マドレーヌを作ってみたのでレシピなどを紹介してみたいと思います。マドレーヌと言えば洋菓子の中でも王道的なお菓子の1つで、名前を聞いただけでもバター風味あふれる焼いたケーキが連想できてしまうほど馴染みのあるお菓子!簡単に作れるのも特徴で、料理初心者の自分が初めて作ってもおいしく仕上がったので参考になればと思っています。
マドレーヌはお菓子作りの中でも難易度はかなり低いことから、同じように初めてお菓子作りをする人にもピッタリ。子供のおやつとしてパーティーのお菓子としても紅茶を飲みながら一休憩する時など、どのシーンにも合うお菓子だと思うので、作ってみてはどうでしょうか。
マドレーヌの材料・用具
マドレーヌの材料(カップ5個分)
薄力粉 | 50g |
砂糖 | 40g |
無塩バター | 50g |
卵 | 1個 |
ベーキングパウダー | 4g |
レモン汁
(濃縮) |
小さじ半分 |
今回マドレーヌを作る為にスーパーで購入した材料は無塩バターとレモン汁で、後の材料は料理を作った時に余っていた物を使いました。中でも無塩バターはスーパーのバターコーナーでも種類が少なく、良く見ないと塩があるなし気づかないのでチェックは重要なものの、後で普通のトーストなどに塗るバター(塩含む)で作ったところ、そこまで変化ないように感じたので、無塩バターがない場合は普通のバターでも代用できると思います。
砂糖に関してはグラニュー糖を使う人もいますが、甘すぎるのが苦手な人やダイエットしている人は砂糖40gよりも若干少なめで作るのをおすすめします。
マドレーヌ作りに使ったキッチン用具
- ボール
- 計量器
- 軽量スプーン(大さじ・小さじ)
- ホイッパー(しゃかしゃか混ぜる道具)
- ゴムヘラ
- レンジ対応タッパ
- ケーキ用カップ
今回のマドレーヌ作りはグラム数が大事ということで、薄力粉、砂糖、バターのグラム数を計る時はキッチンペーパーの上にのせて計量器をフル活用しました。そして粉物を混ぜる時はゴムヘラを使うようなので、100円でお馴染みのダイソーに行ってみると、マドレーヌを焼く時に使うカップも売っていました。
※ちなみにホイッパーと計量器以外は全部ダイソーで売っている物です。
ダイソーのマドレーヌ専用のカップはサイズが色々とあり、弁当に入っているような薄いアルミのカップとは違い、マドレーヌ用は少し厚いアルミとなっていて、小判型と丸型があったのでどちらも購入してみました。ダイソーには何でも売っているのをつくづく感じる事に!キッチンコーナーにはほとんどのキッチン用品が売っているので、ない物を買う時に重宝しています。もしゴムヘラがない場合は、マドレーヌ5個分くらいなら混ぜる機械のホイッパーだけでもよく混ぜればなんとかなるので、倍の量を作る時は用意したほうがいいと思いました。
マドレーヌ作り方
マドレーヌ作りは主に材料を混ぜるだけで、後はオーブンで焼くだけなことから、時間的にはオーブンの待つ時間のほうが長く、自分は軽量に時間がかかってしまったので全部で1時間くらいかかりました。料理作りに慣れている人ならおそらく40分もあれば出来ると思うので、どれだけ手際よく材料を用意できるかで時間は変わってくると思います。
誰でも出来るマドレーヌ作り開始!
最初にする事は材料の軽量から!薄力粉、砂糖、バターのグラムをそれぞれ測り、無塩バターは固形になっているのでタッパに入れて電子レンジで溶かします。
固形になっていたバターが液体になるまでは約1分くらい(レンジのワット数でも違うので徐々に)!電子レンジで溶かした後はタッパのフタをあけると熱い湯気が出てくるので注意が必要です。
材料を混ぜる!
①卵に砂糖を入れてホイッパーで良く混ぜる
材料を混ぜる順序はレシピによって違っていて、粉類は混ざりにくい事から色々な順序があると思いますが、自分はこんな順番で混ぜ合わせてみました。
※混ぜている時にオーブンを180度くらいで予熱しておいて、作業をします。予熱はどのレシピを見てもしていることから、マドレーヌ作りには重要な事かもしれません。
②薄力粉を入れて混ぜる
粉類の中でも薄力粉が一番混ざりにくい感じがしたので、少しずつ入れて混ざりあったらまた入れるを繰り返すとよく混ざるように感じました。混ざりあうとかなり粘り気が多い気がして、もっと水系がいるのではないかと不安になりますが、これで大丈夫!
③ベイキングパウダーを入れて混ぜる
自分が使ったベイキングパウダーは一袋5gで小分けされていて、少し余るくらいの4g入れています。ケーキ系のお菓子を作る時に使うのがベイキングパウダーで膨らみを出す効果があり、パン作りにも使われているようです。ベイキングパウダーを購入したのは、カレーのナン作りをする為で、何度も作って完成させてはいるもののまだ気に入るナン(インドカレー屋さんで出てくるようなナン)が完成していないのが現状です。
④ポッカレモン汁を入れる
ポッカレモン100は濃縮還元されていて、レモンジュース系かと思い少しなめてみた所、レモンが凝縮されているようでジュースなどとは別物に感じました。これがマドレーヌの隠れ味になっているようにも感じますが、入れる量はそれほど多くないです。
⑤液体になったバターを入れて混ぜる
最後にバターを入れてみましたが、混ぜ合わせても生地の粘り気はかなりあります。
⑥カップに生地を入れる
ホイッパーでこれでもかというくらい生地を混ぜ合わせた後は、ダイソーのマドレーヌカップを用意して入れていきます。
カップの7分目くらいまで生地を流し混むとオーブンで焼いた時に膨らみがちょうど良く感じました。もしチョコチップなどを入れる場合はこの段階ではなく少しオーブンで焼いた後(硬くなった時)に入れるとマドレーヌの表面にチョコが浮かびあがります。これは今回は元祖マドレーヌ作りとして紹介していますが、今後アレンジしたマドレーヌも記事で紹介していくつもりで、チョコチップを入れたバージョンを何度か作ってみた結果からです。
⑦オーブンで生地を焼く
オーブンに入れて生地を20分くらい焼きます。分数と焼きあがりの状態はオーブンレンジの種類によっても違うと思いますが、自分のオーブンの場合はケーキというジャンルがあってそれで焼いて見た所、こんがりと仕上がりました。もし見た目の焼き具合があまいと思ったら、後5分くらい焼いて生地の様子をみるとうまく仕上がると思います。
約10分くらいするとバターと砂糖の甘いおいしそうな香りがしてきて、焼き具合を5分おきくらいに見てみました。
完成したマドレーヌ
膨らみ具合も完璧で、色合いもかなりおいしそうに完成したマドレーヌは甘いイチゴドリンクが合いそうだったので食べる時にチョイスしました。
料理もそうですが、完成したからといって適当な器に入れてしまうと、おいしそうな物が台無しになってしまいます。器1つとってもランチョンマットにしても少し気を使うとおいしそうな物が倍おいしそうに見えるので、自分用でも工夫してみてはどうでしょうか。自分は写真を撮る為にも角度も結構重要視していて、いかにおいしそうに見えるかSNS映えみたいな感じで写真を撮っています。それだけ食べ物の見た目というのは背景もおいしさに含まれるということかもしれませんね!
マドレーヌを作って食べた感想
今回は初となる洋菓子のマドレーヌを作ってみましたが、材料を混ぜれば後は焼くだけなので料理初心者でも超簡単に作ることができました。見た目も元祖マドレーヌそのまんま!焼き加減さえ間違わなければ、おいしいマドレーヌが家で作れてしまいます。食べた感想は、外はサクサク中はしっとり感が伝わりベリーGOODをあげたいくらいの出来でした。また焼きたては香りがとにかく良くて、甘いバターの香りはお腹がすいてなくても別腹にはいってしまうほどおいしそうな事から、食後にも向いているように感じました。
手際のいい人ならもっと短時間で簡単に作れるマドレーヌ!子供のおやつにもぴったりなので作ってみてはどうでしょうか。
ちなみにジャムを入れるとどうなるのか?冷蔵庫にはいっていたブルーベリージャムを生地に入れて焼いて見た所!こんな結果になりました。
一見ブルーベリーを生地に入れると紫色になって風味もおいしそうに感じるかもしれませんが、見た目と食べた結果からいうと、ブルーベリージャムはマドレーヌには向いてないように思いました。数あるレシピの中にはオレンジジャムなどを入れて作っている人もいて、フルーツジャム系ならなんでもよい訳ではないので、またマドレーヌをアレンジして作ってみたいと思います。アレンジしておいしいマドレーヌが出来たとき(すでに試作品は何度か作っている)はまた記事で紹介してみるので参考にしてみてください。