岡崎市の無料キャンプ場・大谷公園を紹介!デイキャンもOK

愛知県岡崎市にある無料で利用できる大谷公園(おおやこうえん)のキャンプ場に行ってきたので、どういう施設になっているのか見所などを詳しく紹介してみたいと思います。キャンプというと自然と調和しながら時を過ごし、テントで寝泊りしたり屋外で料理をしたりと、サバイバル的な経験をしながら楽しめる王道アウトドアの1つ!最近ではyoutubeの動画やアニメ「ゆるキャン」などの影響もありブームにもなっていて、友人同士や家族だけでなく一人でキャンプをするソロキャンも人気となっています。

そんなキャンプをする場所というと、愛知県内では自然豊かな山々に囲まれた奥三河のキャンプ場が定番となっていますが、探すと意外と街中から近い幸田町や田原市にもあるのは以前の記事でも紹介しました。でも今回の岡崎市にあるキャンプ場施設は街中から近いというよりもほぼ街中に位置していて、人々が憩いの場として利用する公園内にある事から、初めてのキャンプ練習や少しキャンプ経験をしてみたい人にもピッタリな場所にあるので、訪れる際は参考にしてみてください。

今回の岡崎市の街中にあるキャンプ場は2箇所訪れていて、①大谷公園②大門公園とどちらも公園内にあるキャンプ場施設。最初は大谷公園、次の記事で大門公園を紹介していくので、それぞれ見比べてから行ってみてはどうでしょうか。どちらも無料でデイキャン「バーベキュー」もOKですが、利用する際の注意事項があるので一通り目を通してみてください。

大谷公園キャンプ場の場所

キャンプ場施設がある大谷公園の場所は、岡崎市のメイン通り248号から一本入った県道26号線沿いにあり、地名の「上地」からも住宅街が立ち並んでいるだけでなく大型のお店も多い街中に位置しています。自分的には岡崎市に行った時に道路沿いに池があるくらいしかイメージはありませんでしたが、まさかここにキャンプができる施設があるとは思ってもいませんでした。それだけ街中という印象です。

場所 愛知県岡崎市上地3丁目地内
駐車場 有り
トイレ 有り
キャンプ施設 テントサイト・炊事場・水道

大谷公園は春に桜花見スポット、敷地内の大きな池でバス釣りスポットとしても知られていて、大きさ的には岡崎市の南・東・中央公園よりも全然小さいものの、キャンプ場施設を兼ね備えているのは珍しいように思います。

大谷公園の駐車場

大谷公園の駐車場は、県道26号線沿いでも「上地3丁目」信号交差点から美合方面側にしかアクセスできないので注意!曲がるポイントは少しわかりづらく、池の橋手前を左に曲がるポイントがあるので、そこを左折するとすぐ右側が駐車場になっています。

駐車場は車が約10数台くらいとめれるようになっていますが、とめるには条件があり、常日頃から駐車場は開放されていません。大きな公園のように常日頃から駐車場を開放していないのは、基本的に臨時駐車場扱いからで、利用できる日以外でもキャンプ場を利用する際の申請を出すときに駐車場利用を伝えると止める事はできます。

駐車場利用できる日

日にち 土日祝(年末年始除く)
時間 8時半~19時半

土日祝以外の平日でも利用できる日

  • 4月1日~5日 29日~5月6日
  • 7月~8月末
  • 3月23日~3月末

駐車場の利用できる日は公園を利用する際のことで、キャンプを目的に来た場合とは少し違っているので、キャンプ場利用申請の時に確認する事をおすすめします。

キャンプ場を利用するには申請

大谷公園内のキャンプ場を利用するには、デイキャンでバーベキューをする際もどちらも申請しないと利用することができません!

①電話予約→②市役所で申請手続き

いきなりその日に利用することはできなく、電話で予約後に利用日の1週間前までに岡崎市役所・公園緑地課にて申請手続きをするとキャンプ場を利用することができます。

利用申込みの詳しくは「岡崎市公式HP」で確認してみてください。公式HPでは、キャンプ場利用申込みの欄に大門公園バーベキュー施設予約状況表がPDFファイルで見れます。3ヶ月の予約状況が見れるのはGJで、どの日が空いているのか見る事が可能!とにかくキャンプ場施設を利用するには申請許可がいるのでその点だけ気をつけてください。

キャンプ場の利用時間

  • デイキャンのバーベキューは10時~16時まで
  • キャンプで一泊は16時~10時まで

デイキャンでバーベキューだけする事も可能で、奥三河の山の中に時間がなくて行く事ができない人でも岡崎市の街中にある公園でバーベキューができる!国道248号から一本入った場所な事から、どこからでもアクセスできるのも良い点で、遠くに行く時間がないからどこか近場でアウトドアをしたい人にピッタリに感じます。

さっそくキャンプ場施設がどんな風になっているのか伝えていきますが、持っていく物も事前にわかるように色んな角度から写真を撮って詳しく園内の様子も紹介!

大谷公園の様子

大谷公園駐車場からすぐにあるのが大きな池で、遊歩道が完備されています。キャンプ場までは少し距離があることからも、テントや調理器具など持ち運べる台車的なカートがあると便利!

アマゾンで折りたたみカートを見る

通販サイトアマゾンではキャンプなどアウトドア用品を持ち運ぶ時に便利な折りたたみ式のキャリーカートを多数扱っていて、荷物が多い時に1つあると役に立つアイテム!キャンプの際も駐車場から施設まで遠い時に手荷物を往復する事無く済むので、これがあると便利です。

大谷公園の池ではバス釣りをする人が意外と多く、遊歩道では散歩をする人もチラホラいるので、市民の憩いの場として利用している様子。

少し行くと砂場や遊具があるので、キッズ連れファミリーは遊ぶ事もできます。ただデイキャン・キャンプにしろ公園内には大きな池があることから、子供から目を離すのは厳禁!山梨のキャンプ場で子供が行方不明(記事作成時)になっている事もあるので、子供と行く場合は絶対に目を離さないように注意は必要に感じます。

遊具を抜けて真っ直ぐ進むと広場へと繋がっていて、トイレも完備。公園すぐ隣は住宅街となっていて、街中にある公園というのが良く分かると思います。

キャンプ場は遊歩道を真っ直ぐ進むとあり、その手前には展望台もあります。

展望台を完備

池沿い遊歩道を進んで行くと屋根付きベンチが完備していて、そこから階段を登り小高い場所にあるのが展望台!

展望台からの景色

大谷公園展望台からの景色は見た感じは微妙で、一方向しか見れないのと高さがそこまでない事から、絶景や夜景を見れるような雰囲気ではありませんでした。街中にあるのでそれはしょうがないとして、キャンプで来た際の過ごし方の1つとして登ってみるのも有り。

大谷公園キャンプ場の様子

駐車場から池沿い遊歩道を約500mくらい歩くとあるのが、大谷公園のキャンプ場施設!無料のキャンプ場としては綺麗に管理されていて、木々が生い茂っている点からも山の中にいる感覚になります。県道26号は交通量が多いので、こっち側にも車の走行音が聞こえてきそうにも感じますが、意外と離れていて静かでした。

街中にあるキャンプ施設なのに、静かで木々も多い事から山の中にいるようになったのは以外で、キャンプの雰囲気だけでなく、自然の中で過ごす事が出来ます。アウドドア初心者の人はこういう場所から始めるといいように思いました。

テントサイトの様子

テントサイトは右側の小高い斜面に区切られていて、そこまでは多くありませんが、程よい感覚にテントを張ることができます。

テントサイトの前には目立つ所に注意書きの看板があり、バーベキュー、キャンプで利用する際は必ず申請許可を取ることや、近隣は住宅街なので迷惑になるような行為をしないなど注意事項が書いてあります。火気の使用はバーベキュー炉だけなのは、周りは木々が多い事もあると思うので、直火やテントサイトで火を使うのは禁止なので注意!管理されているキャンプ場では、火の取扱いは重要事項の一つです。

1つの区画は普通のテントの大きさなら十分張れる大きさとなっていて、テントサイトの地面は結構固いので、テントを張る際に使うペグは頑丈なものが必要に見えました。雨の次の日などは地面が濡れてぬかるんでいるのが予想されるので、どうしても雨の次の日に行く場合はそれなりの対策が必要です。

テントサイトの隣にトイレ完備、炊事場も近いのも大谷公園キャンプ場の良い点!それほど動き回ることなくアウトドアを楽しめるのは、それぞれが密集しているからで、キャンプ場が小型だとメリットは大きいように感じました。大きなキャンプ場に行くと炊事場、テントサイト、トイレが離れている所もあります。

トイレは市が管理しているだけあり、綺麗そのものでした。

炊事場の様子

バーベキューができる炊事場は屋根付きの炉が3基備えられていて、水道がある洗い場も中間地点に配置されているのはGJで使いやすい位置に完備されています。

【10人用のバーベキュー炉が2基】

【大型かまど炉が1基】

それぞれ炉の隣には炭バサミが完備されているだけでなく、蚊取り線香のおき場所も完備しているので、夏に来る際は木々に囲まれている場所なことから虫対策は必要です。

炉を利用する際の注意点の看板には、炉で使った炭に水を直接かけないように注意書きがされています。炉で使用した炭はバケツに入れてから水で消火!炉の隣に炭バサミとバケツが用意されているのは、その点からなので、炉を壊さない為にも気をつけて利用。

【水道は6つ完備】

炊事場は料理を作る際に必要となる炉と水道が備えられているので、炭や鉄板網、食材を持ってくればアウトドア料理が可能!最低限の持ち物でバーベキューを楽しむことができます。

大谷公園キャンプ場に行った感想

岡崎市の街中にある大谷公園キャンプ場は、幹線道路沿いに位置しているのにも関わらず静かな場所となっていて、キャンプをするのには最低限の設備が備えられているのに「無料」で利用できる点が良く感じました。アウトドア体験する場所に向いているのは、施設規模が小型な点からで、いきなり山々に囲まれた大型のキャンプ場に行く前にここで練習をするのも有りな場所!近くにコンビニや248号沿いに大型イオンもあるので、何か忘れ物をしても買い物に行く事もできるのは、山々に囲まれた場所とは違い街中にあるからこそのメリットに思いました。

オレ的おすすめ度 ★★★★☆

オレ的キャンプ場おすすめ度は星4個、気軽に近場で楽しむキャンプ場としておすすめ!ガチ勢のキャンパーとしては少し過ごし方に物足りなさを感じるかもしれませんが、キャンプ初心者の人やデイキャンを楽しむ人にはここはピッタリな施設。ちょっとアウトドアする場所として利用してみてはどうでしょうか。

次の記事では、岡崎市のもう1つの街中にある「大門公園」内にある無料キャンプ場を紹介。どういう場所なのか詳しく解説してみるので、それぞれのキャンプ場の良さが伝わればと思っています。
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