HUAWEIのスマホ「P20lite」に搭載されているカメラ性能について実際に使ってみた感想を交えて紹介してみたいと思います。以前から気になっていたSIMフリースマホのP20liteをゲットしてまず最初に試したかったのがカメラで写真撮り!P20liteはカメラ性能が進化した機種としても話題になっていて、背面には1600万画素+200万画素のダブルレンズカメラを搭載。機能も色々あり、撮影中でも撮影後でもフォーカス位置を調整出来る事から一眼レフのような背景をボカした写真が撮れるのも特徴で、シャッタースピードも調整できることから夜の流れる光を撮る事も可能となっています。
HUAWEIのP20liteを購入した記事
今回のレビュー的記事では、機能とともにカメラ性能がどんな感じなのか色々なシーンで写真を撮ってみたのでP20liteをこれから購入する人や持っているけどいまいちカメラの使い方がわからない人の為にも自分が使えると思った機能をピックアップして紹介してみるので参考にしてみてください。
カメラ機能性能について
P20liteのカメラを起動させると、カメラや動画が撮れる画面に切り替わり、画面を左にスライドさせると「設定」項目が表示されます。
設定では解像度、GPSタグ、写真の保存先、タイマーなどの変更ができ、中でも「スマイルキャプチャ」は笑顔の検出時に自動的に撮影できる機能もついています。解像度は5段階あり、自分は一番下の3264×1616(18:9)にしていますが、カメラを横にして撮るとワイド感ある写真が撮れるので撮りたい物によって解像度(対比のサイズ)を変更してみるといいと思います。
そしてカメラ動画トップ画面の時に右にスライドさせると「モード」画面が表示されます。モードは撮りたい写真をどのように表現したいかによって変更することになりますが、機能がとにかく豊富でそれぞれのシーンに合わせて撮れるのも特徴。
モードの詳細
- プロ写真
- ARレンズ
- 夜間撮影
- パノラマ
- ライトペインティング
- フィルター
- ナイスフード
※動画を抜かしたモードの一部をピックアップしてみました。
「プロ写真」は普通の写真よりもISO、シャッタースピードなど細かく設定ができるようになっていて、AUTOでは物足りなく自分好みな写真を撮りたい場合は選択してみるのもあり!ただ普通の写真モードでも対象物をはっきりと撮る事ができるのでプロ向けという感じもします。
「ARレンズ」は顔に反応してアニメーションエフェクトが追加される機能!どういう物か説明するとカメラアプリのSNOWがいい例で、顔にウサギ、猫、犬などの耳や鼻を追加することができます。エフェクトも結構豊富なことから遊び心満載の写真を撮る事が可能で、試しにテレビ番組に映っている顔にカメラを合わせてみると反応していました。複数の顔も認識します!
「夜間撮影」はISOとシャッタースピードを変更でき、光が流れる写真を撮ることができます。光がはっきりと写れば流れる光景を撮れるので、おそらくホタルの光も撮れるのではないかと思います。夏のホタルシーズンに試してみたい機能!
「パノラマ」はほとんどのスマホカメラ機能についていると思いますが、少し手振れしても普通に画角が広い写真が撮れるので幅サイズが欲しい時にはおすすめです。これは後で紹介する機能の一つで、普通の写真と比べるとどれだけ使える機能かわかってもらえると思います。一眼レフのように画角が広い写真が撮れる!
「ライトペインティング」は4種類に分かれていて、光や水が対象物に使える機能。夜間に光が流れる光景を撮る事も可能で、光の長さに合わせてシャッターを切るとより長い光を表現できます。
「フィルター」は9種類用意されていて、表現したいフィルターをチョイスすると好みの写真を撮る事ができます。ノスタルジックやシャープな光景を自分好みにフィルタレベルで調整することも可能です。
「ナイスフード」は色鮮やかに撮れることからその名の通り、料理を撮影するのに適している機能。フィルターなどでもそれに近い鮮やかなくっきりとした写真を撮る事も可能ですが、ナイスフードで撮った写真はとにかく料理がおいしそうに見えるのが特徴に感じます。
機能に関しては色々とあることから、慣れるまでは試しに何か撮って使い方をマスターしてからでないと、実際に写真を撮りたい時に使う事ができないと思うので練習的な事は必要に感じます。
ここからは実際にどんな写真が撮れるのかそれぞれのモード機能で試しに撮ってみました。画像編集は一切していない状態ですが、ブログに載せる際に少し画質が落ちているので鮮明さが伝わらないかもしれません。
写真モード
通常のカメラ起動時の画面で「ワイドアパーチャ」機能(赤丸部分)をONにすると、フォーカス調整ができ対象物をくっきりと背景をボヤかした一眼レフで撮ったような写真を手軽に撮ることができます。アパーチャレベルは調整(黄色の部分)できるのも特徴!
ワイドアパーチャONの状態で時期的にぴったりな桜を撮ってみましたが、対象となる手前の桜はくっきりと鮮明に映っているのに対して背景がボヤけて味がある写真を撮ることができました。
通常のぼやかしなしの写真もくっきりと鮮明に写っていて、カメラ性能の良さはアイフォンに匹敵するようにも感じました。プロ写真機能にしなくても通常の写真モードで自動的に調整してくれるので、スマホカメラデビューした人でも綺麗な写真を撮る事ができます。
対象物を合わせたい場合は指で画面にタップすると合わせる事が可能で、フォーカスの横に明るさ調整があるので少し暗い場所でも明るくして写真を撮る事も可能!その時に明るさ調整しなくても写真を撮ってからでも「ギャラリー」→「写真選択」→「編集」の順で明るさは調整できるようになっています。写真編集アプリを使うことなく搭載されている機能だけで写真編集を出来るのも良い点ではないかと思いました。
そして気になるのが夜の撮影!フラッシュはOFFの状態で通常の写真モードで撮ってみました。対象物さえくっきりとカメラ画面に映れば、このように夜でもクオリティが高い写真を撮る事ができます。ただし、夜は対象物が暗い状態だと写真モードではかなり暗くなってしまいます。
夜間撮影モード
夜間撮影モードはISOとシャッタスピードの調整できる機能がついていて、光が流れる臨場感あるシーンを撮れるのが特徴。動かない物はそのままで光る流れる場面を撮るのにはもってこい!ISOとシャッタースピードはAUTO自動に設定して撮ってみました。シャッタスピードを自動にすると自分でシャッターを切ることになりますが、光の長さを好みで調整できるのも良い点。夜間撮影モードとライトペインティング機能のテールライトトレイルをそれぞれ使って見た所、似ている機能に感じ違いがあまりよくわかりませんでした。
パノラマモード
個人的には一番気に入っているモードで、画角が広い写真を撮れるため、対象となる範囲を広げたい場合に使えるパノラマモード!機能的には昔のスマホカメラにも標準で搭載されているものの、鮮やかさとクッキリさは使ってみて驚きました。同じ場所で普通に撮った写真とパノラマで撮った写真を比較してみるとどれだけ画角が広がっているかよくわかると思います。
【通常の写真モード】
【パノラマモード】
通常のカメラモードで撮った写真とはあきらかに違い画角が広がります。パノラマモードはカメラを左右に少しずつ向けると範囲が広がり、もっと長くする事も可能。一眼レフだと簡単にできてしまう画角範囲調整をスマホでも可能なことからスマホの進化をかなり受けました。自分が以前持っていたスマホ機種(アンドロイドOS5バージョン)でパノラマを撮ると多少ぶれてしまう事から少しずれた写真になってしまっていたものの、P20liteでは普通に撮ったかのように鮮明。
もう少し離れないと全体がうまく撮れないなと感じた事がある自分にとっては、パノラマモードはなくてはならない機能にも感じました。
ナイスフードモード
ナイスフードモードはその名の通り通常時よりも料理を綺麗に撮ることができるので、SNSインスタ映え狙いをする時に使える機能!ただこの機能は初めて使う場合は、モードの中に入っていないので追加することになります。
ナイスフード追加方法
カメラのモード画面で「その他」を選択
一番上に「ナイスフード」があるので追加
すると「ナイスフード」モードが追加されていて、これで機能を使う事ができます。せっかくなので最近ずっとこだわっているカレー粉を入れたチャーハンを作って撮影してみました。
ナイスフードモードで撮ってみると通常の写真とは違っていて、料理が色鮮やかに撮れているように感じました。料理やデザートなどがより一層際立つモードだと思うので、自分はこれから料理を作って完成の際は、ナイスフードモードで撮っておいしさが伝わればと思っています。
以上がオレ的に気になったP20liteのカメラ機能で、他にも色々あるものの一度覚えてしまえば直感的に操作できることから、それぞれのシーンで使い分けてみると目的に合った綺麗な写真が撮れると思います。
P20liteのカメラを使った感想
HUAWEIのP20liteに内臓されているカメラを使い色々なシーンで撮って感じた事は、やはりダブルレンズを搭載しているせいか鮮やかな綺麗な写真が通常でも簡単に撮れる点が一番良いと思いました。機能の1つでもあるシャッタースピードを調整できる点はスマホの進化を感じ、自分的にはカメラ性能が気になっていた機種だけあり、使ってみて始めてその良さもわかり本当に購入して良かったスマホにも思います。
HUAWEI P20 lite 5.84インチ SIMフリー
P20liteはコスパが良いと言われているだけあり、カメラ性能も優れている機種!一眼レフのように対象物だけを鮮明に写して背景をボヤかせる事が簡単にできるのは色々な場面で使えて、機能が豊富な事からスマホのカメラで撮る楽しみもあります。また夏のホタルシーズンになったら蛍の光がどのように撮れるのか試してみたいと思っていて、しっかりと光が写ればその時は記事にしてみるので参考にしてみてください。