碧南海浜水族館リニューアル後の館内を紹介!子供連れママにおすすめスポット!

2019年3月にリニューアルオープンした碧南海浜水族館に行ってきたので、どういう水族館で館内はどうなっているのか紹介したいと思います。愛知県でも三河地方の水族館というと蒲郡市にある竹島水族館が有名で、深海魚をはじめ多くの海水魚、淡水魚など見れる事でも知られ、近年では係員が書いた説明ポップが見所の1つにもなり人気急上昇している水族館。

その三河地方にはもう1つ水族館があるのをご存知でしょうか?それが今回紹介する碧南市にある地域密着型の「碧南海浜水族館」で、実は去年行こうと思っていたものの、リニューアルするという情報を見てから、いつ行くの?今でしょ!!ではなくどうせ行くならリニューアルオープンした元号が変わった令和一発目として「どうしても行きたい観光スポット」として行きたかった場所でもあります。そんな碧南海浜水族館の規模はお世辞ながらにも他の水族館と比べると大きいとは言えませんが、とにかく密度が濃いのが特徴で魚類は約300種類展示していて、海水魚・淡水魚・両生類・爬虫類以外にも深海生物「タカアシガニ」を超どアップで見る事が可能な水族館!地域密着と表現しているのは、付近の三河湾や伊勢湾、矢作川に生息している魚を展示しているからで、知多半島の野間海岸を再現イメージしているコーナーもあったりと見やすくて分かりやすい内容となっています。

カップルのデートコースからキッズ連れのファミリーなど、どの年齢層でも楽しめるのが水族館!記事では主に自分が気になった魚をピックアップしていて、リニューアルする前に行った人やこれから訪れる人の参考になればと思っています。

水族館は暑い日にちょっと涼みに行く場所としてもおすすめ!夏休みはキッズファミリーなどが多く訪れると思いますが、さかなくん(博士)のような魚知識がなくても楽しめるのが良い所で、食卓やお店で出てくるような一般的な魚も展示されています。種類が分からなくても丁寧な案内パネルで魚種や特徴などがポップ形式で書かれているので見る楽しみと学ぶ事もでき、またボ~と魚群を見ているだけでも癒されるので海の中の雰囲気を楽しむスポットとして訪れるのも有りに感じます。

碧南海浜水族館の場所

アクセス 愛知県碧南市浜町2番地周辺
駐車場 有り

碧南海浜水族館の場所は三河の主要道路でもある国道247号線沿いに位置していて、初めて訪れてもわかりやすい場所!岡崎蒲郡豊橋方面~安城名古屋方面どちらとも幹線道路から国道247号に繋がっているのでアクセスはしやすい場所に感じました。

国道247号の「水族館西」信号交差点を右折すると水族館に行く事が出来、アクセスのしやすさは抜群の良さ!画像は碧南市側から高浜市側に進んでいる様子。

交差点の角には碧南海浜水族館の看板があり、建物も見えているのでわかりやすい!交差点を曲がり道なりに進むと駐車場にアクセスする事ができます。

碧南海浜水族館の駐車場

碧南海浜水族館の駐車場は無料で利用することができ、舗装された場所には約200台がとめれるようになっています。これだけ広ければ大型連休なども対応できると思いますが、舗装駐車場が満車の時は臨時駐車場がすぐ隣(247号沿い)にあるので大丈夫。

訪れている車のナンバーを見ると、三河が圧倒的に多いものの名古屋、豊橋と県内のナンバーもあったことから、ちょい遠方からも比較的来ているのがうかがえました。ただ蒲郡市竹島水族館のように県外のナンバーがなかったことから、知名度が少し足りていないようにも思いました。地元密着型の水族館でやっていくなら別ですが、碧南海浜水族館なら●●という代表的な見所(SNSインスタ映え狙い・一躍観光スポットになった「モネの池」を参照)が確保できると知名度アップされると思うので、これからに期待したいところです。←ハードル上げていくスタイル!

碧南海浜水族館は車で訪れる以外にも水族館行きの「くるくるバス」の停留所になっているので、バスで訪れるのも有り!くるくるバスの詳細については碧南市公式HPで確認してみてください。

碧南海浜水族館の詳細「入場料・休館日など」

敷地内にあった案内板のマップから位置関係を説明すると、水族館が赤色四角の場所となっていて、すぐ隣には碧南市臨海公園がありここは広大な公園のため、連休などはキッズ連れの家族が訪れる場所となっています。

臨海公園の記事

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碧南海浜水族館は1日中過ごす場所としてもありですが、臨海公園もすぐ近くにあることから水族館+公園の過ごし方もあり!また周辺の国道247号線沿いには「明石公園」という遊園地があるので、水族館+遊園地という組み合わせも可能な場所となっています。水族館周辺は楽しめるスポットが集中していることから、休みの日にちょっと出かける場所として家族連れにも人気になっているのがよくわかります。

碧南海浜水族館の開館時間と入場料

開館時間 9時~17時
休館日 月曜日・年末年始

※月曜日が祝休日の場合は翌日の平日が休館日

入場料 個人:大人500円 小人200円

※大人料金は高校生以上で、小人は中学生以下、3歳以下は無料となっています。入場料に関しては、団体(20人以上)やJAFカードなど割り引きされる条件もあるので、詳しくは公式HPで確認してみてください。

水族館入ってすぐの案内板を見ると、年間パスポートもあり、なんと大人1300円!何度も訪れる人にはコスパ最高の料金設定で、通常の入場料も他の水族館と比べるとかなりリーズナブルな料金設定に感じます。有名所の水族館に行くと札が数枚飛んでいくこともありますが、碧南海浜水族館は一般大人だとワンコインの500円!ちょっと水族館に行くのにはもってこいで、小さな子供連れでちょくちょく訪れる場合は年間パスを利用するとコスパ最高に感じます。

イベントも土日祝に開催されていて、バックヤードツアーや自然観察会なども開催されることから予定に合わせて行くと色々と楽しめます。

★注意点★

  • カメラ写真撮影はフラッシュ禁止
  • 水槽を手でたたかない

注意点はどこの水族館でもやってはいけない行為の代表的な事が看板に書いてあるので要確認!またスマホで撮影する際は、少し館内が暗い事から、ピントがしっかりとあってから撮影する事をおすすめします。魚によっては動きが早い魚種もいて、もしどうしてもその魚が撮りたい場合は動画モードで撮影してキャプチャーすると画質は少し落ちますが、動きの早い魚も撮る事ができるので参考にしてみてください。自分は大型水槽の魚を撮る時はそうしました。

少し前ふりが長くなりましたが、ここから館内の様子を紹介!

碧南海浜水族館リニューアル後の館内の様子

碧南海浜水族館の外観は以前とかわらない感じで、入口のリニューアルオープンの弾幕が新しさを表現しているように見えました。

入口はいってすぐ右側で出迎えてくれるのが、ウミガメの赤ちゃんで優雅に泳いでいます。ウミガメというと愛知県だと渥美半島の表浜で保護活動していますが、こんなに間近で見たのは始めてで水族館にいるとは意外性がありGJ。

館内入口の左側がチケット売り場となっていて、入場料を係員の人に払い入場。矢印方向の左側に行くと水族館となっていて、右側に行くとレストランに繋がっています。

碧南海浜水族館の館内はこのようになっていて、黄色の囲いが水族館、2階には科学館があり、外にはリニューアルの特徴でもある屋外施設のビオトープがあるので、水族館だけでなく色々と見所があるように感じました。入場料を払えばイベント以外は他に料金はかかりません!

水族館に入場すると右手にインフォーメーション(案内お知らせ)があるので、訪れた際は見所やイベントをチェックするのをおすすめします。写真にはリニューアルした時に愛知県知事の大村さんが訪れた様子も展示してありました。

ここからがいよいよ水族館本番という感じで、館内の床には進行方向が魚の絵で分かりやすく書いてあり、最初に目についたのがアリゲーターガー!

屋作古川と名古屋城外堀で捕獲されたアリゲーターガーはどちらも全長1mを越えていて鋭い歯とエラ付近に手のようなひれがあるのが特徴。どちらも生きてはいませんが、アマゾンなどで生息している魚だと思っていたので、西尾市の屋作古川にこんな生物がいるのには驚きました。

そして円柱の水槽隣にあるのが、キッズスペース!絵本なども完備していて、子供連れで来た場合はこういうスペースがあると休憩をかねて過ごすことが出来るのでGJ。水族館はキッズ連れママが意外と多く訪れていて、タイトルで推しているようにちょっとした時間に子供と訪れる場所としては有りです。

円柱の水槽

一見建物の柱のように見える円柱水槽は意外と見所があり、限られたスペースを有効活用しているように見えました。一番奥にある「チンアナゴ」は砂地から顔を出していてかわいらしい表情!人気があるようで、フォトジェニックポイントにもなっています。

水槽にはエサやり時間が書かれていて、朝食は10時、夕食は15時なのでタイミングがあえば必見かも!もし時間が合わない場合は、公式facebookでチンアナゴのエサやりの様子動画を公開しているので、どんな感じでエサを食べるのか見る事もできます。

チンアナゴを見た後に、隣の水槽をみると円柱の筒にアナゴがこれでもかというくらい窮屈そうに入っているのにはびっくり!どうやらアナゴは狭い場所を好むようで、同じ方向を向いてみんなかわいらしい表情をしていました。ただ水槽に入っているだけでなく、展示には工夫してあることから生息している様子を見る事ができるのも良さに感じます。

回遊している魚とは違うのがオニダルマオコゼ!初め見た時はどこにいるんだろ?と思って良く見ると、石と擬態しているようにジッと構えていました。海の底を好む魚というのは、普段はこのように生息しているのが良く分かる光景。

館内一番大きい水槽

碧南海浜水族館の見所でもある大水槽は魚種がとにかく豊富で、海の中をイメージしたレイアウトになっていることから魚がどのように過ごしているか勉強にもなるメインステージ。水槽の前にはイスが完備されているので、じっくりと見る事が可能です。意外と水槽の前で見る人が多いものの、イスに座り少し離れて全体を見渡してゆっくりと見るのも魚の動きがよくわかり面白いと思います。

隅には元号が変わった令和の額縁も用意されていて、記念撮影ポイントとしてオレ的におすすめな場所!元号が発表された様子を水槽の前で再現してみると思い出になるので、写真を撮ってみてはどうでしょうか。

大水槽は三河湾や伊勢湾の魚が展示してあり、一際目に付くのがアジ、回遊漁のアジは群れで行動していてずっと回遊しているのが特徴。春~夏にかけてアジやサバをサビキ釣りで狙う人にとっては海のどの辺を回遊しているのか参考になると思われます。数的に一番多い事から目に付いた魚です。

そして表層付近を回遊するマダイ!サイズは40センチくらいあるものもいたりと見ているだけでもおいしそうに見えてしまいましたが、群れで行動している様子は以外でした。マダイは写真で撮ろうとしても回遊速度が速く、なかなかピントが合わなく動画で撮ってからキャプチャーして画像化しましたが、魚によって回遊する早さが違うのもそれぞれの特徴に見えます。

70~80センチあるヒラマサ?カンパチ?魚に詳しくないので区別がつきませんが、こんな青物も水槽に入っていたりして、食卓に並ぶ魚が多いことから親近感がありました。

海底にはサメやエイもいたりと、はっきりいってカオス状態!アジなど食べてしまわないのか心配でしたが、さすがにそこは大丈夫なサメを選択しているからこそ展示していると思われます。大水槽はエサやり時間が見所の1つにもなっているので、魚種別でエサをどうやって食べるのか見ると面白いと思いました。

ごまふえだい

大水槽の中でも一番迫力があった魚が「ゴマフエダイ」!80センチくらいある巨魚は他の魚とは違い堂々と回遊しているように見え、これだけの大きさになるまでに年月が相当かかったように感じます。岩場などの海を再現した大水槽は、とにかく魚種によってそれぞれ違う場所に生息しているのが確認でき、魚を観賞するだけでなく釣りをする際に役に立つと思うので違う視点から観察するのも有り。

水槽の前には魚種の特徴などが書かれているディスプレイも完備しているので、気になった魚を確認することも可能。一番大きな水槽で魚種も豊富なことから、一番滞在時間が長かった場所でもあり、オレ的にはおいしそうに見えた魚が結構いました。ただ「チャイロマルハタ」という魚がどこを探しても見当たらなかった(ディスプレイには出ていた)のが少し残念でした。もし訪れた際は、おそらく岩に隠れていると思うので探してみてください。

大水槽から先も海水魚→淡水魚→両生類爬虫類の順に展示してあり、見所は豊富。通路は広々としていて、水槽に光があたっているので魚の表情が見やすく、水族館という名にふさわしい内容となっていてこれがワンコインで見れるのはお得感がありました。

深海生物コーナーには生きた「タカアシガニ」も展示してあり、水深200~600mで生息していることからも、他のカニとは違い一風ゴツイようにも見えます。こんなドアップで見れるのも個別展示ならではで、深海の世界で生息している生物は自分の想像を超えている風景なのかもしれません。深海は未知の世界!オレ的には淡水魚よりも海水魚の方が興味があり、時間がたつのが早かったようにも感じました。

進んで行くと、またまたおいしそうな魚「クエ」!40センチくらいあるクエは高級魚として知られていて、水槽内にはさかなのお掃除屋さんの「ホンソメワケベラ」と共存しています。案内パネルによると魚にくっついている寄生虫をエサにしているホンソメワケベラは、クエが掃除して欲しい時に近づくそうで、その点が見所!

ハタとクエの違いがわからないオレ的には係員が作った手作りポップが味をだしていてGJにも感じ、一見、竹島水族館式やドンキ式(ドンキホーテのポップ)にも見えるポップ書きはあるとないのでは大きく違っているように見え、注目度がアップすることからも近年では採用している企業が多くなっているようにも見えます。

館内は水槽がメインとなっていますが、知多半島の野間灯台周辺の海をイメージした展示もあります。自分が知る限りあの辺は岩場が多い海岸沿いになっていて、うまく再現されていて泳いでいる魚も伊勢湾ならではの海水魚!

暖かい海で暮らすコーナーで一際目立っていたのが「メガネモチノウオ」、別名ナポレオンとも呼ばれていて、名前の由来は若いときに眼のうしろにメガネのつるのような2本線があったことからその名がついたそうです。メガネモチノウオは大きさも他の魚とは桁違いで、顔の部分が青いのが特徴的。その他の南国魚は綺麗そのもの!鮮やかな色合いが南国感を出していてSNS映えしそうに見えました。

愛知の淡水魚コーナーでは、川の上流、中流、下流をイメージした水槽が展示してあり川に生息する魚もみることができます。

水族館を周ると最後にあるのが両生類・爬虫類コーナー!オオサンショウウオはフォトジェニックポイントになっていて、岩場の上にいるイメージがあったものの、底でジッとしている姿は以外でした。

こんな感じでゆっくりと見ても約1時間くらいで海水魚→淡水魚→両生類爬虫類と色々な魚類をみることができ、それぞれ見所となる水槽前にはフォトジェニックポイントと書いてあるので写真を撮りながら楽しむ事ができます。

碧南海浜水族館の2階には科学館エリアとなっていて、水族館の出口を出ると2階に行く事ができ、その道中にはちょっとしたお土産屋さんの「ミュージアムショップ」があるので思い出の記念グッズとして購入してみてはどうでしょうか。必ず通る場所にお土産屋さんがあるのは位置的にGJ!

食べ物だとせんべいチョコさぶれ、グッズなども色々とあり、子供が喜びそうな「カクレクマノミ(黄色と白の魚)」のぬいぐるみもありました。お土産コーナーはここ以外にもレストランにもあります。

2階の科学館エリアの様子

科学館エリアは主に愛知の海、川、湖沼、干潟の事や生物に関する事が展示してあり、碧南市にある油ヶ淵の事も知ることができます。そして1階に繋がる階段横には子供から大人まで学ぶ事ができるちょっとした本のコーナー!海川の魚生物以外にも昆虫の本もあったりと、子供の勉強の場として過ごすのも有りな場所。

レストランの様子

1階の入口隣にあるのがレストランで、一通り見終わって休憩する場所としておすすめです。

レストランには碧南海浜水族館ならではのガチャガチャや思い出の写真を撮る機械、グッズも売っていてここならではの思い出となるようなお土産品が多数!

レストランの食べ物メニューも本格的!おすすめメニューとなっていたのは「チキンの照り焼き丼」で、ドリンクメニュー以外にもソフトクリームもあったので夏に訪れた時にピッタリに感じました。

水族館の館内の様子はこんな感じで、外にはリニューアルで新設されたビオトープエリアがあります。しかし今回、館内の様子をじっくりと見すぎて外にあるビオトープの事をすっかりと忘れてしまいました・・・碧南水族館の見所の1つにもなっているので、外のビオトープエリアを周ってみるのをおすすめします。

碧南海浜水族館に行った感想

今回は愛知県内でも以外と知られていない碧南海浜水族館にいきましたが、施設の大きさは自分的には調度良く、魚の生態を見る事ができたりと色々と勉強になりました。碧南海浜水族館は規模的には小さな水族館になるものの、身近な魚から深海魚までとにかく凝縮されていて見ごたえは十分!巨大水族館に行くと、周るだけでも疲れてしまう場所もあるなか、大きさはこれくらいのほうが適しているようにも感じ、魚の知識も記憶できるように思いました。

記事のタイトルに書いている、子供とママの組み合わせにおすすめする理由は、公園感覚で気軽にいける所からで、キッズスペースを確保している事から魚を見ながら過ごす事ができます。またキッズ連れだけでなくカップルなどどの年齢層でも気軽に楽しめる水族館に感じたので碧南市の観光スポットとして有りに思います。

オレ的おすすめ度

★★★★☆

碧南海浜水族館のオレ的おすすめ度は星4つ!なんといってもワンコインの500円というのが大きく、コスパは最高にいい水族館に思ったので星がつきました。地元密着型で行くなら星5つでしたが、全国規模といわないまでも県外から訪れる人のことを考えてこれからの碧南海浜水族館に期待をこめて、ここはあえて星を1つ減らしています。

アクセスもどの方面からもしやすく、ちょっと訪れる場所としてもおすすめなので、碧南海浜水族館に訪れてみてはどうでしょうか。

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