面ノ木園地は奥三河のドライブツーリング目的地にピッタリ!休憩スポットもあるよ

奥三河の山間部に位置する面ノ木園地(めんのきえんち)は、天竜奥三河国定公園内にある広い園地で、標高1240m(天狗棚山頂)付近にもかかわらず、比較的アクセスしやすい景色メインの観光スポット!その見所としては、天狗棚展望台、風力発電展望ポイント、ちょっとしたハイキングコース、休憩ポイントと色々な過ごし方ができるのも魅力的で、目的地としてだけでなく他の観光地に行く道中の休憩場所としても使えます。

そんな多目的スポット「面ノ木園地」をオレ的には奥三河のドライブツーリング目的地として推していて、初めて訪れる人の為にもどんな場所なのか?景色から休憩スポットまで分かりやすく解説してみるので、遠方から訪れる際は参考にしてみてください。

記事では面ノ木園地を豊田市の稲武町と表記していますが、ここは北設楽郡設楽町の境付近にあり、ポイントによっては町名が変わる場所。その点からメインとして推している「面ノ木風力発電展望ポイント」位置から稲武と表示しています。

面ノ木園地の場所詳細

場所 愛知県北設楽郡豊田市稲武町
駐車場 各ポイントに有り
その他 トイレは面ノ木ピットに有り

国道257号から2ルート有り

自販機なし

面ノ木園地の場所は、奥三河の王道スポット「茶臼山高原」に繋がる茶臼山高原道路・県道507号線の面ノ木IC付近にあり、マップポイント位置は風力発電展望ポイントの駐車場を示しています。

ルートは2択!愛知県側からは国道257号線がメインルートとなっていて、道の駅アグリステーションなぐら付近の茶臼山高原道路・国道507号と国道153号線に近い県道80号どちらからでも行くことが可能。マップで見るとどちらのルートもかなり山道に見えますが、実際走ってみると意外と走りやすく、カーブが連続しているポイントもあったりとワインディングを楽しむことができます。

県道80号の様子

訪れたルートは県道80号線、片側一車線が続く中、所々車線がない道もありますが、国道257号の分岐ポイントから約30分くらいで風力発電展望ポイントの駐車場に到着。注意点としてはカーブでは速度を落として対向車に注意!特にこういう場所ではバイクで速度を出しやすい傾向があり、レーサー気取りのバイクとよくすれ違う為、風景を楽しむゆとりある運転が必要です。イニDダメッ絶対!

面ノ木園地駐車場

茶臼山高原道路に合流する少し手前に駐車場。面ノ木園地はトイレが一箇所しかないのが難点で、もしトイレに行きたい場合は、県道507号の高原道路沿いに面ノ木ピットがあるので、先に行ってから訪れるのも有り。

駐車場は車だと100台以上とめれそうな広大なスペース。この日の街中気温は25度に対して、面ノ木峠は12度と標高が高いぶんかなりの気温差があるので、服装には気をつけたい所。実際半袖で来てしまい、寒いくらいでした。

【面ノ木園地全体マップ】

面ノ木園地駐車場の現在地からオレ的に推している風力発電展望ポイント(赤色囲い部分)までは歩いて約15分の距離。その他にも天狗棚展望台や天狗棚山頂(標高1240m)にも散策路が続いていて、ハイキング目的で訪れる人もいます。多目的に過ごせるのもこのマップを見れば一目瞭然!

風力発電展望ポイント

風力発電展望ポイントは、駐車場を挟んだ道路反対側に入り口があり、車では通ることができない歩行者自転車だけが許された場所。

実際訪れるまでは、オレ的にブラックよりのグレーな場所だと思っていたものの、看板を見ると徒歩と自転車の通行は許可と書いてあり、私有地道路だけに自己責任で通る必要があります。

道中の道に関しては、結構きつい後からジワジワくる坂道が続き、見所は特にありませんが、あえて言うなら途中の井戸のような土管は謎そのもの!貞子かマリオが出てきそうな年代物の土管がポツリとあり、何を目的に作られた土管なのか不思議な光景でした。

約15分ほど歩くと風力発電用の風車群

開けた場所には風車が立ち並び、前後の山岳ロケーションが楽しめます。

展望ポイントにはちょっとした休憩小屋も完備。風景は天気が良いと遠くの山も見え標高が高いせいか雲が近い印象、のどかな山ロケーションが特徴的です。

そして風景だけじゃないのもここの良さで、少し離れた場所に電波塔群、街中から山を見たときに山頂付近にある電波塔がここではすぐ近く!さらに先に進むと井山展望台もあるので、散策するのも有りなポイント。

風力発電展望風景はこんな感じで、次に茶臼山高原道路沿いにある休憩スポット「面ノ木ピット」の様子。

面ノ木ピット

茶臼山高原道路沿いにある面ノ木ピットは、面ノ木園地駐車場から約5分くらいの距離で、休憩するにはピッタリな場所。

ここも駐車場は広く、約30台くらいとめれるスペースの一角に9時から16時まで利用できるトイレ完備。

面ノ木ピットの特徴がこの5棟のウッドデッキ付き建物で、1グループ1時間無料で利用することができます。山道を走って疲れたら寝るのもあり、ゴミを持ち帰ればご飯を食べるのもありと自由に使えるのが良い点、ただ日中しか使えなく、月曜定休の9時~16時まで利用可能。

注意点は利用案内看板をよく見て注意事項を必ず守る必要があり、いないとは思いますが、渡部のようなアレをする場所ではないので、次に来る人の為にも綺麗に使う必要があります。

敷地内からは天狗棚展望台に歩いて行く事も可能、30分の距離なことからこういう機会にハイキングするのも有りです。

そして驚いたことに道路を挟んだ対面にも広い駐車場完備!その敷地内に一際目立つ天狗の銅像は、最初見たとき少し不気味な印象でしたが、どうやら天狗棚は昔から天狗の言い伝えがある場所のようで、理由を知ると納得の光景に変わりました。

オレ的には天狗の銅像は、wowowオリジナルドラマ「鵜頭川村事件」に出てくるエイキチ様そのもののイメージ、昔からの言い伝えが現在まで残る貴重な場所なのかもしれません。

面ノ木園地に行った感想まとめ

今回は、奥三河地方のドライブツーリング目的地休憩スポットとして面ノ木園地のポイントをそれぞれ紹介してみましたが、展望ポイントではひらけた場所から山岳地帯の絶景ロケーションが見所でもあり、疲れたら面ノ木ピットで休憩できる点から、山間部のオアシス的な体感。アクセスも比較的しやすく、過ごし方も様々なのも良さに感じました。

山のドライブツーリングどこに行こうか迷ったら、1つのスポットとして訪れてみてはどうでしょうか。

オススメ度 ★★★★☆

オレ的オススメ度は星4個の評価!トイレが少ない点が少しマイナスになったものの、山間地帯に見所があるのはその土地の良さとも言え、街中では体感できない澄んだ空気と風景からも奥三河の素晴らしさがよくわかるスポットです。

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