恵那市の大井ダムは恵那峡の観光におすすめ!絶景スポットも有り

岐阜県恵那市にある恵那峡に訪れた際に寄ったのが直線状に並ぶラジアルゲート式の大井ダムで、絶景の中にそびえたつ巨大な建造物の様子は迫力満点なことから、絶景スポットとしてどういう風景が見れるのか堤体の様子まで紹介してみたいと思います。

ダムというと巨大な建造物が好きな人やダムカードを集めている人にとっては、身近な存在かもしれませんが、全く興味がない人にとっては行く機会がないのも実情となっていて、自分もダムカードに興味を持つまではバイクのツーリング目的地として訪れるくらいでした。でも実際に行って見ると分かるのがその大きさ迫力!巨大なダムはどれも同じではなく形状が違うのが特徴でもあり、特にアーチ状のダム(矢作ダムなど)の建造物の美しさはダムが好きになるのも納得できるほどです。

その全国各地にあるダムの中でも「恵那峡」というビッグネームになっている観光スポットすぐ横にあるのが大井ダムで、右岸側は中津川市、左岸側は恵那市と市をまたいで建造されています。ダムはどうなっているのか知りたい人や恵那峡の全体写真を撮りたい人にもおすすめなことから、恵那峡観光スポットとして訪れる際は参考にしてみてください。

おすすめスポット

  • 恵那峡の遊覧船
  • 恵那峡展望台
  • 苗木城跡「天空の山城」

1つ前の記事では恵那峡のさざなみ公園(遊覧船クルーズ)の様子を伝えましたが、その他にも各記事で恵那市に訪れた際のおすすめスポットを紹介しているので、時間があれば寄ってみるのは有りです。

今回の記事「大井ダム」は以前にはダムカードが配布されていたようですが、今現在はダムカードは配られていなくダムを見るだけのスポットとなっているものの、堤体(ダムの上部分)を渡れたり見る場所によって迫力が変わって来るので、その様子も伝えてみたいと思います。

大井ダムの場所詳細

大井ダムの場所はアクセス方法から右岸側になるので中津川市となりますが、左岸側は恵那市になっていることから記事では恵那市と表記しています。そして車やバイクで訪れる際は、マップのポイント位置が大井ダムの駐車場を示していて、少し複雑なルートに位置するダムの右岸側の小高い場所にも駐車場はあります。

【関西電力駐車場】

県道72号沿いにある駐車場は職員の人もとめることから、出来るだけ隅にとめて通行の邪魔にならないよう配慮は必要に感じました。

【県道72号の橋から撮った大井ダム】

訪れた日はラジアルゲート1基から放水があって、21基が直線に並ぶゲートの様子は迫力もあり、これだけ並んでいるのも珍しいように見えました。全ゲート開放された時はすごい光景が見れそうです。

展望ポイント

もしダムの全体の様子や絶景写真を撮りたい場合は、県道72号から少し下流にある東雲大橋(しののめおおはし)からが良く見渡せる展望ポイントとなっているので、ダムに寄る前か後に行くのをおすすめします。一見マップで見ると道が繋がっているように見えますが、実際の橋は駐車場からかなり上に位置していて、大回りして行く事になるのでマップを良く見る必要があります。

恵那市側から中津川市側に東雲大橋を渡ると駐車できるスペースがあるので、くれぐれも橋の上で駐停車しないよう注意。

橋の欄干には高いフェンスがありますが、隙間からでも恵那峡と大井ダムのコラボ写真を撮る事が可能!東雲大橋がどれだけ高い場所にあるのかこの写真を見ると分かると思います。

下の橋が県道72号で、駐車場や発電所も確認できます。

大井ダムの様子

駐車場付近から大井ダムまでは約10分くらい小高い場所を歩いて行く事になるので、夏時期など暑い日に行く場合は熱中症対策として飲み物を持参したほうが良いです。意外と登りはハードモード!

大井ダムまでの道中は古い発電所と新発電所の横通路を歩いていき、ダムのゲート側撮影ポイントも意外とあったので、風景を楽しみながら行くと意外と道のりは近いようにも感じました。

そしてダムの堤体の高さまで登るとそこからはフラット地面になっていて、付近には大井ダムの掲示板も完備していることから、歴史を知る事もできます。

大井ダム堤体の様子

自分がダムに来た際に一番好きなポイントが排水ゲート側のこの角度で、大井ダムは直線状にラジアルゲートが多数並んでいる様子から、アーチ型とは違う光景を見る事ができました。水の流れる角度からダムの高さまで見る角度によって違う建造物が見れるのもダムの特徴!特に大井ダムは古い歴史あるダムなことから、昔の人はこれをどうやって作ったのか考えるのもダムを見る楽しさに思っています。

ダムの天辺でもある堤体部分は人一人が通れるようになっていて、排水側にはアナログ式の機械類を完備、意外とこういうのを間近で見れるダムも少ないので珍しくもありました。

ダムの水を放流する際にサイレンを流すスピーカーは近くでみるとかなり大きく、見所は風景だけでないのも大井ダムの良さです。

排水側の様子

大井ダムは堤体の高さが約53mとダムとしてはそこまで高くないものの、山の中に囲まれた風景はダムに来た人しか見れない光景!排水側は柵が設置してあるのでゲートが開いている様子は見ることができませんが、排水された木曽川沿いは岩が多数あったことから、恵那峡らしさがあるように感じ、新大井発電所はうまく地形に溶け込ませているようにも見えました。

貯水側の様子

恵那峡側になる湖の様子は、面積がかなり広く堤体から水面がかなり近いことからか少し怖い感じがしましたが、ロケーション的にはかなり良く、恵那山が遠くにたたずんでいるのが確認できました。

今まで色々なダムを見て来たオレ的には、ここまで水面が近いダムも珍しいように感じ、貯水量もかなりあるように見えたので、全ゲート21基が開放された時の様子は見てみたいものです。

こんな感じで大井ダムを周ってみましたが、ゆっくりとダムを周っても1時間もあれば駐車場まで往復できるので、恵那峡に来た際は寄ってみてはどうでしょうか。

大井ダムを見た感想

岐阜県恵那市の観光スポット「恵那峡」から程近い木曽川をせきとめている大井ダムは、ダムに興味がない人でも景色を見る場所として訪れるのも有りとなっていて、巨大な建造物がどうやって湖をせき止めているのか違う視点で見たりすると色々と楽しめるように思いました。恵那峡の公園からアクセスが意外としやすいのも大井ダムの良さで、山奥にあるダムとは違って、行きやすく感じたことからオレ的にはおすすめです。

ダムそれは巨大な建造物!間近で見た人しか伝わらないその大きさと自然と一体化した風景は一度見ると虜になってしまうほどの物。スポットとしては行く機会はそうそうないかもしれませんが、観光スポットの近くなら訪れるのにはピッタリだと思うので、絶景が見れる東雲大橋と一緒に訪れる際は参考にしてみてください。

次の記事では恵那峡大橋の上付近から恵那峡を展望できるスポットを紹介。高さがかなりあることから他の展望ポイントとはまた違った風景が見れるのが特徴となっていて、クルーズ船が通っていく様子も絵になることから写真撮影スポットとしてもおすすめです。
スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク