竜ヶ岩洞は夏にピッタリな浜松観光スポット!デートにも有りな場所

静岡県浜松市の竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)に涼しさを求めていってきたので、どんな施設なのか初めて訪れる人にも分かりやすく紹介。

夏の観光スポットというと、海や山が定番になりますが、標高差がない限りどこに行っても暑さが気になるもの!そんな暑さを避けて楽しめるのが浜松市の「竜ヶ岩洞」で、ここは洞窟内を探検する感覚で鍾乳洞を見学できるだけでなく、天然のクーラーが洞窟内全体に効いて、涼しさを求めるならピッタリな観光スポットです。

涼しい観光スポットを探した結果

自分がそもそもここを見つけたのは、夏の暑さを避けれる涼しいスポットを探している時に思いついた鍾乳洞からで、グーグルマップで探した所、竜ヶ岩洞がヒット!最初に見たのは口コミで多くの人々が訪れている評判は上々、そして写真を見るとどことなくレトロ感があるように見えた為、いつ行くの?暑い今でしょ!!とこの暑さを乗り切るにはここしかないと訪れてみました。

訪れる際の注意持ち物としては、濡れた洞窟内を歩くことから、歩きやすい滑りにくい靴、また結構な水量がある滝をくぐり水しぶきを浴びるため、タオルかハンカチを持ち物におすすめ。またベビーカーで訪れているママがいましたが、洞窟内では階段を下りる場所があるので子供を乗せて持ち込む際は注意が必要です。

竜ヶ岩洞の場所詳細

場所 静岡県浜松市北区引佐町田畑193
料金 大人・高校生 1000円

小中学生 600円

※団体セットなど割引き有り

営業時間 9時~17時

年中無休

駐車場 車約500台無料

バス対応

その他 お土産屋・食事処有り

食事処の営業11時~15時火曜休み

竜ヶ岩洞の場所は、浜松市でも山側に位置していて、新東名「浜松いなさIC」や三遠南信自動車道「浜松いなさ北」から比較的近くにあるため、遠方からでも比較的アクセスしやすいスポット。

営業時間については、鍾乳洞の洞窟営業時間とお食事処ふるさとの時間が少しずれているので、鍾乳洞を見た後にご飯を食べる場合は、朝一で行くよりもお昼に合わせる必要があります。

観光スポットとしてお土産が豊富なのもここの特徴、売店の建物にはちょっとした軽食も売っていて、中でもマテリアのジェラートが人気になっています。

竜ヶ岩洞駐車場

八角形の建物が見える分岐ポイントを左に進むと敷地すぐ横のメイン駐車場。ここは舗装されいていて広々約40台駐車可能、綺麗なトイレ、自販機、イスもあり休憩することも可能。

駐車場横にはお好み焼き屋もあり、口コミを見ると遠州焼きが人気のようです。

竜ヶ岩洞に来ている人達の車ナンバーを見ると、静岡、名古屋、岡崎と比較的近い所から訪れていましたが、中には九州ナンバー圏のバイクもあったりと浜松の観光スポットとして知名度有り。

竜ヶ岩洞敷地内の様子

竜ヶ岩洞の敷地は広く、鍾乳洞の入り口、案内所をかねた入場券売り場建物、お土産食事処の建物など初めて来ても分かりやすい配置位置。その中でも無料で洞窟内の水空気を体感できるポイントもあります。

ようきた洞

八角形の建物前の地下に続く階段下には、ようきた洞という足湯ではなく洞窟内から出ている水に足をつけて体感できるスポット完備。かなり澄んでいる独特な洞窟水が特徴的で、水温度14~17度、洞窟から出てくる冷風18度とここだけでも涼むことが可能。

案内所入場券売り場建物

建物横にはワンチャンコーナー!徳川家康の地「どうする家康」にちなんでワンチャンの入っているゲージ上にそれぞれ仕えていた有名武将の名前が書いてあり、家康ブームにのっている犬はなかなか賢そうでした。

鍾乳洞がある洞窟内は有料スポット、入場券は自販機、対人どちらでも購入可能で、券は洞窟入り口で係員に渡して入場の仕組み。

洞窟の入り口横には龍のオブジェを完備!自分的にはここに来るまでは、どことなく昭和から平成初期にかけての人気観光スポットという感じがしていて、レトロ感が残っているイメージではあったものの、全てリニューアルされている印象。

洞窟内鍾乳洞の様子

洞窟入り口すぐあるのがコウモリの展示!洞窟というとコウモリが住んでいるイメージがありますが、生きているのをマジマジと見れる機会もそうそうなく、意外と貴重なものかもしれません。

案内マップは所々にあり、現在地がどこで見所が分かる仕組み。見学ルートは入口出口400mの道のり、洞内の気温は18度、マイナスイオンの濃度まで表示されていて、少しヒヤッとした空気とともにマイナスイオンを肌で体感できます。

洞窟内はこんな感じで1人歩けるスペースを進んでいき、鍾乳洞の形から名称がつけられた場所にスポットライトを当てて見所として示しています。

風景はまるで映画のセット、作り物のアトラクションのような雰囲気ですが、完全な天然物!進むにつれて気温が下がっていくのを肌で感じつつ、エアコンをつけているような錯覚を受けるほど、ヒンヤリと洞窟内は涼しく外の気温の違いに驚かされます。

ちなみに頭上は本当に注意!周りをキョロキョロしていると身長が高い人ほど頭をぶつけやすいので、前と上と足元を見る必要有り。

中間地点にあるのが「黄金の大滝」、ここは上に空間が広がっているだけでなく名称のように湧き出た水が上から滝のように降ってくる見所のひとつ。階段で下にくだる時に地面が濡れている為、足元に細心の注意が必要ですが、ライトアップされていて映えスポットとして有りな場所。

これでもかというくらいの鍾乳洞!鍾乳石は1cm伸びるのに約100年かかる事を考えると、洞窟内のものはほとんどが千年以上かけて生成されていると予想でき、どことなく神秘的な空間にも見えてきます。

マイナスイオンを全開に浴びて洞窟ゾーンが終わるとその先にちょっとした資料館、ここでは鍾乳石の種類やできるまでの工程など学ぶことが可能。そこからさらに進むとお土産屋の建物に繋がっていて、観光向けとしてよくできていると感じた配置位置。洞窟→お土産屋という風に自動的に見学した後にお土産屋に繋がり、どうしても目が行くシステムは中々考えられています。

しかもここだけでしか売っていない物が勢ぞろい!

お土産屋食事処の様子

お土産屋さんの建物は2棟の造りで、どちらも広々として見やすい空間。2階には食事処も完備しているため、お昼にご飯を食べるのも有り。

売っている物は鍾乳洞に来たお土産らしく通常では手に入らないアイテム勢ぞろい!ジュラ紀の化石が一番高価、その他にローズクオーツやゲームのフィナルファンタジーFFにでてきそうなクリスタルが売っていたりと石好きにはたまらない内容。

軽い飲食も充実していて、五平餅、みたらし団子、もち串と観光スポットならではの「こういうのでいいんだよな」と言いたくなる物が豊富です。

浜松のお土産お菓子と言えばうなぎばい!それだけでなくうなぎイモや三ケ日みかんにちなんだここだけのお菓子が充実しているので、よくある観光スポットのお土産どれにしようか迷うことは絶対にありません。(言い切れる内容

カップルにおすすめ

オレ的にデートスポットとして竜ヶ岩洞を推しているのが「幸運を呼ぶライオン鍵セット」のコーナー。これはハートのカードに願い事を書いてフェンスに鍵で繋げる、現代観光スポットでよく見る定番アイテム。ライオンが何に関係しているのかは置いておいて、内容を見るとカップルだけでなく受験生の願掛けもあったりと見るだけでも意外と楽しめます。

こんな感じで、竜ヶ岩洞は洞窟内をゆっくりと見て約30分、資料館お土産屋を見て約20分の滞在時間1時間くらいのスポット。驚いたのは自分が出た後に次から次にファミリーからカップル、高齢者集団など色んな世代が訪れていたのを見て、ここは知られていないようで知られている人気スポットだというのをあらためて体感することになりました。

竜ヶ岩洞に行った感想

浜松市の老舗観光スポット「竜ヶ岩洞」に涼しさを求めて行ったみましたが、夏でもまるでクーラーが全開で効いているかのような洞窟内は、アトラクションのように探検感覚で鍾乳洞などを見学できるのが良く、ルートが一方通行の為どこに何があるのか分かりやすく、それぞれの見所に解説付きの親切さがどの世代にも楽しめるように感じました。また神秘的パワースポットとして訪れるのも有りで、自然に生成された鍾乳石を見るだけでもパワーをもらえそうな体感。

避暑地度 ★★★★★

夏に涼しさを求めるならピッタリな竜ヶ岩洞!ただレトロ感が残るスポットとしては物足りなさを感じる場所、それというのも全体的に見ると今の時代に合わせた現代観光スポットにリニューアルされているので、昭和平成のレトロ感はほぼなく、逆にこういう場所は逆映えスポットとしてレトロ感を売りに出したほうが良い感じもしました。もしオレ的プロデュースするなら、キッズ受けするものが見受けられなかったことから、敷地内の空きスペースにパンダのアレ(パンダのアレとは?昭和から平成初期にかけてキッズに人気だった100円で動くパンダの乗り物)を置くのも有りで、平成中期頃にほぼ絶滅したパンダの乗り物は、キッズ受けを狙うにはピッタリなアイテム。訪れている人達の中には、キッズ連れのママも見受けられたことから、そういう子供受け戦法に振るのもいいかもしれません。

浜松市に来たらひとつの観光スポットとして竜ヶ岩洞は普段体感することができない場所だと思うので、記事を参考に訪れてみてはどうでしょうか。

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