梅雨時期になると花が見頃を向かえ、花しょうぶとともに人気になっているのが、あじさい!東三河でもあじさいの観賞スポットとなると少なく、敷地いっぱいにあじさいが咲くスポットが蒲郡市にあると聞いてさっそく行ってきました。
蒲郡市といえば温泉街がある町として有名で、形原温泉には5万株のアジサイが植えられている「あじさいの里」があります。毎年6月に開催されるあじさい祭り期間中には多くの観光客が訪れる場所で、これからが見頃になるあじさいの里をじっくりと見所ポイントをまじえて紹介するので行く際の参考にしてみてください。
あじさいの里の場所と駐車場など詳細
アクセス | 愛知県蒲郡市金平町一ノ沢周辺 |
駐車場 | 複数有り ※駐車場代500円 |
トイレ | 園内に2箇所(駐車場にも簡易トイレ完備) |
あじさい祭り期間 | 日時・6月1日~30日
時間・8時~21時半 夜は日没からライトアップ有り |
入場料金 | 300円
※中学生以下無料 |
あじさいの里までのアクセスは国道23号線側、国道247号線側ともに県道322号から「形原温泉」信号交差点を山側に進むとあります。道的にはそんなに複雑ではなく、曲がる信号さえ間違えなければ形原温泉入口はわかりやすくなっている為、初めて行っても大丈夫だと思いました。マップで見ると補陀ヶ池の場所が大きな目印!
あじさい祭り期間中は蒲郡駅から直通バスが運行されているので、電車とバスで行く事も可能!見頃シーズンになると大変混雑することが予想されるので、電車で行くのもありだと思います。
車でのアクセス
形原温泉の信号を山側に進むと看板!そのまま道なりに進むとあじさいの里が道路右手にあり、駐車場はまつり期間中(混雑時)は付近に多数あります。
上の画像の矢印の場所がメインゲートの正面ゲートで、黄色の服を着た係員が駐車場方向に誘導案内してくれます。おそらく混雑状況により、駐車場は案内されると思います。道路上には駐車場までの方向が矢印の線で書かれていました。
駐車場の様子
メイン駐車場となるのは補陀ヶ池のすぐ横(山側)にある舗装された駐車場で、約40台くらいはとめれるように見えました。入口に係員の人がいるので先に駐車場代を支払う方式。車のナンバーを見ると、豊橋、三河が多く、これから愛知県内、県外から多くの観光客が訪れると予想されます。
駐車場からすぐが園内西ゲートになっているので、駐車場の場所的にはここが一番アクセス(6月初旬現在)しやすいように感じました。
メイン駐車場からすぐ上にあるのがもう1つの駐車場。
行った時にはすぐ上の駐車場はメイン側が空いている状態だったので、とめている車はありませんでした。
園内のマップと入口ゲートについて
あじさいの里の正面ゲートから入ると、園内の案内マップ看板があり、それを見ると初めて来てもどこに何があるのかわかりやすいと感じました。上の画像の青い囲いがメイン正面ゲートで、黄色の囲いが西ゲート。駐車場も多数あるのがマップからも確認できます。
【西ゲートの様子】
あじさいの里入口は2箇所で、メインとなる「正面ゲート」と「西ゲート」があります。西ゲートは先ほど紹介したメイン駐車場からすぐの場所にあり、どちらも入口に係員がいるので入場料を払うと入ることができます。
【正面ゲートの様子】
正面ゲート側は入口付近に観光案内所もあり、メインとなる正面から入ったほうが雰囲気的にあじさいの里に来たという感じはしました。もし西側ゲートから入っても園内は一周できるようになっているので、メイン側にも通じています。
正面ゲートの入口建物には今現在のあじさいの開花状況(赤い四角部分)も書かれていてあじさい祭り開催の6月初日現在は4分咲きでした。
アドバイス
入場料を払うとチケット的なものをもらえ、その当日なら何度でも出入りは可能!あじさいの里では夜にライトアップされることから、昼間の様子と夜の様子を一度の入場料で楽しむ事ができます。昼間のあじさいを見てからどこか蒲郡市の観光巡りにいって夜に再度訪れるのもおすすめ!あじさいの里はホタル観賞ポイントもあることから、夜のライトアップされたあじさいだけではなく、時期があえばホタルを見る事も可能!
ただしチケットだけはなくさないように注意!
あじさいの里の様子
あじさいの里の入口や駐車場の位置などわかった所で、いよいよメイン会場の園内の様子!園内はメイン正面ゲートから入った所から紹介していきます。
メイン正面ゲートから入ってすぐに赤い橋があり、小高くなった斜面には多数のあじさいが咲いていました。画像では少しあじさいがわかりずらいと思いますが、斜面一面に綺麗なピンク、白、青と色とりどりの光景が目に飛び込んできます。
まだ園内のあじさいは4分咲きということで、少し咲きがおそいあじさいもありますが、ここであじさいを背景に写真を撮っているカップルなど多かったです。
【池周辺のあじさいの様子】
斜面の階段を登ると池へと繋がっていて、遊歩道の直線にもあじさいは咲いていました。ここではあじさいと池のコラボ写真を撮ることができ、池を背景にあじさいをアップで撮るとインスタ映えしそうにも思います。
上の画像の遊歩道を真っ直ぐいくとメインのあじさいガーデンにも行く事ができますが、自分的には池の道路側から行く事をおすすめします。
あじさいは1つの花が20センチくらいあるので普通の花よりもボリュームがあり見ごたえがあるように感じます。白色のあじさいは見た事なかったので、すごく綺麗!
【池の道路側の様子】
池の道路側から周るのをおすすめする理由は色々とありますが、その1つに品種別に植えられたあじさいが展示してある!こんなに品種が多いのかと驚かされるとともに、プレートにそれぞれの品種が書かれているのであじさいの知識も身につきます。
遊歩道にいたのはアヒル!最初置物かと思いましたが、近づいてもあまり動かなかったので人に慣れているようにも見えます。
ここからは西ゲートと合流していて、ちょっとした休憩所(屋根付きベンチ)と屋台的な売店がありました。
売店にはやきそば、みたらし団子、お持ち帰り用の五平餅、飲み物など色々な物が売っているので、池が一望できるベンチでひと休憩してみるのもいいと思います。
また売店では「鯉のエサ」も売っていて、休憩所の池側にたくさんの鯉が泳いでいました。
池の鯉は体長30センチ以上ある見事な鯉で、こういうのどかな風景も観光地ならでは!
赤い橋とあじさいのコラボもまた絵になります。橋付近にはトイレ有り。
あじさいの里の見頃や見所ポイント
せっかく形原温泉のあじさいの里に訪れたならあじさいを満開状態で見たいと思うものですが、植えられているあじさいは品種によっては早咲きものから遅咲きのものもあるのでタイミングは非常に大事!
あじさい祭り期間は1日~30日と期間は約1ヶ月間!始まり初日に訪れた時は4分咲きでしたが、場所によっては少し早いという感じがしたので、個人的には6月中旬より少し早めに行くとちょうどいいタイミングではないかと思いました。また6月というと梅雨の時期で、日によっては雨が降ると予想されますが、天気のいいあじさいもいいものの雨のしっとりとした表情のあじさいもなかなかいいものです。
今年は気温が高く桜も開花が1週間ほど早かったことから、気温が高いとあじさいの開花も早まると予想されるので、もし遠方から行く場合は開花状況をあじさいの里公式サイトから問い合わせてから行くと間違いはないと思われます。
見所ポイント
あじさいの里の園内マップから自分があじさいの見所ポイントに感じた場所を紹介!あじさいが多く咲いているポイントは2箇所で、一つは正面ゲートからすぐの斜面に咲くあじさいポイント、ここは斜面に階段があるのであじさいとかなり接近して写真を撮る事も可能で、あじさい畑にいるような写真も撮れます。2つ目はあじさいの里のメインともなるあじさいガーデンで、ロータリーのような円状の場所もいいものの少し斜面側(青いテント方面)にある細い通路的な場所がおすすめ!左右あじさいに囲まれながら写真を撮る事が可能で、あじさいの花が身長くらいの高さにあることから包まれている表現もできると思いました。青と白のあじさいのコントラストも絶妙な色彩!
とにかく園内はかなり広いので、多くのあじさいが咲いている場所以外にも、赤い橋とあじさいや池とあじさいなど絵になるポイントも多数あるのでゆっくりと散策しながら見つけてみてはどうでしょうか。