愛知県豊田市の紅葉スポット「小原ふれあい公園」に行ってきたので、駐車場情報から見所までオレ的に解説紹介してみたいと思います。愛知県内の紅葉スポットの中でも豊田市というと奥三河の山々に囲まれた環境なことからも紅葉スポットが多数存在していて、紅葉シーズンになると訪れる人が多い場所。その中でも特に人気紅葉スポットになっているのが毎年メディア新聞に取り上げられる香嵐渓が代表的ですが、それに負けない紅葉スポットが豊田市小原地区!毎年紅葉シーズンになると開催される「小原四季桜まつり」では、小原地区周辺の各会場で桜と紅葉がコラボした絶景を見れることから全国だけでなく海外からの観光客も訪れる場所となっていて、今回紹介する小原ふれあい公園はまつり期間中にイベントや屋台もあるメイン会場的なスポットになっています。
海外からの観光客が訪れる小原地区の四季桜まつり!
自分が豊田市小原地区の紅葉を見に行こうと思ったのは、去年の紅葉シーズンの事で、奥三河の道の駅に備えられていた小原四季桜まつりのパンフレット的な物を見たことからはじまりました。その写真には秋なのに桜が咲いていて、紅葉とコラボしている様子は紅白の絶景そのもの!まるで桃源郷(行った事がないのでイメージ的発想)のような光景を見た時は半信半疑状態、映えるように写真をとって編集加工(フォトショ)しているようにも見えた事から、それを実際の目で確かめようと「ずっと行ってみたかった観光スポット」として一年越しの紅葉スポットでもあります。
訪れる際の注意点
- 動きやすい服装靴
- 訪れる時間帯
- お腹を空かしていく
小原四季まつり会場をそれぞれ周った感想から3つの注意点をあげていて、「動きやすい服装靴」というのは各会場となっている場所は、ちょっとした小高い所もあったりと散策する事になるからで、靴は運動靴をおすすめします。特に女性の場合はヒールなんてもってのほか!足をくじいたり転倒につながる可能性もあるので、靴は結構重要に思いました。「訪れる時間」というのは、車で訪れる人!想像以上の人気紅葉スポット(香嵐渓並み)になっていて、車で行く場合は付近の道路が渋滞したり駐車場にとめるにも待ち時間が発生するので、出来るだけ早めに行くのをおすすめします。ただ紅葉の写真を撮る場合だと、時間によってはロケーションが良い所に日陰が出来たりするので、ケースバイケースですが、渋滞を選ぶか写真を選ぶか究極の選択にも感じます。
最後の「お腹を空かしていく」は、個人的意見がかなり含まれていますが、小原ふれあい公園では屋台がかなり充実しているから!おいしそうな物が数多く売っていて、自分は喫茶店で優雅にモーニングを食べてから訪れた為に、ここならではのおいしそうな物をあまり食べる事ができなかった後悔からです。屋台の食べ物は無料ではないので注意!
以上が訪れて感じた注意点で、小原四季まつりのメイン会場でもある小原ふれあい公園にこれから行く人の為にも、細かく解説してみるので、訪れる際の参考にしてみてください。
小原ふれあい公園の場所
※マップは+-で拡大縮小できるので、縮小してどこからアクセスするとどの道に出るのか事前に調べるとスムーズに行く事ができます。場所が山の中だけにナビ頼みだとたまにとんでもない道から案内されるので事前にルートを決めて行くとわかりやすいと思いました。
場所 | 愛知県豊田市小原町孫八周辺 |
駐車場 | 有料駐車場
|
トイレ | 3箇所有り |
その他 | 四季桜本数 約300本
屋台有り イベント有り 観光案内所有り |
小原四季桜まつりのメイン会場になっている小原ふれあい公園の場所は、県道419号線沿いにあり、愛知県豊田市方面または岐阜県瑞浪市方面どちらからも可能。遠方からの場合は、東名高速、新東名高速にも繋がっている東海環状自動車道の「豊田藤岡IC」で降りるとすぐに419号に繋がっているので、アクセスは初めて訪れても比較的わかりやすい場所だと思います。
アクセス方法
県道419号を山側にひたすら進んで行くと右側に小高くなっている「小原ふれあい公園」が見えてくるので、信号がない交差点を右折。
豊田市役所小原支店の建物の手前を右に曲がると駐車場になっていて、もしここが満車の場合はすぐ隣の支店側にも大きな駐車場があるので、状況次第。
小原ふれあい公園の駐車場
入口から駐車場は一方通行!すぐに駐車係の人がいるので、ここで駐車料金を払い案内通りに車をとめます。
トイレは駐車場横と屋台がある付近、支店の建物隣の3箇所!
支店側の駐車場の様子
支店側の駐車場は大型バスがとめれるのが特徴で車やバイクもOK!
小原ふれあい公園の駐車場にとまっている車のナンバーを見ると名古屋、尾張小牧、三河、豊橋と愛知県内が一番多く、静岡や岐阜、三重と比較的近場のナンバー意外にも福井、滋賀、神奈川など関東方面関西方面の遠方から来ている観光客もいました。
紅葉観光スポットで役にたつアイテムがこれ!
紅葉スポットは散策して楽しむ事になるので、ボディバッグがあると便利。通称斜めかけショルダーバッグとも呼ばれていますが、観光スポットなどどこにいくにしろ、ちょっとした荷物を入れることができるので手はフリー状態で歩くことができます。自分はボディバッグの中に季節問わずにお茶やタオル、時には正露丸やモバイルバッテリーを入れていて、散策してちょっと休憩する時に役に立っています。
今回の紅葉スポット巡りもかかさずに持ってきたボディバッグ!スマホでたくさん写真を撮ることになると予想してモバイルバッテリーも入れていて、肩から斜めにかけるので重さもそこまで感じることなく散策できるメリットがあるのでおすすめです。
小原ふれあい公園内の様子
駐車場から歩いて行くとすぐに屋台などがあるイベント広場!観光案内所もあるので、ここに寄ってどんな見所があるのかチェックすると分かりやすいと思います。
屋台の多さにビックリ!食べ物からお土産などの屋台が数多く出ていて、その中央にはイスやベンチが完備されています。想像していたよりも屋台が出ていて、まさかここまでの規模だと思っていなかったので、朝モーニングに行った事をかなり後悔しました。屋台の様子は自分が購入したものなど後で紹介。
イベント広場で目に付いたのが小型電気自動車!これは有料の時間制で、事前予約や当日会場で受付をして乗る事ができます。もちろん普通自動車免許がいりますが、これで色々な四季桜スポットに行くのもここならではに感じます。支店横にも3台配置されていたことから、意外と目立っていました。
小原ふれあい公園マップ
イベント広場の隅に設置されている園内マップは、初めて来た場合はどういう見所があるのか確認できるので必見。公園内でも四季桜が見れるのが川沿いとなっていて、小原ふれあい公園の四季桜は約300本とそれほど多くはないもののモミジやイチョウなどもあわせて見れるスポット!観光客の流れ的にはイベント広場→四季桜ポイント→賀茂原神社「家康の腰掛石」の順に流れているので、見所的には多いと思いました。
四季桜の様子
四季桜が咲いているポイントは小高い場所となっていて、階段や遊歩道を歩きながら散策していくと神社まで繋がっています。
四季桜は秋なのにほぼ満開状態!桜というと春をイメージしますが、どちらも見頃となっているだけあり、紅葉と桜が見れるのもかなり珍しいスポットに感じました。
赤のモミジだけでなく、黄色のイチョウも配置していて、色の映え具合はなかなかのもの!訪れている人のほとんどがスマホで写真を撮っていて、中には一眼レフガチ勢もいたりと色々とアングルを探している状況。最近観光スポットで目につくのが年齢的には高めの高齢者のスマホ率で、スマホのカメラを使い景色を撮っている様子から使いこなしているようにも見え、驚かされるものがあります。小学生から高齢者までスマホ保有率はかなり高いのがうかがえ、これだけ普及したのもネット社会から来ていると観光スポットに来て実感しました。
訪れている観光客はキッズ連れファミリーからカップルなど年齢層も様々!紅葉スポットは老若男女問わずに楽しめるのが良い所で、普通の紅葉スポットとは違い四季桜も見れるのも小原地区の特徴でもあります。そしてビックリしたのは意外と外国人観光客が多く、アジアだけでなくヨーロッパ(イギリスのマークの服を着ていたことから)からも訪れている様子から国際的観光スポットにも見え、海外の金髪のカップルから見ると、日本の四季はどんな風に見えるのか気になるものです。
アイフォンで撮った写真
スマホしか持っていない自分は、いかに綺麗に画質良く四季桜と紅葉のコラボを表現するかアングルを色々試行錯誤しました。アイフォンはその点少し写真編集加工すると四季桜と紅葉を綺麗に見せることができ、もし写真撮影をメインに考えている場合は、小高い場所の中間地点か下からのアングルがベストに感じたので参考にしてみてください。
パンフレットのような遠くからの撮影はスマホではあまり向いてないのと、一眼レフガチ勢が言っていた「少し桜が少ない」事から、最近お気に入りのパノラマ撮影は向いていないようにも感じました。被写体を決めて背景をボヤかしてみるのもいいかもしれません。
写真撮影はとにかく川側の小高い場所付近がベスト位置!
そして川沿いの遊歩道を歩いていくと神社の境内!紅葉スポットと神社は意外と絵になっていて、ここには徳川家康公が座ったとされる石があり、出世のパワースポットとなっています。
パワースポット家康の腰掛石
森林浴を感じながら石段を登ると、すぐに本殿!その横にパワースポットはありました。
小原のパワースポットと書かれた看板の矢印方向にあるのが、家康の腰掛石!腰掛石の由来はその横の木の看板に書いてあるので、それを見るとどういう経緯でそう呼ばれたのか良く分かります。ちなみに訪れている人のほとんどが腰掛石を触っていて、出世パワーをもらえるようにも感じたので、訪れた際は寄るのをおすすめ。
紅葉スポット+パワースポット=最高GJ
小原ふれあい公園内の散策を終えて、またイベント広場に戻ろうとした所、ズンドンズンドン♪という重低音の音楽が流れてきたので、急いで川沿いから階段を登るとそこには観光客をとりこにするイベントが開催!てっきり駐車場でDQN卍車がウーファーを鳴らして騒いでいるかと思ったので、意外せいがありイベントはメイン会場の見所の1つでもあります。
イベント広場の様子
時間を全く見ていなかったのではっきりした時間はわかりませんが、昼くらいにイベントとして大道芸が開催されていて、観光客の笑いを誘っていました。イベント広場に戻って気づいたのは、散策しているうちに来た時の3倍以上に観光客が増えている事!大型バスで観光客が一斉に訪れたのも考えられ、本当は大道芸を見たかったものの、他にも会場を周る予定でいたので、屋台コーナーにはどんな物があるのか見にいきました。
ゆっくりと四季桜を見たい場合は出来るだけ早く来る事をおすすめする理由は、時間帯によっては駐車場待ち時間が発生するからで、昼くらいには下の駐車場は満車状態になっていました。
来た時はガラガラだった休憩スポットも満員状態!
屋台は食べ物が豊富
屋台には五平餅をはじめ焼き鳥、お好み焼き、うどん焼きそば、へぼめしなど多数の食べ物があり、四季桜まつりの他の会場と違うのは屋台の多さ!祭りといったら屋台も見所の1つで、小原ふれあい公園はご飯を食べるポイントとして訪れるのも有りです。何度もいいますが、朝モーニングに寄ったのをすごく後悔しました。
屋台の中でも行列が出きていたのが、四季桜名物の屋台で、若鶏の空揚スペアリブやピリ辛あげはおいしそうでした。ここならではの食べ物を食べる機会はそうそうない事から並ぼうかとも思いましたが、観光客の多さからあせりを感じはじめあきらめた結果えらんだのがこれ!
お腹は全くすいてない状態だったことから、持ち帰りにも適している三河たこ焼きと五平餅を選びました。奥三河の観光スポットは五平餅を推していて、はっきりいってどこでも食べれる物を選んでいますが、たこ焼きは6個(しょうゆとソース選べる)でもかなり大きな物で、五平餅もGJでした。最初の注意事項でお腹をすかせて行った方がいいと理由はこの屋台コーナーからで、とにかく紅葉と祭り感をあじわうのにはもってこいにも感じます。
一見小原ふれあい公園は川沿いだけが紅葉スポットにも見えますが、駐車場側から階段を上がった支店横も綺麗なモミジの様子を見る事ができるので、時間があれば少し散策してみるのも有りです。
支店横は一面のモミジが見頃!奥三河に来たら必ず食べている五平餅も紅葉とコラボして絵になる!
そして一周して駐車場に戻ってくると、すでに駐車場は満車状態で、道路までズラリと車が並んでいる事を考えると結構いいタイミングできたようにも感じましたが、これから他の会場でも特に四季桜の本数が多い場所に行くのを考えると予想がつきました。自分的にはここまで人気になっているとは思っていなく、会場を周る事前計画でも四季桜が一番多い場所を最後にしたのがミスだったので、もし各会場を周る場合は人気になりそうなポイントを最初に行くのをおすすめします。
小原ふれあい公園の四季桜を見た感想
豊田市小原地区で毎年開催される「小原四季桜まつり」のメイン会場でもある小原ふれあい公園に訪れて一周した感想は、とにかくここの見所でもある四季桜と紅葉とのコラボは他では見る事ができない絶景が広がっていて、春にしか見れないと思っていた桜を秋に見る事ができる珍しい紅葉スポットに感じました。四季桜は白や薄ピンク色をしていることからも紅葉とマッチしている配色感!日本の四季の特徴でもある春と秋を両方楽しめるのでお得感もあります。また紅葉を楽しめるだけでなく、イベント開催や屋台も豊富なのがこの会場の特徴で、紅葉観光スポットとしては見所豊富につき老若男女楽しめるスポットです。
四季桜の見頃について
一番見頃となる時期に四季桜を見たい場合は、豊田市小原観光協会HPの開花情報をみると祭り期間中の四季桜の様子を画像付きで見頃など書いてあるので、訪れる前に確認すると一番いい時期に見れると思います。自分も日にちでどのように四季桜が変化していくのかを確認していて、ここだと思った日に訪れた所、一番いい見頃時期に四季桜と紅葉を見る事ができました。
オレ的紅葉おすすめ度
★★★★★
オレ的紅葉おすすめ度は星5つ!小原ふれあい公園は四季桜の本数的には他の会場よりも少ないものの、散策していくとパワースポットがあったりイベント開催、屋台が多数あることからこの結果となりました。もちろんメインの四季桜と紅葉は十分楽しめるので、紅葉スポットとして訪れるには十分な場所でもあり、写真撮影スポットとしてもいい絵が撮れると思います。毎年同じ場所に紅葉を見に行っている人や、今年は少し変わった場所で紅葉を見たい人には、珍しい紅葉が見れることから小原地区訪れてみてはどうでしょうか。アクセスがしやすいのもいい点だと感じたので、豊田市の紅葉スポット巡りをする人にももってこいです。