【新城市】長篠堰堤の滝はナイアガラ風で絶景を楽しめる！日本三大美堰堤・観光スポット

東三河地方に流れる「豊川」普段何気なく通っている人も多いと思います。その豊川の上流（新城市）には日本三大美堰堤の１つ長篠堰堤 「ながしのえんてい」というダムがあり、そこから流れる滝がナイアガラみたいと話題になりました。以前にはテレビ番組でも紹介されたほどで、新城市の観光スポットということでどういう場所なのかさっそく見て来たので紹介します。

新城市のナイアガラの滝（通称）

ナイアガラというとアメリカの大規模な滝を連想する人も多いと思いますが、新城のナイアガラは古くは明治時代に日本初となる立軸式水車発電所が完成しその９００ｍ上流の豊川の水をせきとめたものが長篠堰堤余水吐となっていて、そこから流れ出る滝が新城のナイアガラと呼ばれています。日本三大美堰堤の１つでもあり、滝と背景の景色コントラストがとても綺麗でダム好きから観光スポットとしてもおすすめです！特に夏の暑い日に行くと、水しぶきのマイナスイオンを思う存分浴びれて、秋などは紅葉と一緒に景色も楽しめるので四季折々の滝と背景を楽しんでみるのもいいと思います。

長篠堰堤・花の木公園の場所と駐車場

マップのポイントの位置は花の木公園の駐車場で、そこから少し歩いていくと長篠堰堤・長篠ダムにいけます。注意点としては国道２５７号の反対側の道路からアクセスすることになり、初めて行く人は花の木公園付近の道路が少し狭い部分があるので注意は必要です。

新東名高速道路からアクセス

新東名高速道路からは、新城ICで降りて国道１５１号線長野方面に向かい、すぐにある「八東穂」信号交差点を左折、道なりに進み国道２５７号「大海」信号交差点を左折して進むと県道２１号のY時交差点があるので県道２１号方面を道なりに進むと花の木公園駐車場につきます。

国道１５１号からアクセス

豊川市方面から国道１５１号の場合、新東名と同様の道なりで、新城IC付近を越えて高速道路の橋をくぐりぬけてすぐの「八東穂」信号交差点を左折して同じように進みます。一般道でも場所的には分かりやすいと思います。

【駐車場の様子】

川側の右手に駐車場がありますが、ここが一杯の場合、左斜め上に進める場所（建物がある）にも駐車場はあります。

花の木公園の建物は「釣り堀」「お食事」「宿泊」など幅広くやっているので、長篠堰堤の滝を見に来た際に寄ってみるといいと思います。料理が鮎、マスなど川の上流部分だからこそ！特に釣り堀があるのには驚きました。

長篠堰堤余水吐の風景（ナイアガラの滝）

川側の駐車場隅（自販機有り）から階段で降りていくことができますが、階段は少し急なので小さな子供連れファミリーやご年配の方などは少し先にあるスロープから降りていくのをおすすめします。

階段を降りると左手に釣り堀の池などがあり、看板の横を道なり（草などで少しわかりにくい）に進むと長篠堰堤余水吐の滝が見えてきます。

岩場や草などの道の先に通称ナイアガラが見えてきますが、くれぐれも足元に注意！事前にどんな所なのか調べていたので、滑らないようにレインシューズを着用しています。

【長篠堰堤余水吐の滝の様子】

滝というと縦に長いイメージがありましたが、ここにきてナイアガラと呼ばれている理由がわかりました。横に広い滝！

撮影している岩場から川までは高さがあり、迫力満点！水しぶきのマイナスイオンを浴びることができます。撮影日は気温３０度くらいの炎天下、滝の周りにくると水しぶきを浴びてヒンヤリと涼しくなりました。

ここから水がせき止められている日本三大美堰堤・長篠ダム（赤色の排水側）の背景と滝とのコラボが素晴らしいと思います。インスタ映えしそうなスポットで、写真好きな人ならこの絶景おすすめです！自然と滝がうまく調和していて、横に広い滝はそうそうないと思うので新城のナイアガラを是非体感してみてほしいです。

下流方面も背景は綺麗！豊川というと下流河口付近になるとかなりの川幅がありますが、上流部分だと比較的水量もないように見えます。ここから少し下流先で宇連川とも合流していて、他にも小さな川からあれだけの幅の豊川になるのを考えると胸熱です。

長篠堰堤・長篠ダムの風景

長篠堰堤余水吐から長篠堰堤・長篠ダム方面は一度釣り堀の池付近まで戻っていくことになります。

釣り堀の池には鮎？マス？どちらか分かりませんでしたが、花の木公園の公式HPを見ると「ニジマス」で料金を払えば竿、エサなどフルセットをレンタルでき釣った魚も料理してくれるそうです。観光で訪れた際に、釣り堀いいかもしれません！花の木公園の施設がどういう所なのか気になる人は下記公式HPで確認してみてください。

花の木公園公式HP

釣り堀施設の横を通り抜けていくと、赤色のダムになっている排水側が見えてきました。ここも近くに行くには、足場が岩場などで道という道がないので注意は必要です。

【長篠堰堤・ダムの様子】

ダム側に接近するのは足場が岩場のため注意！ダムでせき止められている滝は迫力もあり絶景を楽しめます。ダムという構造と滝のコラボもまた綺麗で、ダム好きからしたらもっと巨大な物を好むかもしれませんがナイアガラの滝のようになっている所がここでしか見られないポイントに見えます。

長篠堰堤余水吐側も綺麗に見ることができます。

長篠堰堤・ナイアガラの滝・長篠ダムにいった感想

新城のナイアガラと呼ばれているだけあり、横に広がる滝はここでしか見ることができなく、カップルから子供連れのファミリーまで幅広い年齢層に風景滝を楽しめる場所だと感じました。長篠堰堤という文字からはどういう場所なのか想像もつきませんでしたが、滝と風景がまた素晴らしく、滝付近ではマイナスイオンの水しぶきを思う存分浴びる事ができます！夏だけではなく秋など四季を問わず変わり行く季節の変化もまた絵になると思うので、新城市に観光で訪れた際や通るときにちょっと寄ってみるのもいいと思います。絶景を楽しめます！

次の記事では滝好きなら必見の新城市「阿寺の七滝」を紹介！長篠堰堤の滝からもそれほど時間はかからないので滝巡りする際やパワースポット好きにもおすすめです。