前の記事では大島ダムを紹介しましたが、大島ダムとセットで訪れたいのがすぐ近くにある「宇連ダム(うれだむ)」です。愛知県の奥三河・新城市には豊川と宇連川が合流する部分があり、宇連川の上流部分にあるのが宇連ダム!鳳来湖の水を調整していて、宇連ダムというと東三河地方の人なら聞いたり、貯水率状況をテレビ新聞などで見たことある人もいると思います。特に中日新聞(東三河版)では宇連ダムと大島ダムをメインに調整池などの貯水率を掲載していて、人々の暮らしにも密着しているのがよくわかります。
その愛知県東三河地方で比較的メジャーな宇連ダムを見てきたので紹介!特にダムの排水ゲート側をどこから見ると綺麗に見えるかなどもチェックしてきたのでこれから行く人の参考になればと思っています。オレ的には車で行くのもいいですが、奥三河はバイクでツーリングでいくのがおすすめ!
宇連ダムの場所と駐車場
アクセス | 愛知県新城市川合字大嶋周辺 |
駐車場 | 有り |
その他 | 管理所にトイレ有り |
アクセス方法は国道151号を新城方面の場合、「名号」信号交差点と橋を越えてすぐにY時になっている場所を左の道(鳳来湖方面看板有り)県道424号に入っていきます。少し行くと鳳来東小学校などの看板が出てくるので左折、道なりに県道424号を進むと宇連ダム管理所がある駐車場につきます。遠方から来る場合は、新東名高速道路「浜松いなさ北IC」で降りて三遠南信自動車道(無料)をつきあたりまで行く(2017年8月はそこが自動車道のつきあたり)と国道151号「名号」交差点に出れます。そこからは新城方面と同じようにいきます。遠方からや浜松方面からでもアクセスがしやすいので、奥三河に観光に行くのにももってこいです。
大島ダムから行く場合は、県道519号を道なりに進むと国道151号「名号」信号交差点に出れます。大島ダムから宇連ダムまでの時間は約15分くらい!
151号線から県道424号に入るY時分岐地点が上の画像の場所で、鳳来湖、宇連ダムなどの看板が出てくるのでここを左に入っていきます。
県道424号を左に曲がって道なりに進むと宇連ダムに!鳳来東小学校などの看板有り。
管理所がある建物の隣が駐車場になっています。トイレは建物入り口左側に有り。
【ダムカードのもらい方】
建物入り口の真ん中(赤丸の場所)にインターホンがあるので押して、ダムカードくださいと伝えると職員の人が来てカードを配布してくれます。大島ダムに行った人は、それを伝えると大島ダムカードもくれるのでここで2枚ゲットできます。
配布日時
8時半~17時(土日・祝含む)
【ダムの入り口付近】
入り口付近には豊川用水の流れなど観光案内板があり、その横には県道424号が通っていて鳳来湖を周遊できるようにもなっています。鳳来湖畔にはキャンプ場もありますが、時間配分があまりなかったので行くのを断念しました。
宇連ダムの様子とスペック情報
時間内ならここのゲートが開けてあり、ダムの排水ゲート付近を見ることが出来ます。宇連ダム観光で思った事は、以外と小さい子供を連れた家族やカップルが多い!奥三河の観光スポットにもなっているようで、巨大なダムは見ごたえあり!
【鳳来湖の様子】
ダムの上からは鳳来湖の様子が山々に囲まれて絶景を楽しめると思います。大島ダムと同様に結構貯水量があるように見えました。
【ダム排水ゲートの様子】
宇連ダムは排水ゲート「鋼製ラジアルゲート」3門を柵ごしの上から見ることができます。胸熱!せき止められている水のゲート付近がどうなっているのか?ダム好きなら気になる部分だと思います。例えるとアニメ「進撃の巨人」の高い壁の先がどうなっているのか?に近いようにも感じ、ダムに来たら排水ゲートがどういう構造になっているのかも必見!※見えないダムの場合、柵から乗り出したりしないように!大島ダムだと排水ゲート(水がせき止められている部分)が見えなかったので自撮り棒にスマホをつけようとも思いましたが、落とすといけないので辞めました。
宇連ダムのスペック情報 | |
河川名 | 豊川水系宇連川 |
型式 | 重力式コンクリートダム |
ゲート | 鋼製ラジアルゲート3門 |
堤高・堤頂長・総貯水容量 | 65m・246m・2911万m³ |
管理者 | 水資源機構 |
本体着工・完成年 | 1949年・1958年 |
宇連ダムもかなりの高さがあり巨大な建造物、本体着工から完成までの期間は9年かかっていることからその大きさが分かり、半世紀前の当時の技術でここまでの大きさの建造物を山の中に作ることは相当大変だったんじゃないかと思います。
【排水側の下流の様子】
排水側のすぐ下には施設を建てている最中でした。排水ゲートから下は写真では意外と近く見えますが、かなりの高さがあり、巨大な滑り台のように見えるもののかなり鋭角になっています。
宇連ダムを綺麗に撮れる場所ポイント
せっかく観光で宇連ダムに来たなら写真を撮りたい人もいるはず!そこでどこがオレ的に一番いいポイントか色々散策して見たので参考にしてみてください。上の写真の排水ゲート側を斜めに撮った場所は管理所がある駐車場からで、他に訪れている観光客も駐車場から写真を撮っている人が多かったです。
宇連ダム下からのアングルが撮れる場所が上の画像の左上部分にある赤丸部分場所。ここに行くには少しダムから戻らないといけなく、県道424号のY時分岐から下に降りていく感じの道を進むといけます。
【Y時分岐地点】
上の画像がダムから少し戻った県道424号のY時分岐地点で、ここをダム側に進むと施設を建てている工事中付近までいけますが、少し道が狭いので注意!橋までいってしまうと行き過ぎです。
工事中の柵がしてありこれ以上は先に進めないものの、下から宇連ダムを撮ることができます。スマホだと限界があるので、一眼レフなら充分綺麗な写真が撮れると思います。巨大なダムは写真映えすること間違いなし!SNSインスタ映えする写真としてもいいかもしれません。
定番の宇連ダムを背景にダムカード撮影!自分的にはダムに来たらこの撮り方をしたい所ですが、他のダムではダムカードと一緒に撮ることができない(カードの配布場所が離れているなど2度いかないといけない場所有り)場所もあるので貴重な記念です!
宇連ダムのダムカード
宇連ダムカードは表面が排水ゲート側水を放流している様子、裏面はダムデータとこだわりなどが記載されています。表の写真は下からダムを見上げているので、綺麗に写真を撮れる場所ポイントからでも一眼レフなら撮れそうに見えます。
宇連ダムに行った感想
宇連川の上流部分に位置する宇連ダムは湖畔も綺麗で背景と巨大なダム建造物を楽しめます。時間帯のせいかダムの中では一番観光客が多くいた場所で、高い場所から見る風景を是非おすすめです。宇連ダムの貯水率を見ても今年は節水などなさそうで、水のありがたみを感じれる場所に思いました。夏だとダムから県道424号を進んで鳳来湖キャンプ場や付近にある愛知県民の森キャンプ場でキャンプするのもいいかもしれません。
次の記事ではさらに国道151号を山奥に進んで、愛知県越えの静岡市浜松市にある秋葉ダムを紹介!何故その手前にある新豊根ダム、佐久間ダムからいかなかったのか訳も紹介していきたいと思います。