羽布ダム・ダムカードを求めて愛知県内ダム巡り⑦(豊田市)

前の記事では新豊根ダムを紹介しました。新城市を越えた奥三河方面のダム6箇所を巡った記事で、今回からは奥三河でも豊田市方面のダムを紹介していきます。場所的には三河にあたり矢作川水系の上流(山の中にある)付近のダム、豊田市や岡崎市の人々に特になじみがあると思います。

最初に紹介するのは「羽布ダム(はぶだむ)」で、1日で4箇所のダムを巡ってきました。自分は豊橋市から向かい、どういう周り方をしたのか道中のルートや道事情なども詳しく紹介していくので、ダム巡りや観光に訪れる際に参考にしてみてください。

今回から紹介していく4箇所のダムは全部豊田市で、ダムカードを配布しているダムは3箇所です。特にダムカード配布している場所が少し離れている場所などがあるので注意は必要です。ちなみに前の記事の奥三河ダム6箇所巡りでも何度もいってきましたが、1日でダムを周る際は時間配分は重要です。また山道に慣れてない人は行く道中の道は狭い場所などカーブが多い所などあるため、くれぐれもゆっくりと安全運転で!

羽布ダムのある三河湖には観光スポットが多く、ダムがある場所ならではのダムカレーもあるので見所満載!

羽布ダムの場所と駐車場

アクセス 愛知県豊田市羽布町鬼ノ平周辺
駐車場 三河湖観光センターに有り
その他 駐車場隣にトイレ、展望台有り。また三河湖観光センターには食事処、ボートレンタルなどあります。三河湖畔沿いにも様々な食事処や宿などもあります。

マップのポイント位置は三河湖観光センターの駐車場位置になっています。羽布ダムのアクセスは豊田市街方面からは国道301号から、新城市方面からも国道301号を山側に進むと国道473号に出れるのでどちらも比較的道は複雑ではないと思います。また遠方からは新東名高速道路「岡崎東IC」で降りて国道473号をひたすら道なりに進むと付近までいけます。自分は国道1号線から向かい岡崎市本宿付近の国道473号から山道にはいったので、新東名高速道路から行く人も下記を見るとどういう道ルートか参考になると思います。

【国道1号線から羽布ダムにアクセスする場合】

国道1号線から羽布ダムに向かい場合は、名鉄名古屋本線「本宿駅」近くの「本宿町沢渡」信号交差点を山側方面「国道473号(新東名高速方面)」に曲がります。新東名高速付近まではバイパスのような道路で、その先も少し道は狭くなり多少クネクネした山道になるものの意外といい道路に思いました。ルートとしては国道1号→国道473号→県道363号

注意する箇所

国道473号は途中で国道301号にぶつかる一時停止の場所があり、矢印方向に右折してから約100mくらい301号を進んでまた国道473号にいきます。ここで豊田市側、新城市側の301号の合流ポイントにもなっています。

約100mくらい進むと国道473号が出てくるので左折します。三河湖の看板もあるので、比較的ここまで来ればわかりやすいと思います。

道中は中央車線がない場所もあるので対向車に注意!

国道473号を道なりに進むとここでもT字路一時停止箇所があります。左折すると豊田市方面の県道363号で、右折すると国道473号。ドライブレコーダーの画像を使用しているため、少しわかりづらいですが、三河湖の看板がありここを矢印方向に右折。

道なりに進むと県道363号に合流するので上の画像の場所を矢印方向に進む(道なり)と羽布ダムにつきます。到着時間は国道1号線の本宿付近から約1時間くらいでダムに行く事ができます!

【三河湖観光センターの入り口】

右手には羽布ダムとダム管理所。

三河湖観光センター駐車場は広く、食事処やトイレと展望台があります。駐車場横には観光案内マップがあるので初めて来ても三河湖周辺がどうなっているのか確認できるので、ダムに来た際も見るのをおすすめ!

三河湖観光センター建物内には、食事処があり有名なダムカレーを食べることができます。また三河湖の貸しボート(有料)もここで受付するようで、ダム湖でボートに乗れる機会はそうそうなく、観光で訪れた際などいいかもしれません。

展望台からは三河湖畔を見渡すことができるので、山々が色づく秋の紅葉に来るとまた違った湖畔を見れると思います。観光で来ている人を見ると、食事に寄ってダムに行く人と湖畔を眺める人などそれぞれ風景を楽しんでいました。

貸しボートの場所は駐車場から少しダム側にいった場所にありました。ボートを見ると手こぎ式でアヒルなどの足でこぐタイプではないです。湖のボートというとアヒルの足でこぐタイプを思い浮かべていたので、以外でした。

羽布ダムの様子とスペック情報

ダムに行くには駐車場付近管理所から少し下がると行く事ができます。家に帰り写真を整理している時に気づいた事!管理所の写真がない!この日は気温が30度超えで、観光センター付近など多く散策して結構汗をかいて少しボーっとしていた為、管理所に寄ってダムカードをもらうことを忘れてしまいました!自分と同じようにならない為にも、ダムについたらまずはダムカードをもらいに行ってから観光したほうが安心できると思います。

【ダムカードのもらい方】

三河湖観光センターの隣に白い建物が管理所、インターホンを押して職員の人からダムカードをもらう仕組みです。羽布ダムのカードは4季に合わせた仕様になっていて、春3~5月、夏6月~8月、秋9月~11月、冬12月~2月。

配布日時

9時~12時・13時~17時

(12月29日~1月3日は除く)

ダムカードが4種類あるのもここならでは!

ダム入り口には「ダム湖100選プレート」!羽布ダムから三河湖畔はかなり綺麗な風景です。

【ダムから三河湖の様子】

レンタルボートの位置からは排水ゲート付近に近づけないように浮き輪の柵のようになっています。観光マップを見ると、三河湖畔沿いに食事処や宿など湖付近にこれだけ色々な店などが多いのも珍しく思いました。湖畔沿い道路はバイクが多く通っていたので、ツーリングでいくのにもいいかもしれません。

【ダムゲートの様子】

ゲートは鋼製ラジアルゲート3門

ここに来て初めて、排水側から(ダムゲートからではないです)水が勢いよく出ている光景を見ました。下に見える白い建物は「小水力発電所」で農業用水を利用して発電しているようです。

羽布ダムのスペック情報
河川名 矢作川水系巴川
型式 重力式コンクリートダム
ゲート 鋼製ラジアルゲート3門
堤高・堤頂長・総貯水容量 62.5m・398.5m・1936万m³
管理者 愛知県
本体着工・完成年 1952年・1963年

巴川は岡崎市で矢作川と合流していて、比較的上流部分にあるのが羽布ダムです。

【ダムから下流の様子】

ダムから下流は山に囲まれていて、のんびりとした時間を過ごすのにもってこいの場所!

羽布ダムを綺麗に撮れる場所ポイント

観光で訪れた際にできるだけ綺麗にダムを撮って記念に!インスタ映えすることも間違いなし!写真好きならダムの排水ゲート側を正面に撮りたい人も多いと思います。羽布ダムは見上げるアングルでほぼ正面から撮ること可能!

一つ目はダムの入り口付近から20mくらい降りた赤丸の場所。ここからはダムと同じ高さで排水ゲート側を撮ることができますが、ゲート付近は斜めからなので写りません!ダムの長さを表現する時にいいと思います。

2つ目はダムをほぼ正面から排水ゲートを見上げるアングルで撮れる場所。場所はダムから少し降りた所(県道363号沿い香恋の館手前)に駐車場(上の画像)があるので、ここから歩いてダム側に行くと下から展望できるスペースがあります。

オレ的にはここのスペースから見る羽布ダムが一番お気に入りで、高さ約62mのダム建造物は意外と近い感じがして横に長いので迫力あり!案内板にはダムや小水力発電の事が書いてあります。排出されている付近は水しぶきがすごく夏にはちょうどいいくらいでした。

他のダムでは、意外と排水側のたまっている水を近くで見ることが出来ないのでここは貴重かもしれません。柵があるものの、ダム本体にもかなり接近できるのもここならでは!

羽布ダムのダムカード

完全にダムカードをもらうのを忘れてしまったので、また近いうちにでもダムカードをもらいにいってみます。。。一番肝心な物をもらうのを忘れてしまうとは

羽布ダムに行った感想

三河湖畔周辺にはとにかく他にはない食事ができる店や宿など、観光地としての要素が満載しています。特に貸しボートがあるのには驚き、ダムカードが4季で違うのも他とは違い、春夏秋冬それぞれの季節に来るとまた違うダムの様子を見れると思います。自然を満喫することができる場所として、三河湖周辺にある釣りキャンプ場など多目的に過ごしてみてはどうでしょうか。

三河湖周辺の食事処(三河湖観光センター以外にも数件有り)にはそれぞれダムカレーが違うようなので、また近いうちに行った際は食べてみようと思います。

次の記事では、矢作川にある矢作ダムを紹介していきます。矢作ダムも新豊根ダム同様のアーチ型式で行く前から胸熱状態!

1日で豊田市の山にあるダムカード配布場所(3箇所)を巡りたい人は、羽布ダムを昼前までに出れば周れると思いますが、付近の交通事情(特に羽布ダムから香嵐渓付近を通る時に注意)など、時間がかかる場合もあるのでできるだけ早めの行動をおすすめします。
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