愛知県岡崎市にある鳥川地区では天然のゲンジホタルが見れるスポットとして有名な場所!毎年開催される「鳥川ホタルまつり」期間中には岡崎市外からも多くの人が訪れるホタル観賞スポットで、自然豊かな場所で見るホタルは幻想的光景そのものです。梅雨時期にあたるこの時期にしか見れないホタル観賞はカップルからキッズ連れファミリーなど年齢問わず楽しめると思うので、三河のホタル観賞にどこにいこうか迷った際は参考にしてみてください。
鳥川ホタルまつり期間
2018年5月27日~6月30日まで
鳥川ホタルまつりは約1ヶ月間開催されていて、川沿いでホタルを見るだけではなく「ホタルの学校」もあることから、ホタルの生態など勉強もでき期間中はイベントなどもやっています。
去年は6月の後半にいきましたが、今年は過去の統計から一番見頃時期とされる6月中旬付近に行ってきました。これから鳥川ホタルの里に行く人の為にも、実際に行った感想を交えて見所ポイントも紹介してみるので訪れてみてはどうでしょうか。
おすすめする持ち物
ホタル観賞する際は、あぜ道沿いを歩くことから運動靴がおすすめで、薄い長袖を持っていくと気温の変化にも対応できると思います。行った日は風が強く、街中は夏日のような気温でも岡崎の山の中の夜は半袖だと寒いくらいでした。
鳥川ホタルの里の場所について
鳥川ホタルの里は、岡崎市でも山に位置している場所でマップポイントになっている場所は県道377号沿いにあるホタルの学校、鳥川ホタル観光案内所付近を表示しています。
アクセスする際の注意点
豊橋方面から鳥川ホタルの里にアクセスする際は、国道1号→国道473号→県道37号→県道377号がおすすめで、豊川市方面からもアクセスできますが道中の道が狭い為、時間は少し違ってくるものの本宿方面からいくのをおすすめします。
場所やホタルの学校の様子などの記事
本宿経由で行き、県道37号を山方面に向かうと県道377号を曲がるポイントがあります。直前に岡崎市ホタル学校と看板が出ているので目印になると思います。
ホタル観賞ポイントがわかる観光案内所は2つあり、本宿経由で行くとはじめにある県道377号沿いの案内所が上の場所です。ホタル観賞Aポイントになる場所で、左右に駐車場が完備されています。各ポイントの駐車場にとめられている車のナンバーを見ると、三河ナンバー豊橋ナンバーともに多かったものの中には名古屋ナンバーもあったので意外と愛知県の中でも知名度はあるホタル観賞スポットに感じました。
注意点は見頃となる時間帯は道路に車が多く、人も歩道をたくさん歩いている為、運転には細心の注意が必要!
鳥川ホタルの学校
県道377号を道なりに進むと、岡崎市ホタル学校!ここは元々小学校で、跡地をホタルの学校にした場所、自分的にはまずはじめにここに寄ってから各ポイントを周るのをおすすめします。ホタルの学校に訪れた時間は20時ちょっと過ぎで、駐車場はほぼ満車状態でした。
鳥川ホタルの学校入り口には各観賞ポイントのホタル飛翔状況が書かれているのでチェックするのをおすすめ!ホタル飛翔状況は他にも2箇所の観光案内所にも書かれていました。
その日の天候や各ポイントにどれだけホタルが飛翔していたか一目でわかるようになっています。
ホタルまつり期間中の6月は21時まで開館!
鳥川ホタルの里の観賞ポイント
鳥川地区のホタルは川沿い(あぜ道)で見る事ができ、ポイントは豊富にあることからそれぞれ周ってみるといいポイントを見つける事ができると思います。ただしホタル観賞は真っ暗なあぜ道を歩くことになるので、手すりのロープがあっても注意は必要です。
ホタル学校の案内図からポイントを説明!
鳥川地区のホタルポイントはA~Kまであり、それぞれの川沿いがポイントになっています。ホタルの学校の位置が黄色丸で、自分的におすすめするのが四角の赤い囲い部分の「AB」「DE」「DHJ」ポイント。3箇所ともホタルが見れる時は、それぞれ飛翔数は若干違うものの安定してホタルが乱舞するのでおすすめです。3箇所の中でも特におすすめするのが、「DHJ」の大原川沿いで自分が訪れた際は一番よく見れるポイントに感じました。
各ポイントの昼間の様子の記事
鳥川ホタルの見頃や時間について
鳥川ホタルまつり期間中は約1ヶ月、ホタルの見頃(飛翔数が多い)となるのは過去の統計から6月中旬少し前辺りから中旬にかけて各ポイント合計で千を超えますが若干年によって違いがあります。ホタルの出現しやすい条件は、蒸し暑いような気温(湿度が高い)で風がない日!時間帯は暗くなり始めた19時半~21時くらいがベスト時間といわれています。
実際に訪れた日は風が若干強かったものの、事前にホタル飛翔状況を確認して一番いい見頃時期に見えたのでいってきました。各ポイントを20時半くらいから周りましたが、無数のホタルが綺麗に発光していてとても綺麗な状況、元気なホタルは3m以上も飛び幻想的な光景を見る事ができました。結局22時くらいまで各ポイントを散策していましたが、時間がたっても少しホタルが減るくらいだったので21時を過ぎてもホタルは見る事ができます。ちなみに去年は7月初旬でも数はピークよりも少ないものの、ホタルは見れました。
ホタルの見頃を確認する方法!
見頃時期を逃さずにみれるのも鳥川ホタルの里のいい所で、岡崎市公式観光サイトでは鳥川ホタルの前日までの飛翔状況を確認することができます。もし遠方から行く際は、事前の状況がネットで確認できるので便利!訪れる日の前の1週間のホタルの数を確認してその日の風速、天候気温を参考にしてみると出現する飛翔数の目安になると思います。
ちなみに見頃となる6月中旬付近の金土日の夜はビックリするくらいの車の数と人の多さで混雑するので、もし平日にいけるなら混雑時期は避けたほうがいいと去年行った時に実感しました。鳥川は夜の観光スポット!
スマホでホタルを撮りたい人にアドバイス
鳥川ホタルの里では観賞だけではなく、ホタルの写真を撮る人も多い場所!川沿いのそれぞれのポイントにはちょっとした橋が各ポイントにあり、川の中央から一眼レフ+三脚で撮っている人も多いので川沿いからと中央とアングルを変えればいい写真が撮れると思います。
注意点
写真を撮る人は圧倒的に三脚+一眼レフのガチ勢が多く、スマホで撮っている人はホタルの写真が撮れない?事に気づき撮っている人はいない状況でした。でもスマホでもアプリを使えばホタルの流れる光を映すことが可能なので、行く前に準備してみるのも有りかと思います。スマホでもアイフォンは分かりませんが、アンドロイドはアプリを使えばホタルの写真を撮る事は可能!重要なのはカメラ機能のシャッタースピードが調整できる事!
実際にスマホ(アンドロイド)の標準カメラ機能で撮った写真とアプリを使い撮った写真を見比べて参考にしてみてください。
スマホの標準カメラの画像
スマホの標準カメラで撮ると、ホタルが無数に飛んでいるのにもかかわらず黄色の一部しか撮ることができません。ホタルの写真で良く見るアレ(ホタルの光が流れるような写真)はシャッタースピードを調整していることから撮れるものでおそらくスマホの機種でもシャッタースピードを調整できるのはあまりないと思います。
アプリを使った画像
自分が使っているアプリは「夜撮カメラ」というもので、無料版なので画像は保存時に縮小されてしまいますがホタルの流れる写真を撮る事はできます。何回もチャレンジして思った事は、結構ズームしてホタル全体の様子を映すのではなく、1匹に絞って撮るといい感じに流れる様子を撮れるように思いました。他にもカメラアプリは多数あるので、シャッタースピードを調整できるものを選ぶとホタルの流れる写真は撮れると思うのでチャレンジしてみてはどうでしょうか。
一眼レフのように背景は真っ暗なのでスマホではホタルの流れる様子と背景は撮る事ができませんが、写真をトリミングして加工すれば雰囲気だけは伝わる写真を合成して完成する事もできます。
シャッタースピード調整(15秒で設定)できるアプリ+画像トリミング加工アプリを使ってみたのが上の画像。画質は一眼レフのように綺麗ではありませんが、雰囲気だけは伝わる!?自分のスマホは新型ではないので、新しいスマホならもっと綺麗に撮る事も可能かもしれません。
もしホタル観賞に来てどうしてもスマホで写真を撮りたい場合は、以上の事を参考にしてみてください。
鳥川ホタルの里まとめ
毎年多くの人がホタル観賞、撮影に訪れる岡崎市の鳥川ホタルの里。それぞれの各ポイントの場所の様子やホタルの見頃時期などを紹介しましたが、見頃ピークを過ぎてもホタルは7月初旬くらいまで無数にいるので見る事はできます。ホタルが発光している様子は夜景とは違いここでしか見る事ができない光景でもあり、ホタル観賞はカップルのデートスポットとしてもおすすめで、キッズ連れのファミリーも多い場所につきホタルは年齢問わず楽しめるのも特徴!
これからホタル観賞に訪れる人の為にも、色々と詰め込んで紹介しましたが、行く際は暗くなる前に現地に到着して周辺にある観光案内所やホタル学校を周りスタンバっているくらいがちょうどいいと思うので参考に訪れてみてはどうでしょうか。