愛知県額田郡幸田町は蒲郡市と岡崎市の間にある町で、山々に囲まれていて自然が豊かに残っている場所!その幸田町の山の中にあるのが今回紹介する「不動ヶ滝(ふどうがたき)キャンプ場」で、三河地域の中では数少ないキャンプやバーベキューができるスポットとして、アウトドア好きな人におすすめです。
不動ヶ滝キャンプ場は山の中にあるといっても、市街地から比較的近いのも特徴で、週末にちょっとテントを張ってアウトドアを楽しみたい人にももってこい!アクセスも意外としやすい事から、東三河地域の人から西三河地域の人まですぐに行けるキャンプ場(予約は必要)として利用してみてはどうでしょうか。記事ではどういう場所にあるキャンプ場なのか詳しく解説してみるので訪れる際は参考にしてみてください。
不動ヶ滝キャンプ場の場所(額田郡幸田町)
アクセス | 愛知県額田郡幸田町荻四ツケ入周辺 |
駐車場 | 無料で2箇所あり |
※マップでは荻不動ヶ滝キャンプ場となっていて、現地の看板や公式HPでは不動ケ滝園地となっているので、どちらが正しい名称なのかは不明ですが、記事では不動ヶ滝キャンプ場と表記しています。
不動ヶ滝キャンプ場のアクセスは蒲郡市と岡崎市を結ぶ道路、国道248号線から一本入った道路をひたすら道なりに進むとあり、目印となるのは不動ヶ池という比較的大きな池がわかりやすいと思います。
幸田町の市街地から近いことから、もし食料品など買い忘れた場合は、ドミー幸田店が10分くらいの距離にあるので行く事も可能!
不動ヶ滝園地キャンプ場までのアクセス方法
上の画像は国道248号を蒲郡方面から岡崎方面に進んでいて、「萩西野」信号交差点を右折。交差点付近には人気ラーメン店「麺屋しずる幸田店」が角にあります。
しばらく細い道を進むと橋を渡るポイントがあるので、止まれを左折。ミラー付近には不動ヶ滝キャンプ場の案内板があるので分かりやすい!
道中は中央車線がない道路で、意外と対面から車が来るので注意は必要。進んで行くと不動ヶ池が右側に見えてきて、少し行った道路沿いに駐車場があります。
駐車場について
駐車場は2箇所あり、不動ヶ滝キャンプ場入口の道路沿いが一部駐車スペースとなっていて、ここが一番近い場所。もう1つはここから少し先に進んだ道路沿い(カーブ付近)にありますが、夜間は街灯もなく真っ暗な為、街灯明かりがある入口付近のほうがいいかと思います。
上の駐車場はカーブ付近にあるのが特徴で、砂利なものの意外と広くなっていました。荷物が多い場合は少しキャンプ場まで距離があるので、歩くのが大変なようにも感じます。
これ以上先に進むと細い山道と続くので間違えないように注意。
不動ヶ滝キャンプ場の詳細
不動ヶ滝園地のキャンプ場はこのようになっていて、黄色の丸部分が駐車場の位置で、公式HPの不動ヶ滝園地の利用についてを見ると、キャンプやバーベキューができる場所は3箇所「①ふれあい広場②やまびこ広場③滝下広場」となっていますが、現地の看板には他にもテントサイトと書かれた場所もあります。マップにもかかれていない青丸部分にもテントを張れるスペースがあった事から、比較的テントサイトは多く見えました。
施設内容 | トイレ:水洗一箇所
炊事場:屋根付きで水道有り 屋根付きテーブルベンチ有り 街灯有り |
敷地内の各ポイントにはベンチが多数あり、炊事場には水道も完備しているので快適!特に快適に過ごせそうなのが滝下広場で、屋根付きテーブル、イスもあり炊事場から一番近くというのが良い点だと思いました。
不動ヶ滝園地利用について
不動ヶ滝キャンプ場は申請予約が必要なので注意!幸田町役場の都市計画課にて空いている日を電話で確認予約→窓口で申請という手順になっています。
利用料は1広場1日につき1000円
キャンプやバーベキューをする場合は、幸田町公式HPで予約申請の仕方など確認できるので、利用する際は必読!
不動ヶ滝園地キャンプ場の様子
【不動ヶ滝園地キャンプ場の入口】
一見神社の入口のように見える不動ヶ滝園地は赤白の登り旗が左右に複数あるのが特徴で、木々に囲まれた自然豊かなキャンプ場。入口に案内マップがあるので、現地についたらどいう配置になっているのか確認するとスムーズに行動できると思います。
各広場に続く歩道は、広く足場も良いため歩きやすい!最初にあるのが、「ふれあい広場」となっています。
ふれあい広場の様子
ふれあい広場はそこまで広くありませんが、屋根付きベンチ完備。各広場の入口には注意事項の看板があるのでよく読んで、マナーよく利用するようにお願いします!
やまびこ広場の様子
やまびこ広場は比較的ひらけたスペースと水洗トイレがあり、ふれあい広場から階段一本で繋がっています。各ポイントには街灯も完備。
やまびこ広場の階段を登るとマップであったテントサイトの場所。
テントサイトの様子
テントサイトは段式になっていて、足元に何か厚手のものがしいてあるため、少し地面が柔らかい感じがしました。団体で来てテントを張る場合はここになるかと思いますが、付近は木々に囲まれていてとにかく静か!ただ夜は暗い場所につき、キャンプの必需品でもある懐中電灯は必要に感じます。
テントサイトを山側に行くと炊事場にも繋がっています。
歩道の左側(やまびこ広場の反対側)の木々の間にもキャンプサイトの看板があります。前述の青丸部分の場所。
木々に囲まれているものの、テントを張れそうな場所が複数あり、ここは小川が流れている付近でもあるため、夏に涼しそうな感じがしました。ただマップにも書かれていないポイントでもあるので、実際にここがテントサイトとして使われているかは不明。
不動ヶ滝園地キャンプ場の最後となる場所、右側に炊事場、左側が滝下広場!
炊事場の様子
炊事場は水道を完備していて、屋根があるので雨が降っても調理することができます。
炊事場の奥に進む(少し道が険しい)とテントサイトに繋がっていて、道中にはこのようなポイントもあります。足場はコンクリートで四角形のポイントが複数(5箇所?)ありました。
滝下広場の様子
屋根付きテーブルイスがある滝下広場は、ひらけたスペースが広く、街灯や水道も完備!対面に炊事場という位置からもオレ的に推している場所でもありますが、付近に小さな滝と小川があるのでキッズ連れファミリーは子供から目を離さないように注意は必要です。小さな水場でも子供から目を離すのだけはダメッ!絶対!
また滝下広場入口の看板には「猿・いのしし出没注意」の看板があった事から、キッズ連れファミリー以外も注意は必要。野生の動物が出るという事から、それだけ自然に囲まれている証拠でもあると思いました。
不動ヶ滝園地というだけあり小さな滝があるのも特徴で、ここから石階段を山側に登ると、屋根付きベンチがありました。
不動ヶ滝園地キャンプ場の様子はこんな感じで、キャンプやバーベキューをするのには最低限そろっている施設!幸田町が運営しているだけあり、管理も行き届いていて、自然をいっぱい感じながらアウトドアを楽しめる場所としておすすめです。
不動ヶ滝キャンプ場に行った感想
今回は愛知県の三河地方では数少ないキャンプとバーベキューができる「不動ヶ滝園地キャンプ場」に訪れてみましたが、幸田町の市街地からすぐ近くというだけでなく国道248号からも近い事からアクセスはかなりいい場所に感じました。山の道路沿いに面しているものの、車通りがかなり少なく(夜はほぼ通らない)静かな場所というのが行ってみた感想で、自然豊かなキャンプ場でゆっくりとした時間を過ごすのにピッタリ!
愛知のキャンプ場というと自分の中では、渥美半島、知多半島の海側か奥三河というイメージが強かったので、意外とこんな市街地から近くにキャンプ場があるのには驚き、週末アウトドア派の人でちょっとキャンプをするのにもってこいの場所に思いました。
不動ヶ滝キャンプ場は利用料はかかりますが、管理費などを考えると有料キャンプ場の中では結構安くコスパ的に良い場所!愛知県内の三河地方でキャンプやバーベキューをどこでしようか迷った際は幸田町の不動ヶ滝キャンプ場を選んでみてはどうでしょうか。