキングコース完備。見所としては、姿見の池→暮白の滝→神坂神社などそれぞれ山道を登り行くことが可能で、どうしても気になった姿見を見に行くことに!

姿見の池までは桜ポイントから約5分くらい、山の中にポツンと看板が立っているので、分かりやすい体感。

姿見の池の伝説内容は、「昔、京都の公家の姫が住吉大明神のお告げで、はるばる信濃に吉次をたずね夫婦になり、この池を鏡の代わりにして朝夕身をたしなんだ」と言う話。

大きさは約1mくらいの小さな池!3段の田んぼのような場所にポツンとあり、水面には水草があるため顔を近づけても見ることはできませんが、ここで昔の人が鏡の代わりに身だしなみをしていたことを考えると、現在と昔が繋がっているような不思議な異空間を体感。不思議なのがこの池の水源で、どこから水が来ているのか不明なものの、意外とロケーション的には自然が豊かで最高の場所でした。

時間があって歩いて散策が好きな人には、ここだけでなく滝など回ってみるのも有りです。

駒つなぎの桜の感想まとめ

今回は駒つなぎの桜がどんな場所に咲いているのか撮影スポットについても解説してみましたが、自分の場合は、見頃時期が過ぎてしまったために雰囲気しかとらえることができなかったものの、あの一本のエドヒガン桜が田んぼの水面に映っているロケーションを見れるとなると人気桜撮影ポイントになるのもわかるような体感。付近には見所も意外とあり、お店もあるので、ここは散策しながら楽しむスポットです。

オススメ度 ★★★★☆

とにかく桜だけでないのも良く、付近には観光スポットのヘブンスそのはらや阿智の代表的な「月川温泉郷花桃の里」があるため、楽しめる場所は豊富!温泉をかねての一泊旅行なんかもいいかもしれません。

その桜を一番の見頃時期に訪れるには、やはりはゝき木館公式HPかツイッターを見ると状況がひとめでわかるので、確認してから計画をたて訪れてみてはどうでしょうか。

長野県阿智村の観光スポット巡りは、花桃の里、駒つなぎの桜、昼神温泉朝市の3箇所の構成となっていて、次の記事で昼神温泉の朝市の様子を紹介。
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