愛知県豊川市にそびえたつ標高362mの宮路山(みやじさん)に登ってみたので、初心者コースがどんな道中なのか伝えてみたいと思います。
宮路山と言えば東三河地方のハイキングスポットとして知られていて、ハイシーズンに限らず季節に合わて登ると色々な景色が見れる山!その宮路山の登山コースは上級者、中級者、初級者的なコースに分かれているのが特徴で、1つ隣の山「五井山」にも繋がっている事から、ハイキングガチ勢にも人気になっています。
明神山登った記事
一つ前の記事、ハイキング感覚で登ると後悔する明神山三ツ瀬コースをチャレンジする際の練習的にチャレンジしたのが宮路山。オレ的には初心者コースはハイキングをはじめるきっかけにピッタリな場所に感じたので、これからチャレンジする人は参考にしてみてください。
宮路山の駐車場詳細
場所 | 愛知県豊川市赤坂町宮路 |
駐車場 | 第1駐車場・2駐車場有り
各10台くらい駐車可能 |
トイレ | 第1・2駐車場に完備 |
初心者コースの内容
宮路山第一駐車場から山頂広場までをオレ的に初心者コースと呼んでいて、他のハイキングコースは御津町側駐車場から、赤坂緑地公園隣の内山駐車場からなど複数あります。中でも超ガチ勢になると初心者コースの駐車場まで車で登っていく道を旧東海道赤坂宿周辺の県道374号から登っている人もいたりと登るコースはその人のレベル経験値スキルによって様々。
初心者コースは休憩しながら約40分で頂上広場!
宮路山第1駐車場までのアクセス
【御油方面から音羽方面に向かった場合】
旧東海道の県道374号線を音羽方面に向かうと「宮路山」の看板があるので、すぐのT字路を山側に左折して道なりに進むと第1駐車場までアクセス可能。
もし飲み物を現地で買おうとしている人は、この曲がるポイントの先から上には飲み物自販機がない為、看板の下に設置されている自販機で購入。
駐車場までのアクセス道は最初は比較的広いものの、登っていくにつれて狭くなっていき、対向車がわかりにくいカーブが多いのでゆっくりと進む必要があります。特にこういう山道を車で走るとイニシャルDのような運転をする人もいるので注意!
宮路山第1駐車場の様子
手前にあるのが第1駐車場、ここはハイシーズンになると時間帯によって満車になることもあり、その際は少し先にいった第2駐車場に車をとめます。駐車場敷地内にトイレを完備、道中や頂上広場にはトイレがない為、済ませてから登るのをおすすめします。
案内マップ
駐車場敷地内にあるのが宮路山遊歩道マップ、初めて訪れた際は最初に全体を見てから登ると、今どの辺なのか分かります。オレ的にはこういう山を登る前に必ず案内マップをスマホのカメラで撮っていて、迷わない為にも位置確認は大切なことかもしれません。ちなみに本栖湖の展望台に登った際に看板を見間違えて遭難(40分後間違いに気付いた)しかかった経験あり。
案内マップの図を解説すると、赤丸部分が第1駐車場(スタート地点)、青丸部分が頂上広場(ゴール地点)、その隅には山頂15分、五井山75分、赤坂駅65分それぞれの所要時間が書いてありますが、山頂までの15分は登山経験者でないと無理な体感。
持ち物について
- リュックかボディーバッグ
- 登山靴
- 飲み物
- タオル
- 虫よけスプレー
- 下痢ストッパー
宮路山初心者コースを登る際の荷物はこんな感じ、服に関してはそこまでガチな登山ではない為、動きやすい格好、需要なのが登山靴と荷物を入れるバッグ、飲み物はちょっとのハイキングでも必須です。虫よけスプレーは夏に登る際の蚊避け対策、むしむししている時期だと特に多く汗で落ちると予想され、持ち物におすすめします。
通販サイトアマゾンではハイキングや登山で良く見る、タイツのセットアップ上下を色々扱っていて、1つあればアウトドアでも使えるアイテムにつき、ハイキング登山だけでなく色々なシーンで活躍してくれます。
またハイキングではトレッキングポールを使う人もいますが、あれば楽くらいでなくてもこのコースは可能。
宮路山の登山口から登ってみた
宮路山登山口は第1駐車場の道路を挟んだ向かい側、ここが初心者コースのスタート地点。
道中は登山とは違い、ひととおり散策路になっているので、比較的歩きやすく、後半に少しきついポイントもありますが、ハイキング感覚で十分登れる体感。
【中間ポイントの分岐地点】
ゆっくり15分くらい歩くと分岐地点。ここは山頂までのルートが2通りに分かれていて、木々に覆われている左側「森林浴コース16分」と右側「ドウダントンネルコース14分」のどちらか選択することになります。オレ的にはドウダントンネルと言うのが気になったので、登りは右ルートで降りに森林浴コースを選んでみました。
この中間地点付近には東屋の屋根付けベンチを完備、休憩ポイントとしてはぴったりでどちらのコースにも同じような東屋が建っています。ここから先は少し狭い急な登りが多く、ドウダンというツツジの中を通っていく散策路が続き、季節によっては風景も楽しめそうです。
約15分くらい登ると最後の分岐地点、ここでは左側の頂上広場と右側の五井山方面に分かれていて、左側に進むとすぐ頂上広場。本格的なハイキングをしたい場合は五井山に行くのも有りで、一休憩ポイントとして頂上広場に寄るのもいいかもしれません。
宮路山頂上広場の様子
宮路山頂上は広場というだけありしっかり整備されていて、弁当などを持って来ればイステーブルでピクニックを楽しめる空間!頂上から景色を見ながら食べる弁当はここでしかあじわえない事から、ハイキングには手作り弁当持参は有りです。注意点は、最近のアウトドアブームからか山の中で火を使う人が多いようで、こういう場所での火気使用は山火事の原因になるのが予想される為、最低限のルールを厳守する心掛けは必要。
そして肝心な頂上からの景色!
宮路山頂上からの景色
登った人しか見る事ができない宮路山山頂からの景色は、そこまで標高が高くない山なのに市街地から海方面まで広範囲見る事が可能!ハイキングの良さはやはりがんばって登りきった頂上からの景色が見れることで、達成感とともに普段見れない風景を肌で体感できます。
海側は三河湾がメイン、良く見ると蒲郡市のラグーナも確認でき、上から見下ろす街並みもどことなくミニチュアの世界に見えます。
宮路山登ってみたまとめ
今回は、豊川市にある宮路山の初心者コースをハイキングとして登ってみましたが、ここはそこまで急な斜面もなく頂上までの距離もほどよい運動がてらな事から、ちょっと山を登ってみたい人やハイキングをはじめる初心者の人におすすめに感じました。また宮路山はコースを選べるのも良く、登るポイントによってはガチ勢も楽しめると思うので、自分のレベル経験値を試す場所として訪れるのも有りです。
宮路山ハイキングまとめ
- ハイキング初心者におすすめ
- 休憩しながら頂上まで約40分
- 装備はある程度必要
- 季節によっては虫よけスプレー必須
- 経験値があれば五井山にチャレンジ
- 分岐地点の看板は良く見る
今まで3度登っている宮路山をまとめるとこんな感じで、多少の装備は必要ですが、気軽に訪れれるハイキングスポット!ここに来る人の車ナンバーを見ても三河、豊橋、名古屋、浜松と比較的近場な所から来る印象の為、国道1号線から近いアクセスのしやすさも人気の秘訣かもしれません。
自分と同じようにハイキング初心者の練習場所としてだけでなく、普段運動不足の人も体を動かすいい機会になると思うので、休憩をこまめにとってチャレンジしてみてはどうでしょうか。