約2年間使ったASUSの格安スマホ「Zenfone go」のバッテリーが今年の夏に膨張しているのに気づき、バッテリーだけを新たに購入して交換してみたので、バッテリー膨張の1つの解決方法として参考にしてみてください。
コスパがいいことでも知られるzenfone goは、最近では1万円台で買える格安スマホ!2016年春にsimフリーモデルとして発売され、画面のサイズは5.5インチと比較的大きく、画面タッチなどもスムーズにヌルヌルと動く事から自分的にはお気に入りのスマホの1つ。OSがAndroid 5.1.1など若干最新型の格安スマホと比べるとスペック的に古くなってきているもののまだ現役でzenfone goは使える事から、スマホサブ機として格安simのイオンモバイルで使っています。
zenfone goは格安sim会社MVNOのmineoでマルチキャリア対応「ドコモプラン、auプラン、ソフトバンクプラン」機種としても知られる事から、キャリアから格安スマホに乗り換えた人も意外と使っているのではないかと思います。
バッテリーの膨張に気づいたきっかけ!
そのzenfone goの異変に気づいたのは、夏の暑い時期の事!最初はディスプレイの下部分が少し膨らんで浮いていたので、何かに当たった拍子にズレた?のかと思い押してみると元に戻ったのでそのまま使っていました。でもまた少しすると同じ場所が膨らむ状態になったことから、おかしいな?と思いバッテリーを見た所、膨張していることに気づきました。zenfone goは今のスマホ機種では少なくなってきているバッテリーが交換できるのも特徴で、カバーを外せばすぐにバッテリーを見る事ができます。
zenfone goのバッテリー膨張状況
画像はディスプレイ画面下が浮いていて、画面は割れていなくただ押し出されたような状態でした。こんなになるまで気づかなかったのはサブ機として使っていたのもあり、そこまで使用頻度は多くなかったのでバッテリーの寿命のような感じもしました。
色々な角度から見るとわかるように、良く見るとカバーも少し外れていました。浮き具合も普通では外れるような感じではないので、もし同じような状況に気づいたらすぐにバッテリーを確認することをおすすめします。
スマホの本体裏面のカバーを外すと、バッテリーがパンパンな状態!simやマイクロSDを外したりする機会もないのでカバーを外したのもスマホを購入してからひさびさでした。
この状況を見た時に思い出したのは、昔使っていた携帯電話「ガラケー」のバッテリーで、確かこんなようなバッテリー膨張を経験してキャリア店にいきバッテリーを交換してもらった記憶があります。バッテリーの寿命が来るとこんなような感じに膨張していたので自分的には意外と慣れていてあまり驚くことはありませんでした。
でもバッテリーがこのように膨張した状態だと危険なことから、放置せずにすぐに何らかの対処は必要!そこでまずしたのは、zenfone goスマホのメーカーASUSのサポートに電話で問い合わせることにしました。
ASUSのサポートに電話
ちなみに自分が購入したのは約2年前ということで、スマホの保証期間(購入日より12ヶ月間)は完全に切れている状態で問い合わせてみました。zenfone goのメーカーであるASUSのHPにはサポートという項目があり、電話対応もしているということで、メールではなく電話でバッテリーの状況を説明しました。
電話はガイダンスに従いそれぞれの目的にあった項目の数字を押すとサポートに繋がり、意外とスムーズ!混雑していて待つものだと思っていたので即繋がるとは思いませんでした。
問い合わせで聞かれる内容があるので事前にスマホの箱か製品保証書を手元に置いておくといいと思います。最初に聞かれる事は、下記の3つでそれを伝えると対応をしてくれました。
①名前②電話番号③スマホのシリアルナンバー(SNで始まる英数字)
サポートに電話した結果
とりあえず一通り説明をした結果からいうと、zenfone goのスマホ本体をASUSに送って検証(有料)してから修理なりバッテリー交換をするということでした。自分の場合はディスプレイが押されて割れていないのでバッテリーだけが欲しい事を伝えましたが、検証をするということで有料になるとのこと!有料の金額も丁寧に教えてくれましたが、購入したスマホの値段を考えると少しコスパが悪く感じたのでとりあえずだいたいの修理金額を聞いて電話を切ることにしました。
スマホのバッテリーだけを購入したかったことから、次にしたのはスマホを販売している通販サイト「AMAZON」で探して見る事に!以前zenfone goのスマホ本体を販売しているのを見た事があったので、もしかしたらバッテリーを単体で販売している?と検索をしてみました。
zenfone goのバッテリーを購入
Amazonで検索してみるとやはりバッテリー単体で販売していて、もしかしてと他の通販サイトの楽天ショッピングやヤフーショッピング、ヤフオクも見てみました。すると互換品が多い中、純正と書かれたバッテリーをヤフオクで発見!値段も手頃でこれならと購入してみました。
届いたzenfone goのバッテリー
左側が膨張した元のバッテリーで、右側が新品の購入したバッテリー!元々ついていた物は若干白色の文字が色あせていて、QRコードの下の年月日は2016年と書かれています。今回購入したバッテリーには年月日が2018年と書かれていました。
zenfone goのバッテリー(電池パック)型番は「B11P1510」。もし通販でバッテリーを単体で購入する場合は、バッテリーの右上に型番が書いてあるので、よく確認して適合しているか注意してみてください。
ちなみにamazonではバッテリー(電池パック)は互換品ではあるものの、充電器のセット品も販売されています。
ASUS ZenFone Go ZB551KL 交換用 互換バッテリー(電池パック) +充電器セット 充電器はUSB出力付き B11P1510
通販サイトで販売されているzenfone goのバッテリーは、意外と互換品が多いことから同じように膨張したりバッテリーの寿命(電池の減りが早くなった)などで交換する人が多いのかもしれません。需要が多いということは使っている人も多いということになり、格安スマホの中でも手軽にバッテリーを交換できるのもこのスマホのいい点だと思います。
最近のスマホはバッテリー交換が手軽にできないものが増えていますが、zenfone goはバッテリー交換が簡単!カバーを外せばすぐに交換することができるので、手順を念の為に説明。
zenfone goのバッテリー交換方法
スマホ本体裏面の左側(赤丸部分)に1センチくらいの溝があるので、そこにツメなどを入れて徐々にスライドさせるとカバーは外れます。強い力で一気に外そうとするとカバーが割れる可能性もあるので、ゆっくりと力加減を考えて徐々にカバーを外す感じでやってみてください。
バッテリーパックは下側を少し持ち上げるような感じで外れます。
新しいバッテリーパックの装着は+-の端子(赤い丸部分)が合うように上から装着!裏表間違えないように!
最後に逆の手順でカバーを装着すればバッテリー交換は完成です。おそらく初めて交換作業をしても簡単だと思うので、バッテリーパックの向きが間違えないか確認してみてください。
電源を押すと無事に起動しました。
バッテリーの膨張に気づいてからは、すぐにバッテリーを外して起動させていなかったことから、ディスプレイが少し浮いただけで済みましが、この手の場合、押されたことによりディスプレイが割れてしまう事も考えられるので、気づいたらすぐにカバーを外しバッテリーがどうなっているのか確認してみてください。
これでまたzenfone goを使えるようになりました!コスパも良くて互換品も出ていることから、OSがアプリやブラウザなどに対応しなくなるまでまだまだ使って行こうと思います。まさか昔使っていたガラケーと同じようにスマホのバッテリー膨張が起きるとは想定外だったものの、考えてみればメインで使っているスマホもすでにバッテリー寿命(電池の減りが早くなった)で交換しているので、その点からみると長くスマホを使うとバッテリー交換は必要にも感じました。
今回の記事では、バッテリーを購入して自分で交換してみましたが、ASUSではサポートも充実していて問い合わせる事も可能となっているので、あくまで1つのバッテリー膨張した際の解決方法として参考にしてみてください。