車のワイパーゴムの拭き取りが悪くなってきたので自分でDIY交換してみました。車を雨の日に乗るのに必須になってくるワイパー!ゴムの寿命はだいたい1~2年と言われていて、期間がたつと拭き取りが悪くなってきたりガラスを拭き取る時にビビル音がしたりと視界も見づらくなってきます。だいたいの人は車検時にゴム交換する人も多いと思いますが、ゴム交換は自分でも超簡単な作業です。今回は実際にゴム交換をして注意点などを紹介するので作業をする際の参考にしてみてください。
ゴムの交換だけなら本当に簡単で、自分はワイパーのアーム本体が少し色あせていたのでゴム交換のついでにワイパー本体を外してつや消しブラックのスプレーで塗ってみました。
ワイパーゴムのサイズに注意!
ワイパーゴムは車種によって長さ形状のサイズが違います。ゴムの購入前に必要になってくるのが、ゴム自体の長さと形状で、これを間違えてしまうと長さが合っていても形状が違ってしまっても取りつける事ができません。ワイパーゴム商品には、袋に適合車種(年式、車種、運転席用、助手席用)などが書いてあるものもあるのでよく見るのをおすすめします。
重要なのがゴム自体の長さと形状!
ワイパーゴムの商品には必ず長さと形状が表示されています。上の画像は2種類の商品の表示で、長さは同じでも形状のゴム幅が6mmと9mmがあります、自分は最初9mm幅のゴムを購入してしまい取りつける時に取りつける事ができない事に気づき再度購入しました。こうならない為にも長さを測るだけではなく、ゴム幅も計ってから購入!
※店舗に置いてあるカタログをじっくりと見て年式車種にあったものを購入しても失敗してしまいました。まさか形状幅を間違えるとは想定外でした!
ちなみにワイパー交換はゴムだけとゴムが装着してあるワイパーブレードがあります。ワイパーブレード付きだと、ゴムだけよりも値段が1.5倍~2倍するのでこだわりがなければゴムだけを交換のほうがコスパ的にはいいと思います。
ワイパーブレード付きは上の画像のような金具部分とゴムが付いた物で、車種にもよりますが、取り付けはゴム交換よりも簡単!
ワイパーゴムの交換方法
最初に自分は車からワイパーアーム本体を外して(ワイパーを塗装する為)ゴム交換をしていますが、ゴム交換だけならアーム本体を外さなくてもできます。車種によっては少し外し方が違う場合もあるので参考程度に!またワイパーゴムの交換方法は、ゴムの袋の裏面にも表示されている商品もあります。
購入した「ガラコのワイパーゴム」には交換方法が書いてありました。
ブレードをつけたままゴム交換はできますが、自分的にはやりづらいと思うのでブレードを外します。だいたいの車は、上の赤丸部分にツメのような押す部分があるので、押しながらブレードを矢印方向にスライドさせるとブレード本体を外すことができます。
おそらくほとんどの車種の場合、ボンネットを開けてやる作業になると思います。
ブレードだけの状態になればゴム交換も簡単!
ワイパーゴムは溝のロック部分一箇所でとめられているだけなので、上の画像の赤丸部分を外しゴムをスライドさせるとスルスルと外すことができます。
※注意点としては、どの方向に溝ロック部分があるのか確認してから外す!
ガラコのゴムにはゴム自体にステンレスのステーがはめ込められていましたが、ゴムだけの商品の場合はついているステーを新しいゴムにはめてから付ける必要があるので注意!
ステーがないとフニャフニャな状態なのですぐにわかると思います。自分は2つゴムを購入(形状を間違えたので)しましたが、最初購入したゴムにはステーが付属してありませんでした。ない場合は、最初についていたステーを外して取り付け!
新しいゴムは外し手順の反対で、ブレードの溝に通していくだけ!形状幅が違うとこの時点で取り付けができません。自分はここでワイパーゴム形状が違うことに気づきました。
ゴムをブレードに通したら、溝ロック部分(上の画像の赤丸部分)にしっかりと固定!ここがしっかりとはまっていないとワイパーを動かしていると取れてしまうので重要です。
後は、ブレードをワイパーアームに取りつけるだけ!ブレードのツメを押さずに、アームにブレードをスライドさせて取りつけるとカチッと音(ツメにはまる)がします。左右に振ってみて最後にとれないか確認をしてゴム交換は終了です。
一見少し難しそうに見えるかもしれませんが、簡単で片方3分もあればできる作業です。しっかりとはまっているか確認だけは必要に思います。
ワイパーアームとブレードを塗装
ワイパーアームとブレードが少し色あせていたので塗装することにしました。アームとブレードが色あせていると、見た目も少し悪い感じがします。
塗装に使った物
- つや消しブラックスプレー
- シリコンオフスプレー
- 新聞紙
- ウエス
ワイパーアーム本体は車種により少し外し方が違いますが、だいたいが赤丸部分にナットがありそれを外して黄色丸部分(への字部分の箇所)を軽く下に押すとワイパー本体がグラつくので左右にふり上に持ち上げる感じで外れます。ワイパーアーム本体を外す時は力強く無理に引っ張らないように!勢い余ってボンネットに傷が付く場合もあるので慎重に丁寧に!
重要
運転席側、助手席側を一緒に外す際は、どちら側か分けて作業をしないとわからなくなってしまうので注意!自分がそうでしたが、分からなくなった場合は、アーム本体の裏側などにDR(運転席側)かAS(助手席側)などの表記があるのでそれで確認するといいと思います。
ワイパーアームとブレードの外し方はゴム交換で紹介しているので省きますが、アームにブレードがついている状態で塗ると塗り残しなどが出て来てスプレーしにくいと思います。運転席側と助手席側のブレード、アーム本体ともに長さが違うのでよく確認をしてから!
塗る前にシリコンオフスプレーをウエスに拭きかけてアーム、ブレードの汚れなど油分を取ってから塗りました。
塗り方は人それぞれあると思いますが、つや消しブラックスプレー缶をよく振ってからできるだけ遠くから吹き付けます。近い距離でスプレーを吹きかけると塗料が垂れる原因になるので、遠くから一片に塗ってしまわずに何回かに分けて塗ると綺麗に仕上がると思います。つや消しブラックは他のスプレー色とは違い、素人でも回数を重ねれば綺麗に塗れるように感じました。
塗料が乾くまで待ってから、ゴム交換!
実際自分も素人ですが、ワイパーアームを外すことさえできれば、塗装してゴム交換は簡単な作業に思いました。色あせたアームも綺麗になったので、ゴム交換のついでにチャレンジする価値はあると思います。
塗装とゴム交換が終って車体にアームを取り付ける時は、外した手順の反対ですが、ガラス面にあたるワイパーの位置はしっかりと確認してから!アームを外した時のへの字部分を軽く押した状態でナットをつけるとしっかりと固定できると思います。自分的にはワイパー本体を外す時よりも取り付けのほうが、元の位置に合わせるのに時間がかかりました。
くれぐれも運転席側、助手席側を間違えないように!
ガラコのワイパーゴムに交換してみた感想
今回のワイパー交換作業は、ゴム形状幅を間違えるというミスをしましたが無事にガラコのワイパーゴムに交換することができました。そして「パワー撥水」と書いてあるガラコのワイパーを実際に雨の日に使って見ましたが、拭き取りがすごい滑らかに思いました。拭き残しは全くなく、ワイパーゴムが雨をしっかると拭き取りとにかく滑らかに感じました。おそらくガラコのワイパーを使った事がある人は「滑らか」という表現の意味が分かると思います。たくさんある商品の中から選んで良かったです。
車のワイパーゴムは消耗品の1つ、ゴムだけなら自分でも交換は簡単なので雨の日の視界を確保する為にもDIY交換してみてはどうでしょうか。ただし何度もいいますが、適合車種に合うゴムのサイズと形状幅はしっかりと確認してから購入することをおすすめします。