岐阜県恵那市岩村町にある「日本一の農村景観」が見れる展望台に行ってきたので、どういう景色が見れるのか紹介してみたいと思います。岐阜県でも山よりに位置する恵那市岩村町と言うとNHKドラマ「半分青い」のロケ地として一躍有名になった場所となっていて、女城主の里「岩村城」があることでも知られている観光スポット。そんな恵那市に訪れたのは春の恵那峡に訪れたことがはじまりで、超有名桜スポットとしての見所豊富な様子を以前の記事でも紹介しています。
岩村城跡に訪れた記事
恵那峡の桜を見た記事
その恵那峡の帰りに寄ったのがB級スポット中のB級スポットでもある、日本一の農村景観が見れる展望台で、実は寄る予定もなく全く知らないスポットでもありました。そのB級スポットを知るきっかけとなったのが、半分青いのふくろう商店街と岩村城は今現在どれだけの観光客が訪れているのか気になった事からで、通りがかりに見ていると岩村城跡の道中である看板を発見！「農村日本一展望台」といういかにも寄ってみたくなるネーミングセンスを見た瞬間にいつ行くの？今でしょ！！と期待をはずませて案内板通りに行ってみることにしました。
今回紹介する展望台からの眺めは、オレ的観光スポットとしてはB級扱いになっていますが、見る人によってはこういう景色が好きな人もいると思うので、恵那市の有名観光スポットに行った後に休憩がてら少し寄ってみるのも有りな場所です。
農村景観日本一展望台の場所詳細
| 場所 | 岐阜県恵那市岩村町富田 |
| トイレ | なし |
| 駐車場 | 駐車スペースあり |
| その他 | 付近には乗馬クラブ有り
桜花見スポット有り |
日本一の農村景観が見れる展望台の場所は、半分青いのロケ地商店街や岩村城などがある岩村町のメインから、国道３６３号（はなのき街道）をひたすら中津川市方面に向かった道路沿いにあるので、初めて訪れてもアクセスはかなりしやすい場所に感じました。ちなみに岩村城跡付近にある案内板から行くと、看板の設置箇所が途中でなくなっていたりと少し迷子（行くのをやめて帰ろうかと思った）になってしまったことから、国道３６３号から行くのをおすすめします。
国道沿いの目印になるのが右側の看板！比較的新しい看板が設置してあるのでわかりやすいです。
【駐車スペースの様子】
少し細い山道を登る感じの場所には石垣の駐車スペースが確保されていて、訪れている人達は某有名会社の看板が付いた営業車（映らないように配慮）や名古屋ナンバーの観光客だったことから、ちょっと出先で寄り道や知る人ぞ知るスポットに見えました。
ちょうど到着した時にカップルが展望台から降りて来る所で、次は岩村城に登ると聞こえた事から、どうやら岩村町メインの観光に来ている様子。恵那市は意外と範囲が広く、山あり川あり湖ありと春シーズンには阿木川ダム湖や恵那峡の桜花見スポットが有名となっていて、観光で訪れる場合は色々と見所がある場所でもあります。
その中のB級観光スポットがここ！
訪れる時の注意点
展望台は少し小高い場所になっていて１００段くらいある階段を登って行く事から、観光する時の靴ではなく運動靴でないと足をくじいたりする原因になると思うので、特に女性のヒールはかなり注意が必要です。
展望台からの農村景色
階段を登った頂上付近にあるのが展望台で、ここが農村景観日本一の風景が見れるポイント！駐車スペースからは一直線に階段を登るだけで約５分もあれば登ることが可能です。
展望台の様子
展望台はウッドデッキ状の造りとなっていて、休憩が出来るようにベンチ完備。机には観光スポットらしく日記帳的などこから来たのか感想を書くノートが完備されているので、どういう目的で来ている人が多いのか見るのもこれからの観光スポット巡りにいいかもしれません。
そして気になったのがテーブル中央にある「金の儲かる鐘」、ちょっとした観光スポットに行くとよくある鐘のようにも見えますが、鳴らすチェーンにヒモで５円玉が結ばれている方式の為、ここならではの鐘を鳴らしてみるのも有りです。一瞬見た時はインスタ映え狙いのカップル用として幸せの鐘のように見えたものの、他とは違っているのは特徴かもしれません。
展望台から農村景観の様子
展望台からは後ろに木々が生い茂っている為に３６０度のパノラマとはいきませんが、岩村城方面から岩村町の街中まで広範囲に農村地帯が広がっているのが確認できました。ただ絶景ロケーションとは少し違っているので、展望台からの眺め的には農村地帯の風景をのんびりと見てゆっくり過ごす場所に適しているように感じます。
静岡県の磐田市や島田市で見れる一面お茶畑の光景の農村バージョンという感じで、ゆっくりとした空間が流れるスポットが好きな人ならここはもってこい！
【展望台から全体をパノラマ撮影した様子】
撮影はこの写真だけアイフォンのパノラマ機能で撮影していて、広範囲をはっきりと高画質で撮れる事から部分的ではなく全体を撮りたい場合は、パノラマ撮影するとうまく撮れると思うので、スマホ撮影する時の参考にしてみてください。最近の新型アンドロイドスマホやアイフォンは驚くほどカメラ機能が充実しているので、一眼レフやミラーレスなどの本格的なカメラを持っていなくても十分綺麗な写真が撮れます。
農村地帯を眺めれるだけでなく、展望台周辺には桜の木が多数植えられているのもここの特徴となっていて、春の季節に来るとちょっとしたお花見スポットにもいいと思いました。
滞在時間は約３０分、そこまで長くはいなかったものの日本一の農村景観と桜を眺めることができたのでちょっと寄ってみて良かったスポットでした。
農村景観日本一の風景を見た感想
岐阜県恵那市岩村町の日本一の農村景観を眺めた感想は、絶景ロケーションスポットとは違っている事から少しインパクトにかけるものがありますが、岩村城やその城下町として栄えた街並みを遠くから眺めれる点はなかなかのもの！景観的には農村地帯がメインになるので、写真撮影スポットや自然豊かな風景を見るスポットとして訪れると楽しめると思います。また場所が場所だけに昔の風景を基調とした映画やドラマの撮影スポットとしてもいいかもしれません。
ちなみに「農村景観日本一」の称号は、現地の看板によると昭和６３年に環境問題を研究しているとある大学教授から頂いたものらしく、当時はマスコミが報道して一躍脚光を浴びたようです。今風でいうとSNS映え（インスタ映え）の有名スポットに通じるものがあり、昔は娯楽が少なく観光スポットに集中していたことを考えると、今現在がいかに色々な物に満たされているのかよく分かるので、時代は変化してもこれからもずっとこの景観が続けばと思いました。（うまくまとめたつもり）
オレ的B級観光おすすめ度
★★★★☆
有名観光スポットとは違いB級スポットとして訪れるなら有りな場所となっていて、車でドライブやバイクのツーリングなどちょっと寄る場所にはピッタリ！観光スポット巡りをしてその町独特の風景をみたいならここはおすすめなので、ゆっくりしながら農村景観を眺めてみてはどうでしょうか。国道沿いな点からアクセスはしやすいです。
