富士山絶景ポイントになっている田貫湖(たぬきこ)にあるキャンプ場の様子や展望ポイントなど見所を解説。
静岡県富士宮市にある田貫湖は、富士五湖には含まれないものの、富士山の位置的にほぼ真横にあることから、湖+富士山=絶景スポットとして知られていて、湖畔沿いには富士山絶景キャンプ場の1つ「田貫湖キャンプ場」があります。その富士山が見える絶景キャンプ場の代表格と言えば「ふもとっぱらキャンプ場」が有名になっていますが、田貫湖キャンプ場も人気スポット!富士山展望だけでなくアウトドアを楽しむ場所として、湖ボートや魚釣り、湖を周遊できるサイクリングなど自然豊かな風景とともに有意義な時間を過ごせるのが人気に繋がっています。
田貫湖の楽しみ方
- キャンプ
- ダイアモンド富士展望
- 魚釣り
- 湖ボート
- バンガロー
- 周遊サイクリング
記事では田貫湖の中でもキャンプ場がメインになっていますが、付近には全国展開している休暇村ホテルやバンガローなど泊まる場所は他にもあるので、楽しみ方は色々!その田貫湖に初めて訪れる人の為にもどういう施設配置になっているのか展望ポイントからの富士山も紹介してみるので、観光からキャンプで訪れる際は参考にしてみてください。
田貫湖キャンプ場の場所詳細
田貫湖の車でのアクセスは、静岡県から山梨県に抜ける国道139号→県道414号→少し狭い林道を通っていくと湖畔道路にでることができ、道なりに進むとキャンプ場などの看板があります。ただいくつも行き方がある為、ピンポイントでキャンプ場に行く場合は、ナビ設定は必要に感じました。
田貫湖キャンプ場詳細
場所 | 静岡県富士宮市佐折634−1 |
営業期間 | 通年 |
利用 | 完全予約制
予約はHPオンラインのみ |
料金 | テント 1泊2500円
大型テント 1泊3500円 タープ 1泊1000円 サイト使用 1泊200円 ※詳しくはHP参照 |
時間 | チェックイン 8~17時
チェックアウト 12時 ※期間や連休で変動有 |
駐車場 | 舗装された大型無料駐車場
ローダウン車可能 |
施設内容 | フリーサイト
湖ウッドデッキテラス シャワー トイレ水道&炊事場 ゴミ箱 荷物運び用リアカー 飲み物自動販売機 |
南側キャンプ場施設に関しては、サイトA・Bに別れていてトイレとシャワー完備の建物意外に、水道炉の炊事場がそれぞれあり、アウトドアの施設としてはかなり充実したキャンプ場。また受付をする管理棟には売店飲食を併設していて、焚き火にかかせないマキも販売しています。
注意点に関しては利用する際のルールがあるので、一通りHPに目を通すのは必須!
キャンプ場の利用仕方
- 予約する
- 現地で受付
- テントを設置
オンライン予約のカレンダーにはサイトA・B選択有り。
もし訪れるシーズンのキャンプ場の様子や利用状況を知りたい場合は、HPの予約カレンダーかひとめでわかる静止画ライブカメラもあるので、把握することが可能!ハイシーズンの混雑状況を予想できる点から、IT時代のキャンプ場と言えます。
静止画ライブカメラでは南側テントサイトA・Bだけでなく駐車場など分置きに更新されていて、どの辺にテントを張る人が多いのか事前に調べることもできます。ただ人気キャンプ場だけにハイシーズンに行く場合は、フリーサイトだけに早めに受付をするのが鍵!これはどこのキャンプ場でも言えますが、チェックインギリギリで行くとフリーサイトは早い者勝ちの為、かなり遠くの一番隅など条件が悪くなると想定されます。その点から富士山絶景キャンプ場だけに場所取りをかねて早く行く事をおすすめ!
田貫湖キャンプ場の様子
田貫湖キャンプ場の駐車場は広く舗装された大型駐車場。キャンプ場の中には狭かったりとんでもない段差があったりする中、ここは道路から駐車場までスロープ状になっています。ローダウン車可能!但しキャンバー角バチバチの極低車は除く
駐車場隣に位置している管理棟は、キャンプを予約して現地についたら最初に受付を済ませる場所。
テントサイトのA・Bフリーサイト
テントサイトの入口にはトイレと荷物を運ぶリアカーを完備、基本ここからABサイトに荷物を運びます。オレ的には駐車場付近の入口からBサイトまでは距離があるのが困難にも感じますが、マップのクチコミでは公式オーナーの返信に受付さえ先にすれば、道路脇の駐車場(Bサイト建物付近)から荷物を搬入してもOKとあるので、Bサイトを利用する際は受付の時に係員に聞くことをおすすめします。
訪れる多くのキャンパーがテント設営するAサイトには湖に面したウッドデッキ状テラスを完備していて、比較的どこからでも富士山を見ながらキャンプを楽しめます。Bサイトは木々が目立ちますが少し離れれば富士山を見れるポイント有り!一見するとゴルフ場のように見えるものの、ゆっくりと静かに過ごしたいならAサイトよりも少し距離があるBサイトのほうがソロキャンも多くのんびりできる印象です。
テントサイトからはアウトドアを楽しみながら富士山を十分見る事ができますが、田貫湖の湖畔沿いにはこれぞ冬の醍醐味でもあるダイアモンド富士を展望するポイントもあります。
ダイアモンド富士展望ビューポイント
現地にあったマップから説明すると田貫湖の南側湖畔はこんな感じ、青色囲い部分がキャンプ場のテントサイト、黄色丸部分が展望ビューポイント、展望ポイントを目指す場合は湖の周遊歩道を歩きまたはサイクリングで行く事も可能。
田貫湖を散策がてらのんびり歩くのも過ごし方の1つ、Bサイト付近からは約5分も歩けば到着します。
展望ビューポイントからの富士山
ダイアモンド富士展望ビューポイントはウッドデッキ状にベンチが備えられているので、ゆっくりと過ごす場所として富士山撮影ポイントとして有り。左右に広がる木々のど真ん中に富士山の風景が特徴的!
これぞ雪化粧されたダイアモンド富士!これ以上雪が積もると風景的に崩れてしまうことから、絶妙なタイミングで来れたようにも感じます。この日は風が微妙にある為、波紋ができて湖に写る逆さ富士は見る事ができませんでしたが、夕日に合わせて赤富士もワンチャンある場所につき、撮影スポットとして訪れている人が多い印象でした。
田貫湖の南側湖畔はこんな感じで、田貫湖には南側だけでなく北側にも富士山展望ポイントがあり、ほぼ反対側に位置していることから少し時間はかかりますが、違う角度から富士山を見る場所として有り。
北側の富士山展望ポイント
田貫湖の湖畔沿い道路をひたすら真っ直ぐ進むと行き止りになる北側の駐車場。
案内マップでも確認できますが、訪れた時は下からの展望ポイントで撮っていて、少し小高い場所には「たぬき展望台」もそんなに遠くない為、撮影ポイントとして訪れるなら上下がおすすめです。
何のモニュメントかは不明ですが、風景の一部として写真に入れると絵になります。北側からは木々などさえぎるものがない為、画角を広く富士山の様子を撮ることが可能。
こんな感じで、湖畔沿いには意外と富士山が綺麗に見れるポイントが多数あり、大自然の中での過ごし方として散策すると色々な発見があるかもしれません。
田貫湖の感想
静岡県山梨県の多数ある富士山絶景スポットの中でも、富士五湖に負けない絶景が見れる田貫湖は、とにかく富士山の横に位置しているせいか迫力ある風景が特徴的で、アウトドアに特化した色々な過ごし方が出来るのもここの良さに感じます。その総合結果からオレ的評価はこんな感じに!
キャンプ場おすすめ度 ★★★★★
富士山展望おすすめ度 ★★★★☆
田貫湖のおすすめ度数はほぼ満点!キャンプ場は施設が充実しているのにリーズナブルな値段設定が良く(近年ではブームから風景が良くないのに高く感じる場所がある中ここは安い)、富士山が見れるキャンプ場として人気になっているのも訪れてみると良く分かりました。富士山展望ビューポイントも富士山+湖の自然をテーマにしたコラボ絶景を楽しめる点が大きく、観光目的からアウトドア目的どちらで訪れるにしろ、一泊するにはキャンプに限らず休暇村ホテルもある為、どの年齢層でも楽しめる田貫湖訪れてみてはどうでしょうか。
もしキャンプ目的で訪れる場合はハイシーズンの春夏は混雑が予想されるので、ライブカメラを見て状況把握してから訪れるとビックリすることもないと思います。また冬は、湖に近いだけでなく場所的にも極寒を想定してこれでもかというくらい防寒対策は必要に感じました。