秋葉ダム・ダムカードを求めて愛知県内ダム巡り④(浜松市)

前の記事では愛知県内でも有名な宇連ダムを紹介!宇連ダムからさらに奥にある北設楽郡豊根村には天竜川水系の「新豊根ダム」がありますが、マップを見ると少し先の県境を超えると「佐久間ダム」がありどうせなら愛知県内だけでなく静岡県浜松市のダムに行く事にしました。本当は愛知県内のダム巡りの予定でしたが、比較的近くにあるのと佐久間ダムの写真を見て決心!

佐久間ダムを調べていると、ダムカードはすぐ近くの佐久間電力館で配布されていて休館日(毎週月曜・月曜が祝祭日の場合は火曜日)があることと天竜川下流にある秋葉ダムのダムカードも一緒に配布していることが分かりました。佐久間ダムに行くと2枚のダムカードがゲットできるのは魅力で、ダムの写真を見ても規模が半端なく、巨大な建造物にすっかりはまってしまった自分にとっては行くしかない!(愛知県内ダムを巡るんじゃないんかいと思う人もいるかもしれませんが、巨大なダムを一度でも見たことがある人は分かってくれると思います。登山家が山を登る理由で、そこに山があるから!というようにそこにダムがあるから!)それで急遽、新豊根ダムを最後の予定で宇連ダムから一番遠い秋葉ダムに行ったので紹介します。

秋葉ダム→佐久間ダム→新豊根ダムの予定で1日に奥三河、浜松市天竜区の6つのダム巡り!今考えても結構ハードスケジュールで山道を車でほぼ走ったことがない自分にとって山道が意外と時間がかかる事を知りませんでした。結局最後の新豊根ダムは間に合わなくなり後日行くことになり、他の記事でも何度も言うようにダム巡りは時間配分はかなり重要!

秋葉ダムの管理所ではダムカードを配布してなく、佐久間ダムの隣にある佐久間電力館でダムカードを配布しているので、休館日の日時だけは間違えないように注意!後、向かう道中には工事区間が多く狭い道路をダンプカーが行き交うのでくれぐれもゆっくり安全運転で!

秋葉ダムの場所と駐車場

アクセス 静岡県浜松市天竜区龍山町戸倉周辺
駐車場 有り
その他 トイレ有り、飲み物自販機有り

秋葉ダムの場所は浜松市天竜区、天竜川のほぼ下流側にあり湖畔の道路沿いには春に桜が咲き花見スポットとしてもおすすめです。浜松市側から行く場合は、国道152号線を天竜川に沿っていくと秋葉ダムにほぼ道一本でいくことができますが、宇連ダムから行く場合はちょっと道が狭かったりする区間などもあるので重点的に説明します。

宇連ダムから秋葉ダムの行き方(アクセス)

道ルートとしては宇連ダムから国道151号→県道1号→国道473号→国道152号でたどりつきます。自分は152号のダム付近トンネルの中の道を知らずにダムを通りすぎてしまい、県道285号(湖の反対の道)からダム駐車場にたどりつきました。初めて行く人には国道152号ダム付近のトンネル内は注意して進まないと通り過ぎてしまいます。

宇連ダムから秋葉ダムまでの時間は約1時間ちょっと!秋葉ダムからダムカードがもらえる佐久間ダムには約30分くらい時間がかかるので、ここで往復約2時間くらいかかります。1日で6箇所のダムカードをゲットするには秋葉ダムに13時くらまでには到着したい所!かなり余裕を持って時間配分をしないと突然の工事で通行止めも考えられます。実際、佐久間ダムから新豊根ダムに向かう途中に工事で通れなくなっていた場所がありました。

【国道151号から県道1号線に行く分岐地点】

看板には佐久間・浜松方面、県道9号と書いてありますが、すぐに県道1号になり道なりに進みます。目印としては飯田線「東栄駅」を少し越えた辺りで、車屋さんの看板があります。

県道1号線は中央車線がない狭い道路もあり、佐久間ダム周辺まで三遠南信自動車道を作っているためダンプカーが頻繁に走っているので特に注意!

【県道1号線から国道473号線に】

県道1号線を道なりに進むと「錦橋」信号交差点を右折。看板には国道473号佐久間市街と書いてあり右手には大千瀬川が通っています。

国道473号線も中央車線がない道路が多く大型ダンプカーとすれ違うので注意!カーブも多いので常に先を見る感じでカーブミラーがあれば必ず見てゆっくりと走行!

道なりに国道473号を進むと、上の画像の佐久間方面に右折ポイントがあります。看板があるので比較的わかりやすいと思います。ここを右折すると川沿いを走る道路。

道なりに進むと、一時停止止まれの標識が出てきます。看板を見るとわかるように、ここを左折すると佐久間ダムにいけて、真っ直ぐ行くと国道473号!この辺工事をしているので少し複雑な道に感じました。少し行くとT字になる「中部」信号交差点があるので左折して国道473号を道なりに天竜川に沿って進みます。すると赤い橋が見えて来るので、橋を越えてすぐの「大井橋」信号交差点を右折、ここで国道152号になるので後は天竜川沿いをひたすらダムが見えてくるまで進みます。

ダムが見えたら注意!

秋葉ダムは国道152号のトンネル内の道を通って駐車場までいけます。トンネル内左折の看板を見たらゆっくりと走行!自分はまさかトンネル内に左折できるポイントがあるとは思っていなく、後でドライブレコーダーの映像を見て左折ポイントを知りました。

少し変わったトンネルで、ここを左折すると秋葉ダムにアクセスできます。初めて通った人だとまさかトンネル内にこんな道路があるとは思わなく、結構細いように見えたのでゆっくりと曲がらないと危険そうです。ダムを見ていると意外とトンネルを通る車が多く、止まれはどうなっているのか対向車が来たらどうするのか自分は通らなかったので不明です。

自分は通り過ぎてしまったので、さらに下流にある大きな灯篭?がある県道285号線(152号の反対側の道)まで行き逆側から駐車場までアクセスしました。でも結果的には写真を綺麗に撮れるポイントを見つけれたのでよかったと思います。

秋葉ダムには駐車場とトイレがあります。

駐車場内にある観光案内図を見ると、赤い丸の位置が駐車場で、矢印が自分が進んできた県道285号線です。ダムの側面図も書いてあるので、必見!

ダムの上は車が走行できるようになっていて、真っ直ぐ行くと国道152号があるトンネルです。

【ダムカードのもらい方】

駐車場側すぐに管理所がありますが、ここでは秋葉ダムカードをもらえません。秋葉ダムのダムカードは佐久間ダムの隣にある佐久間電力館の受付でもらえます。管理所の入り口にも張り紙がされていました。特に注意したいのが電力館の休館日と時間!

もらえる日時・9時~16時半

休館日・毎週月曜(月曜が祝祭日の場合は火曜日)12/29~1/3

※ただし8月は毎日開館

佐久間電力館ではインターホーンで職員を呼ぶとかではなく、館内に入ってすぐの受付の職員の人にダムカードのことを伝えると佐久間ダムカードと秋葉ダムカードをもらえます。秋葉ダムにいった写真などを見せなくてもダムカード2枚もらえたので、先に佐久間ダムに行って後から秋葉ダムに行っても問題なさそうです。

秋葉ダムの様子とスペック情報

【秋葉ダムから見た秋葉湖(天竜川)】

山々に囲まれてすごく神秘的に感じました。ダムがある場所はどこも湖畔が綺麗に見えて山が近いので絵になります。水量も多いように見えるので、奥三河ダム同様に今年は雨の量が多かったと思います。

【排水ゲートの様子】

ゲートは全部で8門、ダムの感じ的には新城市の大野頭首工の大きい版というイメージでせき止められているゲート付近を見ることが出来ます。

ローラーゲートと呼ばれる門で、ゲートの厚さがよく見えます。ゲートでせき止められている水を見るのは胸熱!もしダム巡りをするならゲートがどういう構造になって動くのか、門の厚さもダムによって違うのでそれぞれ違いを見るのも楽しいと思います。巨大な建造物だけに見所は満載のダム!

秋葉ダムのスペック情報
河川名 天竜川水系天竜川
型式 重力式コンクリートダム
ゲート ローラーゲート8門
堤高・堤頂長・総貯水容量 89m・273.4m・3470万m³
管理者 J-POWER
本体着工・完成年 1954年・1958年

【ダムから下流側の様子】

ダム排水側(天竜川下流)方面はゲート付近だと柵などがありうまく写真を撮れないので、トンネル付近まで行くとよく見えます。

排水ゲート付近から駐車場方面を見るとそのダムの長さが伝わると思います。ダムの上の道は結構交通量があり、生活道路として通っている人もいるようです。

秋葉ダムを綺麗に撮れる場所ポイント

写真好きな人ならどの角度からが一番ダム映えするか!インスタ映えするか気になると思いますが、しっかりとチェックしてきました。ほぼダムの高さと同じくらいの位置から撮れるのが下の画像の場所!

県道285号線ダム手前(赤丸付近)にちょっと開けた場所があります。ちなみにダムカードを秋葉ダムバックに撮るのと、秋葉湖畔の吊り橋の写真を撮る為に、後日新豊根ダム(時間が間に合わなかった為、後日いくことに)に行った帰りにもう一度いき、国道152号で浜松市側から帰りました。

ダムを見上げるように撮れる場所は、ダムから県道285号を100mくらい?下流側に進むと、川側に降りていける道があるのでそこから写真が撮れます。木などの障害物がないので、スマホ、一眼レフどちらも綺麗に写真を撮れると思います。

排水側ではなくゲートでせき止められている秋葉湖側は、駐車場付近の道路沿いに飲み物の自販機があるのでその少し超えた辺りで撮れます。おそらく152号線側よりも県道285号線側のほうが綺麗に写真を撮れるポイントが多いと思うので散策してみるのもいいかもしれません。

秋葉ダムのダムカード

秋葉ダムのダムカードは表面が8門ゲートが並ぶ排水側の画像で、よく見ると両隅のゲートが少し小さいように見えます。現地では全く気づかなかったので新たな発見!裏面にはダムデートとこだわりなどが書いてあります。本体着工と完成年は今から約60年前、巨大なダムを作る技術は当時どういう作り方だったのか気になります。今みたいな綺麗な国道152号があったのかわかりませんが、資材を運ぶだけでも大変そうに思います。

秋葉湖で見かけた吊り橋

ダム周辺の秋葉湖(天竜川)は両サイドに道路が通っていて、国道152号または県道285号を上流側に向かうと長いつり橋があります。自分は県道285号側からいきましたが、吊り橋は歩行者に見え普段こういう橋を見たことなかったので興味本位で寄ってみました。もしダム巡りをしていて時間があれば、佐久間ダム方面なので寄ってみるのをおすすめ!

かなり頑丈なつり橋!秋葉湖(天竜川)の幻想的な写真を撮りたいならここ!ダムとはまた違い、上流下流側ともに橋の上から絶景を楽しめます。少し高さがあり、揺れるので最初は怖く思うものの慣れれば大丈夫!風速強い日はかなり注意!

秋葉ダムに行った感想

宇連ダムから秋葉ダムを目指す場合は、道中の狭い道路に充分注意したほうがいいと思います。三遠南信自動車の工事をしていたので、これから何年後かにはもっと佐久間方面に行きやすくなると予想されます。自分が訪れた日はダム観光は誰もいなかったので、穴場的な場所に感じ意外と見所が多いのでおすすめに感じました。マップのダム付近を見ると「秋葉ダム湖畔千本桜」と書いてあり、春の花見に来るとまた違う風景も楽しめそうです。のどかな時間を過ごすにはもってこいの場所で、バイクのツーリングで行くなら風景と道路を楽しめそうでした!

次の記事では佐久間ダムを紹介します。来た道を戻る感じで佐久間ダムと佐久間電力館にいけるのでそれほど時間もかからなく、ダムの中では珍しい展望台からの眺めが絶景です!

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