エアコンの水漏れを解決予防する方法を紹介!カバーの外し方からポイントを分かりやすく解説

夏に冷房を使った時に起こりやすいトラブルの1つ「エアコンからの水漏れ」解決方法と予防対策を紹介。

最初にこんな症状の時に解決するかもしれません。

エアコン水漏れ症状

  • 室内エアコン本体右下部分から水が落ちてくる

水漏れの症状は、冷房時(温度を下げれば下げるほど)に室内エアコン本体の右側下部分から水が漏れる症状で、冷房を長時間使っていると起こりやすい傾向にあります。また1度漏れると何度でも水漏れするのが特徴、ポタポタ落ちる水は水滴なことからも部屋にいても気付かなく、気付いたときには水びたしになっていた!などすぐに対策をしないと冷房を使うたびに起こるのが、エアコン本体右下からの水漏れとなっています。

この症状は特にエアコンを取り付けてから年月がたつほど発生しやすく、一般的な掃除では防ぐことができない為、点検をかねて一年に1度チェックすると予防効果がある体感です。

そんな症状の解決策がこれ!

水漏れ解決策

  • ドレン入り口を掃除

冷房だけに起こる水漏れトラブルは、水を排出するエアコン内部のドレン入り口が詰まり、逃げ場がなくなった水たまりが本体の右下から漏れることから発生!実際ドレンにホコリがこれでもかというくらい詰まっているのを掃除して取り除いた所、それ以降水漏れすることがなくなりました。もしドレンの入り口が塞がっていない場合は、外のドレンホース出口(白色のジャバジャバ状ホース)を確認すると解決するかもしれないので、エアコン本体右下からの水漏れの場合は一番先にドレン入り口(水排出口)またはホース出口を確認。

作業的には室内エアコンのカバーを外せば後は簡単!水漏れをDIY作業で解決したい場合やこれから水漏れが起こらないように予防対策として作業する場合は、画像つきで詳しく解説してみるので参考にしてみてください。

注意点は家庭用エアコンの中でも自動フィルター掃除機能や無線LAN機能が付いているものは、ノーマルのエアコンよりも色々なセンサーや部品が装着されていることから、カバーを外す時は特に慎重な作業が必要とされるので、作業が不安な人は業者に頼むのをおすすめします。これは実体験から言えることで、自動フィルター掃除機能付きのエアコンカバーを外したところ、ノーマルのエアコンとは別次元の複雑な構造となっていました。

エアコンカバーの外し方

今回作業するエアコンは1つ世代が古い約10年前の物で、冷房暖房だけの自動フィルター掃除機能などが付いていないノーマルのシンプルエアコン。

一番重要なドレン入り口にアクセスするには、エアコンのカバーを外さないと確認も出来ない為、フィルターを外してコンセントを抜いた状態からスタート!

ノーマルのエアコンカバーは簡単に外れるのが特徴、ネジもだいたい3~5個くらい(画像のエアコンカバーは3個)でとまっていて、ネジにはフタがある場合もありますが、見るとすぐに分かる仕様です。

作業は+ドライバー1本で可能ですが、ネジにあっているものを使わないとネジ山をなめる原因になるので注意!普段はダイソーの物をおすすめしていますが、ドライバーだけはオレ的に高い物がおすすめで、スナップオンあたりを買っておけば色々な用途に使え安心感があります。

ネジを外したら本体からカバー部分だけを外します。少し上に持ち上げるのがコツで、下側部分から左右に少し揺らしながら上に持ち上げると外れる体感。

この時の注意点は、くれぐれも土台となる本体側も一緒に持ち上げない(エアコン本体が外れる)ように注意!またカバーはツメで引っ掛けて取り付けられているので、マイナスでこじったりすると破損の原因になります。エアコンの機種によって多少の違いはあるものの、ゆっくりと丁寧に作業すればノーマルの場合はカバーを外すのは比較的簡単です。

外したカバーには上に2つツメ有り。オレ的作業では毎年1度のチェックの時にカバーをスポンジを使い丸々洗って、カビやホコリを取り除いていますが、取り付ける時にはよく水をきり拭き取らないとエアコンの故障原因になるので注意が必要!

水漏れ原因のドレン掃除

カバーを外すと熱交換器のパイプフィン(赤色囲い部分)が現れるので、ついでにエアコン用洗浄スプレーで掃除すると綺麗に保つことができます。

【水を排出するドレン入り口部分】

水漏れ解決で重要なドレン入り口部分(黄色の丸部分)は直径1cmないくらいの小さな穴!冷房を使うと熱交換器から出た水滴が溝を伝わってここから排出する仕様となっていて、ドレン穴にホコリや虫で塞がっていると水漏れの原因になります。

ドレン穴は少し上から見ないとわかりませんが、この部分を掃除チェックすることでエアコン水漏れ解決予防!最後はスポイトなどで水を流してしっかりと流れることを確認してから作業は終了。

慣れればカバーを外してドレンチェックは5分もあれば可能!

最後にカバーを装着作業では、カバーと本体側をうまく合わせるのが重要。ツメ部分のことを考えて上からカバーを取り付けて前から軽く押してやると溝のラインが合い完了です。カバー取り付けは少しコツがいりますが、構造を見ると分かる体感!急いであせってやると破損の原因になるため、ゆっくりやること(イライラしたら休憩)をおすすめします。

エアコン水漏れ解決予防まとめ

今回は夏に症状が出る、エアコンの右側下から水が漏れる場合の解決方法、予防対策を本体カバーを外して解説してみましたが、とにかくあせらずゆっくりやれば比較的簡単な作業、一年に1度DIY作業でチェックする際も参考にしてみてください。

エアコン水漏れ解決作業まとめ

  • 水排出ドレンを確認
  • 作業する際は慎重に丁寧に
  • ついでに掃除

こんな感じで、カバーさえ外してしまえばドレン入り口のホコリをチェックしたり、普段アクセスできない部分もメンテがわりに掃除が可能。風を送るファン(丸い回る部分はカビがつきやすい)も比較的アクセスしやすくなるため、こういう時に綺麗にすることができます。ただこれはあくまでも何度も言うようにエアコンがノーマルの場合で、機能がたくさんついたエアコン、自動フィルター掃除機能付きは(内部が複雑な為)へたにバラすと元に戻せなくなる可能性があるのでくれぐれも注意が必要です。またドレン関係をチェックして別の部分から水が漏れている場合は、素人には無理だと思うので、その時は業者に頼むことが最善ですね。

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