ベビースターを使った「もんじゃ焼き」を作ってみたので、具材から作り方を徹底解説してみたいと思います。もんじゃ焼きと言えば、おやつ的なものから主食まで幅広い人に親しまれている食べ物となっていて、焼き方が他の粉物系フードとは微妙に違っているのが特徴的。そのもんじゃの焼き方は地方によっても違ってくると思いますが、お好み焼きのようにしっかりと焼いて食べるスタイルではなく、少し焼いたかどうかという具合から土手(具材で壁を作る)を崩しながら混ぜ合わせて食べていくスタイルが主流!自分の中では東京の浅草で作られた粉物系フードと言う感じで、大阪だとたこ焼き、東京だともんじゃ焼きという認識がある食べ物です。
もんじゃ焼きを作るきっかけ!
何故もんじゃ焼きを作ろうとしたのかは訳があって、それは2019年のドラマ「まだ結婚できない男」を見ていたことがはじまりでした。ドラマ内では、主人公の桑野(阿部寛)とゆきえ(稲森いずみ)のデート的な感じから最後にもんじゃ焼き店に訪れていて、それぞれが浅草の本場の焼き方を伝授している様子は面白いものがあり、ゆきえの焼き方を桑野が受け入れるシーン(こういう焼き方も有り的な)ではいつもと違うという場面もありました。
そのドラマを見たのがもんじゃ焼きを作ろうと思ったきっかけで、たかが粉物フードかと思うかもしれませんが、作ると意外と奥が深いのがもんじゃ焼き!3ヶ月間にかけて色々なバージョンのもんじゃ焼きを作って完成形が出来た事から今回記事にしてみたので、これからもんじゃ焼きを作る人は参考にしてみてください。
もんじゃ焼きの具材・材料
もんじゃ焼き | |
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具材は画像では多く用意していますが、使う量は少しの為に2人分を目安に作っています。1人でも食べる事は可能!
具材材料は好みで入れる事をおすすめしていて、中でもチーズと餅は入れる事によってもんじゃ焼きの粘り気が違ってきます。また自分は元祖浅草もんじゃ焼きスタイルのようにネバネバ状態ではなく、お好み焼きのようにしっかりと焼いたスタイルが好きなので、完成した時にあおさや紅しょうがをかけています。
主役はもんじゃ焼きですが、それに加えると歯ごたえがあっておいしいのがベビースター!子供のおやつももんじゃ焼きに加える事でおいしさが増し増しされます。ただこのベビースターに関しては仕上げ程度の段階に入れないとフニャフニャになって台無しになってしまう事から、追加するタイミングに注意が必要に感じました。
桜えびは完全に好み!意外と値段はするので買おうかかなり迷いましたが、記事にする為に入れてみました。小さな乾燥エビもあるので、奮発したい場合は大きめがおすすめです。
粉物フードのもんじゃ焼きにかかせないのが粉で、普通の小麦粉やたこ焼き粉などでもできるそうですが、自分は薄力粉を選択していて、味の素のダシはスティック状の物。食べる時に使うコテはダイソーで2本入りが売っているので、これはなかなか使えるアイテムに思いました。
そしてさっそく作って行くわけですが、ラーメンの麺は沸騰したお湯を使って茹でてほぐす為、その時に豚肉も一緒に入れて茹でた状態(湯通し)を使っています。完全な状態で食べるのがオレ流スタイル!もししっかりと焼けていない生状態だとお腹が痛くなる可能性があるため、万全な体制で調理しているのもオレ流料理のスタイルです。
もんじゃ焼きの作り方
最初に豚肉と麺を沸騰したお湯で湯通し!もんじゃ焼きを完全に焼いた状態で食べない場合は、必須にも思います。ベビースターは量が多いものを選んでいたので、食べながら作ってみましたが、食べだすと止まらずに完成する前に全部食べる所でした。
①具材材料を切る
キャベツやもやしはザク切りで、豚肉や麺、餅などもできるだけ小さく食べる時のサイズを想像してそれぞれを切ります。特に麺は焼いても繋がってしまうので、確実に少量サイズにカットするのをおすすめします。
②ソース的な粉物を混ぜる
薄力粉、水、味の素、ウスターソースをそれぞれ混ぜてソース的な物を作ります。これは沸騰させてもんじゃの味付けにも繋がってくる事なので、1つでも足りないと全然違う味になってしまう為、意外と重要です。水と薄力粉は一気にいれてしまうと玉になることから、徐々に混ぜ合わせる事が秘訣に感じました。たこ焼きやお好み焼きも同様です。
ソースが完成したら切った材料具材を入れて、よく混ぜ合わせます。混ぜる前は見た目的に味噌ラーメンといっても過言ではなく、このまま食べてもおいしそう!でも趣旨が違うので、進みます。
餅だけは焼いている途中にいれるので、この時は別です。
③フライパンで焼く
大人数で食べる時はホットプレートですが、1~2人ならフライパンで十分!油を少量ひいて少し温めてから具材などを入れます。
もんじゃ焼きの具材だけをうまくフライパンに入れて丸く円を描くように土手を作るのがコツで、少し炒めます。
炒め終わったら土手の真ん中にソースを入れて沸騰させます。この時に餅を投入していて、沸騰すると餅はかなり溶けた状態からも混ざり合ってベトベト感がでていました。
ソースが沸騰したら土手を崩しよく混ぜ合わせて焼きながら食べるのが浅草などの食べ方のようですが、オレ的ではしっかりと焼いたお好み焼きスタイルが好きなのでこのまま焼き続けています。
この状態でコテを使って食べるのも有りです。
④しっかり焼いて完成
もんじゃの焼き方は人それぞれだと思うので何ともいえませんが、自分の場合は少し焦げ目ができる加減が好きで、焼き加減はじっくりと焦げ目が出来るかくらいの絶妙なタイミングで焼いています。
フライパンのもんじゃ焼きは4分割に分けていて、ここで桜エビ、ベビースター、あおさ、紅ショウガをのせて完成です。はっきりいって簡単!時間は具材を切るところから30分くらいで出来る為、料理ガチ勢なら手馴れて作れると思います。
もんじゃ焼きの香りは、オイスターソースと味の素が混ざった香ばしいソース味という感じで、焼き方から一見お好み焼きにも見えるものの粉物フードの中でも頂点といってもいいくらいおいしかったです。初めて作った時から約3ヶ月の月日を得て完成したのが、このもんじゃ焼きなので、作る際は参考にしてみてください。
もんじゃ焼きを作った感想
もんじゃ焼きを何回も作って思った事は、もんじゃ焼きというと一見個人では作るのが大変そうに見えますが、材料も意外と冷蔵庫にある物だけでフライパンでも作れるので、手軽さは他の粉物フード同様に簡単な部類だと思いました。極めた食べ方をするならやはり元祖浅草流の焼き加減のほうが、「これぞもんじゃ焼き」という感じがするので、しっかりと焼いた状態で食べたい場合以外はコテを使い少しずつ食べるのも有りに感じます。
オレ的おすすめ度
★★★★☆
もんじゃ焼きのおすすめ度数は星4つ!料理初心者でも気軽に簡単に作れることからこのオレ的評価で、とにかく具材の種類を多く入れる事がおいしさに繋がったと思うので、モチモチ感を出したい時は餅やチーズを入れて少しアレンジしてみると、より一層おいしいもんじゃ焼きが作れると思いました。
手軽に作れておいしい!
ちょっとしたおやつに家族でもんじゃ焼きパーティなどどの年齢層にも受けはいいと思うので、焼き方だけは個人の好みにあわせて作ってみてはどうでしょうか。