【浜松市】航空自衛隊エアパーク①戦闘機のコックピットに乗れて初代ブルーインパルス機も見れる!

静岡県浜松市というと航空自衛隊浜松基地がある場所でも有名ですが、その周辺には入場料無料で楽しめる「エアーパーク」があります。エアーパークは航空自衛隊の広報活動の施設で、誰でも気軽に展示物を見れる場所!普段見ることができない数多くの戦闘機や飛行機などが間近で見れ、シュミレーターなどもあることから実感して楽しむ事もできる施設です。

自分は飛行機に関しては全く知識もなく、ブルーインパルスぐらいしか知りませんでした。しかし実際に行ってみると色々と知る事ができたので飛行機好き以外でも楽しめる場所に感じました。また子供連れの親子でも楽しめる場所でもあると思うので、浜松市の観光スポットとして寄ってみるのをおすすめします。

さっそくどういう施設でどんな物が見れるのか細かく紹介するので、行く際の参考にしてみてください。

展示物は飛行機(戦闘機)だけではなく、ミサイルやパイロットの装備品、対空機関砲などこんな物まで!という物が多く、普段見れないものが多いと思います。

エアーパークの場所と駐車場

アクセス 静岡県浜松市西区西山町
駐車場 無料
入館料 無料

アクセスは浜松市街地の国道152号線を天竜方面に向かい「上島2丁目北」信号交差点を左折して道なりに進むと、滑走路などがある航空自衛隊施設沿いの道に出るのでそのまま進むとエアーパークがあります。東名高速道路「浜松西インター」も近いことから、遠方からでも比較的分かりやすい場所に感じました。

【駐車場の様子】

駐車場は警備員の指示で進む事になり、とめることができます。駐車場は結構広く、来ている人の車のナンバーを見ると浜松ナンバーが多いものの、豊橋、静岡、名古屋などもあることから遠方からでも珍しい物見たさで来る人も多いと思います。

エアーパークは全て無料で楽しめる施設!無料駐車場は有りで外にちょっとした遊具などもあることから、子供と遊ぶ事も可能です。しかも滑走路を展望できるポイントもあることから飛行機の写真を撮る事もできます。

エアーパークの開館時間

開館時間 9時~16時
休館日 毎週月曜日「ただし月曜が祝日などの休日の場合はその翌日」

毎月最終火曜日・年末年始

エアーパークの公式HPには開館カレンダーがあるので、見てから行くのをおすすめします!

エアーパーク開館カレンダー

その他 全天周シアターとフライトシュミレーターを利用したい場合は、それぞれの受け付けで申し込み(整理券など)が必要なので注意!

エアーパークの外の様子

エアーパークの駐車場の目の前には施設で、外には遊具、レーダー?、発射機、輸送機、ヘリコプターなどが展示してあります。

輸送機で使用されていた飛行機は、かなりの大きさ!展示してある飛行機の中では一番大きいものだと思います。

遊具は滑走路の近くにあり、キッズ連れでもここで遊ぶ事ができます。エアーパークにはファミリーだけではなく、意外と母子も多い事から公園感覚で来ても十分楽しめる場所です。

滑走路近くには展望スペースもあり、一眼レフを持ったガチ勢が飛び立つシーンなどを撮っていました。外では実際に飛んでいる飛行機が見れるので、見所は館内だけではないのもここならでは!

付近を見ていると、飛行機が通り過ぎる音がしたので急いでカメラを向けると練習機らしき機体が飛んでいました。

駐車場の目の前には総合案内板があるので、ここで敷地内の施設に何があるのかも確認できます。上の赤い丸部分が現在地の外で、館内は主に2つに別れています。黄色部分が展示資料館で、全天周シアターなどもある建物。青色部分が展示格納庫になっていて戦闘機、ヘリ、飛行機、ゼロ戦などがある建物です。

全天候シアターで映像が見たい場合は、時間帯もあることからまずは1階の受け付けにいくことをおすすめします。実物の飛行機メインなら展示格納庫!

格納庫前には初代ブルーインパルスの姿も!自分はここに来るまで、戦闘機などの羽についているのはミサイルだと思っていましたが、燃料タンクだったという事を知りました。

今回はシアターの時間帯がずれていたので、施設内全体を周る事にしました。周った順は①展示格納庫→②展示資料館で、最初の展示格納庫の様子から紹介!

エアパーク展示格納庫の中の様子

【展示格納庫の入り口の様子】

ペットの持ち込みは禁止!

格納庫側の見所は実物の飛行機の他に、フライトシュミレータが体験できます。入り口には案内があり、当日は先着順での受け付けとのこと。小学生未満の子供は乗れないので注意!

格納庫に入ってすぐ目の前に飛び込んで来る飛行機の光景!飛行機、ヘリコプター、戦闘機とそれぞれ綺麗に整列していました。

【パイロットスーツ貸し出し】

入り口左手にあるのが「パイロットスーツ貸出コーナー」。受付の綺麗なお姉さんに申し出ると、体験試着できパイロットの気分をあじわうことができます。キッズ連れのファミリーなどがパイロットスーツを着て写真を撮ったりフライトシュミレータに乗っていたりしていましたが、てっきり初めは貸し出しに気づかなく航空関係者かと思いました。

パイロットスーツ試着体験は、15分間で展示格納庫1階のみとなっています。しかも無料!思い出つくりにはピッタリに感じました。

展示されている航空機

展示してある航空機は実際に航空自衛隊で使われていたもので、実物はかなり大きくこんなに近くで見れるのもそうそうないと思いました。

航空機の周りは柵がありますが、確実に普段見る事ができない角度から見る事ができるようになっています。上の画像は国産ジェット機T1Aの練習機ですが、後ろ姿かなり迫力ありました。

ドーム状の天井からはゼロ戦が2機!公式HPによると、前にある緑色のこれぞゼロ戦の機体は零式艦上戦闘機「五十二型」というようで、1963年グアム島で発見された機体。去年オープンした愛知県名古屋空港隣にある「あいち航空ミュージアム」にゼロ戦が展示してあるので行こうと思っていた矢先で、まさかここで見れるとは思ってもいませんでした。

ゼロ戦といえば昔の戦闘機、エアパークには実物の比較的新しい戦闘機(現役はさすがに展示されていません)も展示されています!しかも乗ることも可能!

【T-2練習機】

ブルーインパルス仕様の練習機で、撮影した日はこの機体に乗ることが可能でした。他の戦闘機の機体の横にも階段があったので、日によっては違うかもしれません。

2人乗りは練習機(今まで知らなかった)のようで、コックピットに座って乗ることができます。係員の人が丁寧にスロットル操作や計器の説明、飛び立つ順序なども教えてくれます。めちゃくちゃ詳しかったので、おそらく係員の人は元パイロットか教官ではないかと勝手に想像しましたが、航空自衛隊のパイロットというと花形!聞こうと思っていたところ、フライトシュミレータの方に移動してしまい係員の人が変わってしまったので聞く事ができませんでした。

練習機に乗ってみた感想はコックピットのイスは意外と硬いものの、空間的には広い印象を受けました。エンジン出力調整が左レバー2つと操縦かんと至ってシンプルな構造に見えましたが、計器も多い事からゲームのように簡単に操作は無理そうに思いました。

ここにも外にあったブルーインパルス初代機。T2が2代目ということから初代と2代目を見る事ができます。階段があることから、イベント時などは初号機のコックピットに乗ることも可能ではないかと思います。

【F-104J戦闘機】

格納庫にある航空機全部に説明パネルが用意されているので、スペック情報や導入された順序なども知る事ができます。ブルーインパルスもかっこよかったものの、一人乗りの戦闘機も迫力があり見ごたえがありました。

【F-1支援戦闘機】

ゼロ戦から一世代前の戦闘機を見ると、進化という言葉が伝わりやすいと思います。

フライトシュミレータ

展示格納庫の見所の1つ、パイロット気分をあじわえる体験型のフライトシュミレータ!

フライトシュミレータの横に受け付けがあるのでそこで予約をして乗ることができます。

受け付け時間

9時~15時半

航空機のフライト体験できるのもここならではの設備。小学3年生以下の子供には他のコースが用意されていますが、制限規約もあるので受け付けや看板で確認してから。

混雑時は、先にフライトシュミレータ受け付けに来てから館内を周ってみるのをおすすめします。

2階からの様子

入り口付近から2階に続く階段を登ると、通路には旅客機のイスなどがあり休憩できるようになっていました。しかし後で公式HPで見た所、このイスは政府専用機のイスらしく座らなかったのを少し後悔することに!階段を登ってすぐなので、これから行く人はこのイスの座り心地を体験してみてはどうかと思います。

2階からは格納庫の展示してある航空機を一望でき、全体が見渡せます。自分的には格納庫側だけでも、見るだけではなく体験もできることからお腹いっぱいな状態で十分楽しむことができました。さらに格納庫隣には展示資料館(全天周シアター)があり、色々な展示物があることから見所は航空機だけではない施設なのが伝わると思います。

次の記事エアパーク②では展示資料館側の施設を紹介していきます。航空機に搭載できるミサイルや対空機関砲(想定外でした)など見所満載、おそらく普通の人が実際に見る事ができない物が多数並んでいる場所にも感じました。

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