静岡県の秘境スポット「寸又峡(すまたきょう)」夢の吊橋にいってきたので、駐車場情報からアクセスまでどんな場所なのか紹介。日本の秘境100選にも選ばれている「寸又峡」は、静岡県の山奥に位置している渓谷で、周辺に温泉もあることからも観光スポットとして有名な場所となっていて、絶景渓谷が見れるだけでないのが寸又峡!渓谷を流れる寸又川(大間ダム湖)には「夢の吊橋」という見所ポイントもあり、エメラルドグリーンに輝く湖と吊橋は写真映えすることからもインスタ映えスポットとして人気になっている場所でもあります。
四季折々その景色を楽しめる秘境スポットの寸又峡!何故この季節に来たのかは訳があり、実は最初夏に行こうと思っていて、下調べとしてグーグルマップのクチコミを見ていると夏は湖(寸又川)の水量が少ない時があるようで、湖の水量が比較的多い時期と絶景をあわせたのが紅葉のシーズンでした。紅葉シーズンになると山々が色付きはじめて秘境の紅葉スポットとしても有名になっているので、紅葉の景色と絶景の吊橋渓谷を見たかったのがこの季節に来た理由です。一石二鳥!
訪れる人が限られないのも秘境の良さで、カップルからファミリー、友人、会社の同僚、インスタ映え狙い、写真ガチ勢まで、またバイクでツーリング、車でドライブなど訪れるスポットとしてはどの年齢層の老若男女楽しめると思うので、紅葉シーズンに限らず訪れてみてはどうでしょうか。温泉宿も意外とある事から宿泊を前提とした旅行(遠征の日帰りだとかなりしんどい)として訪れるのも有りで、バス観光ツアーもあることから観光に来るにはもってこいの場所に感じます。
今回の「ずっと行きたかった観光スポット」シリーズの記事では、これから訪れる人の為にも、一般的なルートとなっている遊歩道を約1時間半かけて寸又峡のそれぞれのポイントを歩きで回っていて、どういう場所なのか分かりやすく紹介。また道中の道など車やバイクで訪れる人の為にもアクセスも紹介していて、観光スポットでも重要な駐車場情報も詳しく解説してみるので、訪れる前に一通り目を通してから行くとわかりやすいと思います。
寸又峡の場所
※寸又峡のマップは+-で拡大縮小できます。マップのポイント位置は、自分が車をとめた町が運営している第③駐車場で、寸又峡の入口から遠いほど第①、第②(近い順③②①)となっています。この他にも民間運営している穴場的な駐車場もあるので、下記でその場所と料金など紹介!
寸又峡の場所
静岡県榛原郡川根本町付近
マップを縮小して位置を確認してもわかるように、寸又峡がある川根本町は街中の静岡県島田市からはかなりの距離があり、山奥にあるのが特徴!そう簡単に気軽にいけないのも秘境と呼ばれている理由に思っていて、車やバイクでのアクセスは新東名高速(第2東名)の場合は「島田金谷IC」で降りて国道473号の山方面経由、国道1号線バイパスの場合は「向谷IC」で降りて県道64号線の山方面経由とあります。自分は国道1号線の下道で行きましたが、向谷ICで降りて寸又峡まで約1時間半(道の駅やコンビニで寄り道をした)くらいかかったので、距離だけでなく行くまでに時間がかかるのを考えると、観光で色々回る場合は計画をたてて行く事をおすすめします。マップの見た目よりも遠く感じた!
アクセス道のり
自分は高速道路を使わずに国1バイパスで行ったのでルートはこんな感じで行きました。
国1「向谷IC」降り→県道81号→県道64号→県道63号→道順に行くと国道362号→県道77号
とにかく高速からも国1からも大井川上流に向かう道路で分岐ポイントの県道77号まで行く事になるので、道順的には看板を見ていればわかりますが、山道な事から初めて行く場合だとカーナビがあったほうが安心感はあります。ただ寸又峡へと繋がる県道77号はかなり山の為かナビ(純正と持ち運び2台とも)のGPSが方角を見失う自体も発生したので、道路沿いの「寸又峡または温泉」看板をよく見て方向を意識したほうがいいと思いました。
寸又峡に行くまでの道のりには見所となる場所も意外とあり、中でも道の駅「川根温泉」は休憩がてら寄るのをおすすめ!
今回は道の駅がメインでないので画像はこれしかありませんが、道の駅・川根温泉には食事処だけでなく無料の足湯(トイレ隣)まであり、有料で温泉施設の露天風呂も完備しています。日帰りの場合だと帰りにここで温泉に入ったり足湯につかるのも有りで、大井川沿いに位置していることから景色も楽しむことができます。また大井川鉄道の線路もすぐそばを通っているのでSLや電車の撮影スポットとしても人気になっていて、この日も一眼レフガチ勢の人達が川沿いに多くいました。
道中にはこんな山も発見!オレ的通称ではバリカン山と呼んでいて、まるでツーブロックにする為にバリカンを入れたように木々がそこだけなくなっているので、そう呼んでいます。こんなにうまく木を伐採できるのか謎でもありました。(神秘的感
そして国道362号→77号は2通りの分岐点行き方があって、交差点名はありませんが、看板が多数並んでいる「千鳥駅」前方面の分岐点(大型バスも曲がっている信号)から行くのをおすすめします。何故なら駅の隣が「トーマスフェア」を開催しているからで、トーマス好きなキッズなら喜ぶ事間違いなしのスポット!帰りに道を間違え、たまたま駅方面から行ったところ、トーマス顔の列車が止まっていたのを目撃してすごい後悔しました。
自分は県道77号でも川根大橋を渡る方向を選んだのはかなり失敗感あったので、トーマス顔の列車を見たい場合は手前の分岐ポイントから!またトーマスフェアに行ってから寸又峡に行くのもありなので、時間的余裕をもって訪れてみてください。
気になるのが県道77号線の道事情!ナビのGPSも狂わせてしまう山道は車線が極端に狭くなる場所もあるので、徐行程度に進む箇所も多数ありました。
片側1車線ずつの道路もありますが、道中には対向車が来たら待避所で待っていないと車同士がすれ違えないポイントもあり、とにかくカーブ手前ではミラーでよく確認して進まないと本当に危ないので注意が必要です。意外と対向車が多く、時には大型バスも来るので、とにかく安全運転!こういう場所だとユーロビートの音楽を流しながらイニシャルD気取りになって運転する人(ダム湖畔沿いで多い)がたまにいますが、そういう運転が出来る道路ではないので、くれぐれも景色に見とれることなく前だけを良く見て運転する事を心掛けてみてください。
寸又峡の駐車場について
県道77号をひたすら道なりに進むと右側に町営の第1駐車場が見えてきて、そこから100mくらいすると第2駐車場が左側に見えてきます。訪れた場所の中でも一番紅葉が綺麗だったのが第1駐車場のカエデで、真っ赤に染まった多数のカエデは見頃となっていて、風景に合わせて写真を撮っている人が多い場所でもありました。
【第2駐車場】
第1と第2はかなり広い敷地面積がある駐車場!おそらく紅葉ハイシーズンに突入するとこっち側のほうまで車をとめることになり、寸又峡の入口までは約15分くらいかかることから、シーズンによっては早めに到着しないと遠く遠くになってしまうので気をつけたものです。
第2駐車場から少し進んだ場所にあるのが「第3駐車場」で、左側に入っていける分岐ポイントには駐車係の人がいて案内してくれます。実は行く前にあらかじめグーグルマップで寸又峡の駐車場を調べていて、穴場的な場所も見つけていたものの、ここの駐車場にとまっている車の多さ(ほぼ満車に近い状態)を見て、ここから先にある駐車場はおそらくとめる事は無理だろと思ったことから第3駐車場にとめることにしました。でも実際は穴場的な寸又峡に一番近い駐車場はガラガラだったので、県道77号をそのまま進み寸又峡の入口付近まで行って、駐車場の状況を見にいくのも有りだと思います。
ただ街並みやお土産屋、温泉宿の様子を見たい場合は第3駐車場がおすすめで、ここから約10分ほどで寸又峡の入口に行く事ができます。
第3駐車場の様子
寸又峡のメイン駐車場が第3駐車場で、車の台数はかなりとめれるようになっていて、敷地内には観光案内所や綺麗なトイレも完備!
訪れている車のナンバーを見ると、都道府県別では静岡ナンバーが一番多いものの、愛知や岐阜も意外と多く、福井、大阪、京都、神奈川、東京、千葉などかなり遠征して来ている人達もいて、どこでこの秘境観光スポットを知ったのか聞きたいくらいでした。柏ナンバーを見たのも久しぶりなことから、全国規模の人気観光スポットが「寸又峡」!
駐車場料金
- 車 500円
- バイク 200円
町営の駐車場料金はこんな感じですが、ここから先の民間の各駐車場も基本的に同じ料金体勢(一部を除き)でした。料金はシーズンによって払う仕組みがちがっていて、観光シーズンだと駐車係が車を誘導して料金を払うしくみ、その他のシーズンだと駐車係は常駐していなく、敷地内の目立つ所に箱が設置されているのでそこに駐車料金を入れます。基本的にシーズン問わず寸又峡の駐車場は有料となっているので、無断駐車することないよう注意が必要です。
駐車場から寸又峡入口付近に繋がっていく道には、木箱の駐車料金箱が設置されていて、訪れる際に必見なのが「寸又峡イラストマップ(黄色四角部分)」!これは寸又峡の夢の吊橋までのコースやその他のハイキングコースも一目でわかるようになっていることから、距離や時間を測る目安にもなります。
現在地の第3駐車場から夢の吊橋までは約40分!駐車場から寸又峡のバス停やお土産屋がある入口付近までは約10分、そこから夢の吊橋まで約30分くらいの距離で合わせて約40分です。注意したいのが後でも説明する、「シーズン中は夢の吊橋が一方通行」になる事から一周すると往復で約1時間半くらいかかってしまうので、時間的余裕を持って行くのをおすすめします。もし時間がない場合や体力に自信がない人には夢の吊橋を渡ることなく、近くで見たり展望ポイントもあるので、自分に合った観光の仕方を選ぶのも有り!
穴場の駐車場!
マップの黄色丸部分が穴場的な駐車場となっていて、寸又峡入口付近すぐに駐車することができます。街並みやお土産屋、温泉宿など見ない場合は断然近いのがここ!
2箇所隣どおしそれぞれ違う民間の有料駐車場になっていて、むかしのパチンコ駐車場はガラガラ状態!おそらく町営第3駐車場が満車状態だったのでこっち側まで来る人がいなかったと予想されます。むかしのパチンコ屋はどんな店なのか少し興味がありましたが、営業してなかったので少し残念でした。駐車料金は車500円!
寸又峡の駐車場情報をまとめるとこんな感じとなっていて、もしかするとハイシーズン中はこの他にも駐車場として開放される場所があるかもしれませんが、自分が訪れた時はこんな感じでした。混雑が予想される紅葉シーズンはとにかく時間にゆとりを持って早めに来て、街並みなどを見学するとどういう観光スポットなのか良く分かると思います。
夢の吊橋までの道のり
第3駐車場から寸又峡入口付近までは約10分、そこまでの間には温泉宿や飲食店など民家も点在していて、観光スポットが歩いているだけで伝わってきます。歩いていて目についたのが温泉宿の前の看板「茶ピオカ」!最近では少しタピオカブームも去りつつあるものの、観光地として時代にのった飲み物を売っているのはGJに感じました。時代にのることはこれからの企業にとっては大事なことで、観光地も時代にのることは存続にもかかってくると思うので大切に思いました。ちなみに時代にのっていない観光スポットはその名前看板だけを売りにしている所もあることから、観光スポットこそ時代にのっていくのは必要に感じます。
寸又峡入口に近づくにつれてお土産屋さんも多くその隣に隣接している有料駐車場もありました。この辺は観光客が通る場所でもあるので、車で走行する時はくれぐれも歩行者に注意して徐行程度で走行!
寸又峡入口付近の様子
寸又峡の入口付近にはバス停があったり綺麗なトイレを完備していて、ここから夢の吊橋に行く場合は動物のオブジェを横に真っ直ぐ進むと行く事ができ、画像の矢印方向に行くと穴場的駐車場方向。入口付近では動物のオブジェで写真を撮る人が多いので、記念写真を撮るのも有り!
※グーグルマップでこの入口付近を見ると左側に駐車場が映っていますが、今現在はトイレに変更されています。
そして入口付近を夢の吊橋方面に進んで驚いたのがこの民宿に併設している駐車場!その駐車料金は車バイク1台200円ということから寸又峡駐車場の中では一番近く、しかも一番安い料金設定。車では入ってはいけないように見えたものの、通行OKです。
左側には足湯カフェやお土産屋もあって目についたのが、夢の吊橋をモチーフにした「夢の吊橋サイダー」250円!帰りにお土産屋を回る予定だったので、行きはスルーしましたが帰りは予想以上に時間が過ぎてしまい買うことができませんでした。かなり後悔!
遊歩道入口
夢の吊橋に繋がる遊歩道は車両は進入禁止となっていて、道幅はかなり広い事から歩きやすいのが特徴。時間によってはゴルフカートで夢の吊橋付近までいけるので、高齢の方や小さなキッズ連れファミリーは利用してみるのもいいと思います。
一般的な夢の吊橋ルート
マップから寸又峡の一般的なルートを解説すると、現在地(赤丸部分)の入口付近から約30分で夢の吊橋(黄色丸部分)に到着。観光シーズンは橋自体が一方通行になるので、渡り終えたら強制的に噂の「300段の階段」を登って飛龍橋方面から一周することになります。自分の場合は夢の吊橋を渡ってから寸又峡渓谷展望台(青丸部分)にいき、それから飛龍橋で一周しましたが、入口付近に到着した時間は合計約1時間半かかりました。
ゆっくりと歩いて一周すると約1時間半!
1時間以上歩く事になるので、はっきりいってハイキングですが、階段の難関を越えれば道がアスファルトになるので、体力も平均的で普段から歩いている人なら大丈夫な道のりにも感じます。ただ自分は思ったよりも総合的に見ると大変に感じ(階段を全力で登った為)、帰りはフラフラ状態(ふくらはぎがプルプル状態)になったので、所々で休憩しながら歩くのをおすすめ!
入口付近から約10分くらい歩くと右側に現れる小屋がトイレとなっていて、ベンチも完備されていました。
道中は帰りの観光客とすれ違うことから、夢の吊橋の待ち時間を聞くとこの先の時間配分も変わってきます。その訳は、観光ハイシーズンになると吊橋を渡る(10人しか渡れない)だけでも待ち時間ができるほど訪れる人が多いので、その点からあいさつしながら聞くのをおすすめします。
長いトンネルを越えて少しいくと分岐ポイント!
真っ直ぐ行くと夢の吊橋に繋がる下り階段、左側(黄色矢印方向)に行くと高い場所から吊橋を展望できるようになっていて、一周して帰ってくる人達と合流するポイントにもなっています。きつい階段は無理と言う人は左側に進み飛龍橋から紅葉を見るのも有りなルート!
分岐ポイントに設置してある看板を見ると、GWや紅葉シーズンなどに夢の吊橋が一方通行になるようで、歩行に自信のない人は「飛龍橋」方面を散策してお楽しみくださいと書いてあります。ただ飛龍橋はかなり高さがあって橋の上からでは夢の吊橋はあまり見えない事から、紅葉を遠くから見たい人はいいかもしれませんが、吊橋をメインに考えている場合はあまりおすすめしません。結構距離もある!
分岐ポイント付近にある展望スポット(ピンクの公衆電話付近)からの夢の吊橋の様子!かなり高さがあるのが確認でき、ここから階段の様子を見て吊橋付近に行くか決めてみるのも有りです。実際ほとんどの人は夢の吊橋を渡っていましたが、中には橋の横で写真を撮るだけの人もいたので、吊橋横まで行って引き返すルート(観光ハイシーズンは一方通行になるので橋を渡ると引き返せない為)も有りに感じます。
階段は結構急になっていますが手すりがあり、降りきると下り道になっていました。下りなので疲れることはありませんが、角度が急なことから足をくじいたりしないように注意!
吊橋の手前横が撮影ポイント
夢の吊橋のすぐ横は少し出っ張った手すり付きの展望ポイントになっていて、訪れる人が変わるがわる写真を撮っているポイントがここ!写真撮影スポットとしておすすめで、写真映えインスタ映え狙いにもってこいの場所にみえます。この日は到着するまでに5、6人が並んでいましたが、写真撮影をしているといつでも通れる状態になっていました。次から次に来る観光客を見ても、夢の吊橋の人気が高いのがうかがえ、ハイシーズンになると渡るのに待ち時間ができるほど渋滞するのも納得です。
夢の吊橋の通れる人数は10人!
時間帯や時期によっても待ち時間は違うと思いますが、こういう遊園地のアトラクション的な待ち時間は道路の渋滞とは違い、渡るまでの楽しみもあると思うので、風景を楽しみながら待つのも全然有りに感じました。
湖面はエメラルドグリーン色をしていて説明不要の美しい光景は写真映え間違いなしのスポット!写真を撮る際のポイントをオレ的にまとめてみたので参考にしてみてください。スマホでも十分綺麗に撮れる!
写真を綺麗に撮るコツ
- 日が出ている時間を考える
- 雨の日の次の日は避ける
最初の日が出る時間というのは、湖面に山の影ができない時間を選ぶことで、早すぎても遅すぎても吊橋周辺の湖面に微妙に影が出来ると思うので、オレ的には午前11時~午後3時くらいがベストに見えました。雨の日の次の日というのは、雨が降ると湖に濁りが発生してしまうと予想されるからで、せっかく来てもエメラルドグリーンの湖面が見れないのは残念な為、天気は結構重要に思います。
アイフォンで撮った写真
【上が通常の撮影、下がパノラマ撮影】
アイフォンで撮った写真は多少コントラストと色調整をしていて、エメラルドグリーンの湖面と吊橋、山の紅葉をくっきりと映し出していて秘境感抜群!アイフォンだと画像比率がアンドロイドスマホ(機種にもよる)とは違うことから、画角を広げたい場合(広範囲を撮りたい場合)は、パノラマ撮影がおすすめです。縦にかまえてアイフォンを撮りたい方向に向けるだけで、ブレもなくかなり広い画角の写真を撮る事ができます。最近はまっているのがアイフォンでのパノラマ撮影!これは本当におすすめな撮り方なので、広範囲写真を撮りたい時に試してみてはどうでしょうか。撮影している人の中には新型アイフォン11(タピオカスマホ)で撮っている人もいて、トリプルカメラ内臓のタピオカスマホではどういう風に撮れるのか気になりました。
ちなみにアイフォンは4ヶ月前にmineoで購入していて、mineoではSIMフリー端末の比較的新しいアイフォンを扱っているので、キャリアから乗り換えた自分にとっては、選んで良かった端末でもあり、今回の寸又峡では実際に使ってどんな感じなのかを試しています。
夢の吊橋の様子
夢の吊橋では手前と渡りきった場所に係員を配置していて、訪れた日は観光ハイシーズンな為、一方通行になっています。吊橋というと揺れるイメージがあると思いますが、その通りの揺れを体感!手すりにつかまっていないと体がうまく立って入られないほど揺れるときもあるので、手すりをつかんでゆっくりと進みます。
吊橋の上でやってはいけない事!
- 吊橋を揺らす
- 押すなよ押すなよ
これは常識的な範囲にも感じますが、とにかく老若男女訪れる場所なので、他人が危険になるような行為はダメ!普通に歩いていても吊橋はけっこう揺れを感じることから、揺らすと本当に危いです。「押すなよ押すなよ」はなんとか倶楽部の一発ギャグとなっていますが、危険な場所になるほどやる人がいて、観光スポットでもこれをやる人がいるのが実情!前には岐阜の金華山展望台や浜名湖・海で実際にやっている人達を見た事があり、フリとして「押すなよ押すなよ~絶対に押すなよ!」とマジ顔で言いながら、後ろを向いているときに押すそぶりを見せると「ウェ~イ」という反応のくだらない行為。これの何が楽しいのか謎ですが、危ないのでダメ!
吊橋からの景色もGJ!
渡っている人のほとんどは吊橋の上から写真を撮っているので、夢の吊橋からの写真撮影もおすすめ!ただ時間配分は決められてないものの、常識範囲で進まないと後の人達が待つことになるので、ほどほど加減は重要に感じました。後、吊橋の上は想像以上に揺れることから、スマホなどを落とさないように気をつけたほうがいいです。自分はアンドロイドとアイフォンを交互にポケットから出している時に揺れで落としそうになったので注意。
まだ分割払いが残っているアイフォンを落として泣く所でした!
足元の板は2枚!感覚的には30センチくらいの幅を約100mくらい歩くので、最初は揺れとの戦いですが、真ん中くらいに行くと少し余裕ができます。
吊橋のちょうど中間付近には足元の板が3枚になっているので、安定感よく写真を撮るならこの辺がいいかもしれません。
狙ったとおり水量が多いのもこの時期ならでは、紅葉時期は水量が多いのがよくわかり、夏にこなくて良かったと実感しました。
アイフォンで撮った写真
大間ダムでせきとめられている湖の様子も見る事ができます。
渡りきった先にあるのが紅葉時期らしいカエデの存在!夢の吊橋はだいたい約10分くらいかけて渡っていて、どの方向もロケーション的には秘境感がただよっていてGJな景色を楽しめます。
そしてここからが噂の300段の階段ゾーン突入!
階段を登る前に準備運動もオレ的には推奨していて、動きやすい服装と運動靴を推奨しているのはこの階段からです。登っている時は少し吊橋の揺れを感じながら無心、所々に休憩できるベンチでは休んでいる人もいたりと皆大変そうに見えました。
この高さがお分りだろうか?さきほど渡った夢の吊橋があんな小さく見える!これでもまだ階段の登り途中で、所々にこういった絶景が見れるポイントもあることから上からの写真を撮る時はこちら側のほうがいいかもしれません。続々と渡ってくる観光客の多さ!
登山のような階段を登りきった先は、アスファルトの道路になっていて、分岐ポイントにもなっています。右に行くと寸又峡渓谷尾崎坂展望台、左に行くと飛龍橋に繋がっていて帰り道となっています。次に行くのが展望台で、分岐ポイントからそんなに時間距離はかかりません。
寸又峡渓谷展望台の様子
寸又峡渓谷尾崎坂展望台にはトイレ、飲み物自販機、ベンチなどが完備されていて、夏の暑い時期だと水分補給場所として自販機はGJ!この日は日中はすこし肌寒くないくらいの気温でしたが、階段を登った為か汗をかくほどで、半そでが気持ち良いくらいでした。
気になる展望台からの景色
高さがあるためかなり期待した展望台ですが、湖面と山々の絶景を見れるわけではなく少し微妙な風景でした。写真が一枚しかないのを察してください。風景的には反対側からの分岐ポイント付近のほうが景色はいいように見えました。
飛龍橋ルートの帰り道
帰り道はほぼ下りのアスファルトの為、そこまで疲れる事はなく順調に飛龍橋に到着。橋の高さはかなりある事から紅葉はじめの山々をバックに写真を撮る人もいましたが、エメラルドグリーンの湖はかなり遠くに見えるので絶景的には少し弱い感じがします。
【飛龍橋からの景色】
【帰り道からの飛龍橋】
飛龍橋から約20分くらいで最初の分岐ポイントの階段付近(展望ポイントのピンク公衆電話横)まで戻ってきて、アイフォンで最後の写真撮り!体力に自身のない人や時間がない人はここでも十分絶景を見る事ができるので、寸又峡の秘境を体感できるポイントとしては有り。実際に一般ルートを一周してきたオレ的には、展望台や飛龍橋からの景色よりも、ここからの夢の吊橋と湖コラボのほうが秘境感は出ているように見えました。
そしてなんとか無事に1時間半以上かけて寸又峡入口付近に到着!時間は予定計画よりもかなり遅れている事に気づき、行きに目についた足湯カフェやお土産などの予定は、完全スルーすることになってしまいました。そもそもの原因が国1から寸又峡まで予想外に時間がかかった事で、観光スポットの時間配分が大事なのをつくづく感じることになりました。次の秘境インスタ映えポイントまでは少し距離があるのと、撮影時間帯がかなり重要に思っていたので、本当なら足湯につかってゆっくり休憩してから行く予定は崩れてしまいました。同じように一箇所だけでなく他の観光スポットに行く場合は時間にゆとりを持った行動計画が必要!寸又峡だけの場合は、歩き疲れた後の足湯や温泉は最高なので、足湯カフェや温泉など寄って見てはどうでしょうか。
ここからは足がプルプルした状態で、早歩きや時には走ったりして第3駐車場まで急ぎながら戻っていて、街並みや温泉宿の風景などは行きの時しか見ていませんが、とりあえず寸又峡の秘境は体感したので良しとしました。
寸又峡・夢の吊橋に行った感想
今回は静岡県榛原郡川根本町の秘境人気観光スポット「寸又峡」に訪れてみましたが、行くまでの道中などそんなに簡単に行けないことからも秘境と呼ばれている理由がよくわかりました。人気になっているのは、そのロケーションの良さで、山々が広がる湖に夢の吊橋がかかっている光景は秘境感ただよう絶景ロケーション!エメラルドグリーンに輝く湖面を見ながら吊橋を渡るのも絵になっていて、自然豊かな秘境を体感しながらハイキング出来るのもここならではの良さに感じました。自分は日帰りで訪れましたが、風情ある温泉宿も意外と多いので、一泊旅行としてくるほうがゆっくりしながら観光を楽しめると思いました。
オレ的観光おすすめ度
★★★★★
寸又峡のオレ的観光おすすめ度は余裕の星5つ!写真映えやインスタ映え狙いにピッタリな場所でもあり、ここまでの秘境感があるのも全国的にも珍しく感じたのでこの星の結果になりました。一般ルートを一周して歩きつかれた後は、足湯カフェが絶妙なポイントに配置されているのもGJポイントで、付近には温泉もあることから、どの年齢層でも楽しめる観光スポットとしておすすめです。
おすすめシーズン
訪れるシーズンについては、オレ的には紅葉シーズンがおすすめで、その訳は山々の紅葉を見れるのと、湖の水量がある事、軽いハイキングになるので冬の気温がちょうど良い感じで歩く事ができるから!紅葉の見頃については、その年の気温変化で左右されるので一概には言えませんが、参考にするならテレビメディアの静岡県の紅葉情報(ネットだとわかりにくい)を見ると訪れる目安になると思います。自分は11月の中旬寄りに訪れてみましたが、山々は比較的色付き始めている状況にたいして、一番紅葉具合が良かったのは第1駐車場のモミジでした。ただ一番紅葉が見頃になるとすごい混雑が予想されるので、自分的にはこのタイミングで来てみてよかったようにも感じます。
秘境観光スポットの寸又峡!場所的には少し遠いのが難点となっているものの、その絶景は来て良かったと思えることから、静岡の秘境スポットとして訪れてみてはどうでしょうか。オレ的には行って良かったです。